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変化

「…て…お……て…」

 誰かが俺を呼んでる気がする。おて…?あ、ダメだ眠い…もーいいや…

「起きて。起きないと全身舐めまわしちゃうぞっ…うへうへへ」

「いや、こえーよ!?」

「あ、起きました」

 そりゃ、起きるだろーよ。。って、あれ俺自室にいたはず…

「そんな所で寝てると危ないですよ〜全く襲われたらどうするんですか」

 いや、明らかに襲おうとしたの貴方だよね?!

「あ、あのどちら様で?」

「あら、名前を聞く時はご自身から言うべきでは?」

 それもそうか…

「俺は(たか) 詰根(きつね)だよろしくな」

 何か声たけーな。まぁ寝起きだからか?てか、ここどこ

「お、女の子なのに…俺っ子…うへうへh...んっんん。私は緩凪(かんなぎ) (こう)よ、よろしくね」

 何か前半何か変な事言ってたな…ヤバイ子かな。。

「よ、よろしく」

「それじゃ、私は行くわね」

「ど、どこにだ?」

「決まってるじゃない、ここから数キロ離れた街よ。ほらあそこに見えるでしょ?全くねぼすけさんね」

 街??ここ俺の自室だよな?夢か??

「お、おう。ごめんな。そんじゃまた」

 良く分からない奴だったなー。可愛かったけど。。

 さて、目覚めるか…。

「っれ、足つねってて痛いけど景色変わんねーな。てか、足とか手とか細くなってね?元々細かったけど。こんなもんか?」

 んーよう分からん、とりあえずあの街に行ってみっかな



「うわーでっけー街だな。おっ、美味そうな匂い〜」

 よくできた夢だな〜

『そんでよー何かアーメノサギリとか言う神がさらわれた何て事をギルドの連中か何かが言っててよー神なんかいる訳ねーのにな』

 うわー下品な大笑いだなー。てか、夢でまで神やら何やらかよ俺やべーな

「ちょいと、あんた」

 ん?俺か?

「な、なんですか?」

「これ、あんたに渡せって荷物が届いてんだけど、はい。確かに渡したからな」

 は、はあ?と、とりあえず渡されたは良いものの、質量感とかしっかりし過ぎじゃない??

「えーと、誰から?」

「差出人は不明だよ、置き手紙と一緒に置いてあっただけだから」

 えーなんだよそれー俺あてじゃ無いでしょ

「多分人違いでは?」

「いやいや、この荷物を見つけてから3日後の8番目にきたお客様に渡せって書いてあったから間違いでは無いよ」

 なんだそりゃ。まぁとりあえず手紙みたいなのあるみたいだし読んでみるか。

 《はじめまして、詰根さん。まず、鏡を見て下さい…》

 鏡?なんでだ?まぁいっかえーと鏡はっとおっあったあった。店の外かーダルいなぁまぁ良いか

「あれ、俺写ってないんだけど?てか、この人俺と同じ服着てるやん。センスイイっすね!てか、俺と全く同じ動きしてるんすけど何か様ですか?」

「ママーあのお姉ちゃん鏡の前で1人変な事してるよー?」

「しっ!ダメよ!見ちゃダメ!!」

 え、なに。俺の事?えーでもお姉ちゃん言ってたしなぁ

「手紙読むか…」

 《…女の子ですよ。貴女は。…》

 んんっ??

「貴女の事ですよね?」

 あれーおかしいなー鏡の子の事だよね?

 まさかねー俺が女の子になってるなんてねー…はは

「んだとぉぉぉぉぉぉおおおおおお!???!」

 《…現実です。受け止めて下さい。それで、ここからが本題です。貴女をこの世界に読んだのは私です私は恐らく数日以内には幽閉されるでしょう。助けて下さいね、最強と唱われているのですから余裕でしょう!》

 いやいやいやいや、まてまてまて?

 まず、受け止めきれねーよ?

 だって17年間連れ添った相棒いねーし?

 まだ卒業してねーし?何とは言わねーけど?

 できないだけじゃなくてしないだけだし?

 いやいや、そうじゃなくて、無くなっちゃってるんですけどぉぉぉおおお??!!

 夢の胸はあるけどねぇぇぇえええええ!

 …ッチクショウ!ウレシイノカカナシイノカ分かんねーよ!

「いや、てかお前誰だよ!」

「へ?私?だーかーらー緩凪ちゃんだよ?」

「うわっ!?びっくりしたぁ」

「うわっ。って失礼だなーそれより、どうしたの?」

「どうしたもこうしたも卒業しそこねたんだよ!」

「卒業?」

 おっと、俺とした事がつい心の声が

「いや、違うんだ。助けてと言われてるんだが誰か分からなくて」

「何て言われたの?」

 余計な所は省こう

「幽閉されるから助けて最強くん。と」

 おっと最強がつい入ってしまったよ…ふっ

「幽閉…?貴女、何を知ってるの?!言いなさい言わなきゃ斬るわよ!?あっ…ダメ可愛い子は…くっ」

 やっぱりこの子変だ…

「何を知ってるも何も俺も意味分かんねーんだよ!」

「あ、あらそう。ごめんなさい取り乱して。」

 分かってくれたみたいだ…

「な、なんだ?!」

 手の甲が暑い…光ってて見えないし…え、なに死ぬの?

「あ、貴女それ…」

 え?どれ?

「うわぁ、綺麗な紋章だな、なぜ俺の手に?」

「お願いっ!一緒に救って!」

 え?なに急に!?

「アーメノサギリ様がさらわれたの。それで、さらわれる前にこの街でその紋章を持つものを頼りなさいって…」

 へーそーなんだー。それが、俺?いやいやいや。

「俺、救うとかできないよ?」

「でも、その紋章…」

 あーあーそんな泣きそうな顔で俺をみるな!

「分かった分かった!泣くなよ?!なっ?なっ?」

「ありがとうっっ」

「っても俺はどーしたらいんだ?」

 そう、何も知らないのだ。この世界も俺の状況も

「タルタロースって奴がさらったってってのは分かるの。だからそこまで一緒に旅をして欲しいの。」

 タルタロース、これまたすげーやつだな

「あーでも俺は何したらいんだ?」

「とりあえず貴女のステータスが知りたいわswを出してみて」

 え、sw…?なんだそれ

「え、えっとそ、それはいったい?」

「嘘…でしょ?貴女、冒険者でしょ…?ギルドの認定は…?」

「冒険者?ギルド?認定?…なんのこと?」

「…いくわよ」

 えっ、待って目怖いよ?引きずらないで?ドコイクノ?

「どこいくのって顔しないでくれる?…はぁ。ギルドに行くの。認定試験受けてもらうわよ!!」

 し、試験だと…!?!?

 俺がこの世で最も嫌いな存在ベスト10に入る奴だぞ!?こいつは今その、試験と言ったのか?

 嘘だよな、やめてくれ、連れてかないでくれ

 力つよっ?!えっ、ちょ、まっ……

「いっやぁぁぁぁぁぁぁああああああ」

どーなることやらᐟ( ˆᐤˆ )ᐠ

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