初めての
難しいです(´゜ω゜`)
「んっ…」
「やっと、目覚めた?」
「お、おう。ここは?」
「宿屋よ」
「なん…」
なんでと言おうとした所でふと言葉を切った。
そうか、俺は負けたんだった
宿屋まで運んでくれたんだろうな
「お、おい。緩凪、悪かったな。あ、ありがとう」
「あら、本当にそう思ってるのかしらー?止めた時無視したくせに」
「なっ…あ、謝ってるだろ!悪かったと思ってるよ」
「そう。なら、これから私がする事にも何の文句も無いわね?」
あぁ…心配させたんだ。ビンタとかかな。まぁ仕方ないな
「あぁ」
「言ったわね」
俺は自分の軽率な判断を後悔した
「んっ……んんんん!!!???」
一瞬何が起きたか全く分からなかった。思考がその事象に追い付いた時、事の異常さに気がつき緩凪をはねとばす様に押した
「ばっ!バカかお前!?何してんだよ!!」
「何ってなーにー?」
こ、こいつ
「分かってんだろ?!」
「んー、、。こゆことかなぁ?」
「んっ…あっ、、。ま、ま…って」
き、キス何て男の時でもした事ないし、今俺どんな顔してんだ?
キスの音はとても生々しくイヤらしい音を奏でていた。1度も感じた事の無い快感に身も心も持っていかれそうになる。
「だ、、ダメッ…だ」
「んー?どうひて?私にどんだけ心配させらと思ってるのー」
「そ、それは…んっ」
「きもひよさそうな顔してるよ?」
うそ…してない。初めてだし気持ちよくなんかない。自分が分からなくなっちゃいそうな怖さのが強いっ!!
なのに…身体は燻っていたものが今にも弾けそうな位疼いてる…。
「でも、そーだね。嫌ならやめよっか」
えっ…
「ごめんね、無理やりしちゃって。でも、私も物凄く怖かったんだよ?」
俺の思考はそんな事なんてどうでも良くなっていた
自然と口からこぼれた言の葉はすり抜けて逝くようにこぼれた
「い、いやぁ、やめないでぇ、き、、キス…して」
「そっか、いいんだ」
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やけに明げな陽光が窓からさし可愛い顔を照らす
「ん。はぁ〜、ん。俺いつの間にか寝てたのか」
「おはよー!」
やけに艶が良くいつも以上に元気な緩凪を横目に時間を確認した
「はょ。結構寝ちまってたみたいだな。わり」
「んーん。いいんだよー!昨日遅かったしね。うふへふへへ」
こいつが気持ち悪いのは今に始まったことじゃないが昨日、遅かったか?んーーーーーーーーーー。ダメだ全く思い出せない
「なぁ、昨日何かあったのか?」
「えーーーー!!覚えてないの?!あんなに可愛かったのに。まぁ、いいっか」
え、なになになに気になる気になる
「な、何があったんだよ!」
「そんな事より今日は昨日の件でギルドから呼ばれてるからね」
き、昨日の件…。
「ま、まさか…」
「そぅ、喧嘩売った件だよー!」
「おやすみ」
「させません」
「や、やめてくれぇぇぇぇぇえええええ!!!!!お、俺が悪かった悪かったからああああああ」
「悪いと思うなら行こうね〜ふふふ」