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初めての

難しいです(´゜ω゜`)

「んっ…」

「やっと、目覚めた?」

「お、おう。ここは?」

「宿屋よ」

「なん…」

なんでと言おうとした所でふと言葉を切った。

そうか、俺は負けたんだった

宿屋まで運んでくれたんだろうな

「お、おい。緩凪、悪かったな。あ、ありがとう」

「あら、本当にそう思ってるのかしらー?止めた時無視したくせに」

「なっ…あ、謝ってるだろ!悪かったと思ってるよ」

「そう。なら、これから私がする事にも何の文句も無いわね?」

あぁ…心配させたんだ。ビンタとかかな。まぁ仕方ないな

「あぁ」

「言ったわね」

俺は自分の軽率な判断を後悔した

「んっ……んんんん!!!???」

一瞬何が起きたか全く分からなかった。思考がその事象に追い付いた時、事の異常さに気がつき緩凪をはねとばす様に押した

「ばっ!バカかお前!?何してんだよ!!」

「何ってなーにー?」

こ、こいつ

「分かってんだろ?!」

「んー、、。こゆことかなぁ?」

「んっ…あっ、、。ま、ま…って」

き、キス何て男の時でもした事ないし、今俺どんな顔してんだ?

キスの音はとても生々しくイヤらしい音を奏でていた。1度も感じた事の無い快感に身も心も持っていかれそうになる。

「だ、、ダメッ…だ」

「んー?どうひて?私にどんだけ心配させらと思ってるのー」

「そ、それは…んっ」

「きもひよさそうな顔してるよ?」

うそ…してない。初めてだし気持ちよくなんかない。自分が分からなくなっちゃいそうな怖さのが強いっ!!

なのに…身体は燻っていたものが今にも弾けそうな位疼いてる…。

「でも、そーだね。嫌ならやめよっか」

えっ…

「ごめんね、無理やりしちゃって。でも、私も物凄く怖かったんだよ?」

俺の思考はそんな事なんてどうでも良くなっていた

自然と口からこぼれた言の葉はすり抜けて逝くようにこぼれた

「い、いやぁ、やめないでぇ、き、、キス…して」

「そっか、いいんだ」


☆━━━━━━━━━━LOAD━━━━━━━━━☆


やけに明げな陽光が窓からさし可愛い顔を照らす

「ん。はぁ〜、ん。俺いつの間にか寝てたのか」

「おはよー!」

やけに艶が良くいつも以上に元気な緩凪を横目に時間を確認した

「はょ。結構寝ちまってたみたいだな。わり」

「んーん。いいんだよー!昨日遅かったしね。うふへふへへ」

こいつが気持ち悪いのは今に始まったことじゃないが昨日、遅かったか?んーーーーーーーーーー。ダメだ全く思い出せない

「なぁ、昨日何かあったのか?」

「えーーーー!!覚えてないの?!あんなに可愛かったのに。まぁ、いいっか」

え、なになになに気になる気になる

「な、何があったんだよ!」

「そんな事より今日は昨日の件でギルドから呼ばれてるからね」

き、昨日の件…。

「ま、まさか…」

「そぅ、喧嘩売った件だよー!」

「おやすみ」

「させません」

「や、やめてくれぇぇぇぇぇえええええ!!!!!お、俺が悪かった悪かったからああああああ」

「悪いと思うなら行こうね〜ふふふ」

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