表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
赤い先導者  作者: ウサギ
flame in my heart
19/98

第18話[捕縛]

俺は魔装図形を出した。

「ウォーターマシンガン!」

 

マネルンは飛んできた水を全てかわした。

 

マネルンがかわした方向へ、ベニとセキが攻撃すると、マネルンはきつくなったのか、魔装武器を変え、攻撃をしてきた。

さっきと同じ花びらの攻撃だった。

 

セキは、今度は警戒していたため、全てをかわすか弾いた。

 

マネルンは「嘘⁉」と叫んだ。


コウは、マネルンにできた一瞬の隙を逃さず、魔装武器(銃)を撃った。

 

マネルンはコウの方へ振り向き驚いた。

 

「?」

コウの撃った銃は威力がわからないほど弱かった。


マネルンは笑ったあと、動こうとした。


が、動けなかった。

 

「全身痺れ弾だよ♪」

コウは余裕そうな顔で舌を出した。

 

俺は念の為、唱えた。

「バリア」

 

バリアは、マネルンを今度こそ包み込んだ。


マネルンは驚いていた。

 

俺はマネルンに捕獲魔法を使った。


――そして、俺達はマネルン捕縛に成功した。


ボスは、俺達を見て、いつも通りの笑顔のまま、上下に拍手した。

「マネルン捕縛おめでとう」


俺達は疲れていた。

 

(・・・このあと、旅館の温泉でゆっくりしよう・・・)

マネルンを拘置所に送ると旅館へ向かった。


ボスは、その場にある機械をいじった。

 

「・・・ここも管理場所に登録」

そう呟くとボスは、機械から手を離しその場を離れた。


 

旅館。

 

俺達は腰にタオルを巻いたまま、温泉に入った。

 

「あぁ〜疲れが取れる〜」

お湯になにかの成分が混ざっているのか、疲れが癒えてる気がした。

 

「あったけぇ〜なぁ〜」

コウは温度の加減を口に出していた。

 

「〜♪」

しばらくすると、コウは歌いだした。

 

ツバキが温泉に入って来た。

 

「あれ?セキはどうしたんだ?」

ツバキは一人いないことに気づいた。

 

「ああ、セキだったら外で鍛錬するとか言ってました」

 

ツバキは、「真面目だねぇ〜」と呟くと、俺達の横に入ってきた。

 

「で?コウは何を歌ってたんだ?」

 

「炎の闘志。

あつっくーもえ〜た〜

ほーの〜お〜がーい〜まを〜」

 

「ハハッ、コウ歌上手いな〜」

ツバキは手を左右に叩いた。


俺達は歌声を聞きながら周りの景色を眺めていた。



セキが一人、イメージ鍛錬をしていた。


ボスは密かにセキの鍛錬を見守っていた。

 

セキがボスの存在に気づくと、ボスはセキの元へ歩きながら言った。

「鍛錬、付き合おうじゃないか」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ