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新たなる武器を求めて

今回は鉱山に行くまでの道のりを書かれてます

シンは先ほどの老人に教えられた事をみんなにも話した

「まさかここに通行証を持っている職人がいるとはな・・・

 しかし問題は武器を直す為の鉱石が魔物の住処にあるって事か・・・」

カライの言う通り通行証を持っている人が見つかり

更に武器まで直してもらえるのは良い事なのだがやはり問題はその材料だろう

例の鉱石がある場所には巨大な魔物がおり危険な冒険になるのは間違いない

「それでも俺は行きたいんだ・・・!頼む!協力してくれ!!」

必死に頭を下げるシンの姿を見てもはや何も言えなくなってしまい

そんなシンにララが立ち上がってゆっくりと近づいていく

「顔を上げてください・・・私達はシンに助けられてここまで来られたです

 だからこそ今度は私達にシンを助ける手助けをさせてください」

ララは今だからこそ自分達がシンの事を助けたいのだと告げており

みんなも先ほどまでの顔とは違ってやる気に満ち溢れた顔をしていた

「となると今日はゆっくりと休んで明日に備えた方がいいかもな

 後は他にも色々と準備した方がいいか・・・」

みんなの結論が決まるとクロトが行く為の準備などをした方がいいと告げて

カライを連れて二人で鉱山に入る為の道具などを買いに向かった

「それじゃあ私達は食材なんかを買ってくるわね!」

そしてヒョウカもテンテコとマイマイを連れて無くなった食材を買いに向かう

「では私もこの周辺の地図を買ってきて鉱山の場所を聞いてきます」

最後に残っていたナオマサもまるで空気を読んだように宿を出て行ってしまい

部屋に残されたのはシンとララだけになったのだった

((・・・きっ気まずい・・・!!))

何故か恥ずかしい事を言ってもいないのに二人とも気まずくなっており

どんな顔をして相手を見ればいいのかを真っ赤になりながら恥ずかしがっていた

(・・・これはしばらく二人きりにした方が面白いかもな)



こうしてみんながら帰ってくるまで二人きりにされながらも一日が終わり

いよいよシン達は例の鉱石を取りにミエンで一番高い鉱山へと向かう

「地元の人の話ではどうやら鉱山に行く道中にも魔物が出てくるらしくて

 ここ最近では本当に誰も近づいてはいないらしい・・・警戒しろよ」

ナオマサが聞いた話ではどうやら鉱山の近くでも既に大量の魔物がいるようで

襲ってくる可能性が高く十分に注意するように告げる

「むしろそれくらいの方が歯応えがある

 それに魔物が沢山いれば教団の目を欺くのには十分な手段として使える」

しかしそれは同時に教団から目を眩ませるには良い手でもあった

流石の彼らでも魔物が多く生息している場所に行くとは思っていないだろうし

そこで情報が途絶えてしまったら何かあったと考えるのが普通

つまりそこへ行った時点でどこへ転ぼうともシン達に都合が良いのだ

「でも一番の目的はディパシーの武器を直すのに必要な鉱石だからな

 今は教団の事は考えても仕方がないしとにかく目の前の事に集中しようぜ!」

カライの言う通りあくまでも目的はディパシーの武器を直す鉱石であり

まだここで教団が何をしておりどこに潜んでいるのかも分からない状況では

むしろ考えないで行動した方がきっと良いのだろう

「それよりも私はその鉱山に住んでいると言われている魔物について知りたいです

 その鉱石を食べているという事は本体もかなり硬いって事ですよね?」

するとヒョウカが教団の事ではなくその鉱山にいると言われている魔物についてを聞く

確かにディパシーの武器を直すほどの鉱石を食べて生きているというのならば

本体もそういった特殊な体を持っている可能性が高く

一体どんな魔物なのか聞いてはいないのかを尋ねると

「残念だが最近ではその鉱山に近づく人間がいないし無事に帰ってきた者もいないからな

 一つだけ言えるのは巨人だったとしても油断は出来ないという事だ」

残念ながら魔物に関しての情報はなかったが巨人でも負ける可能性は十分にあるとの事



「そこまでの魔物がいるわけか・・・かなり苦戦を強いられそうだな」

クロトの言う通りそこまでの魔物が鉱山という狭い場所にいるのはかなり苦戦するだろう

「それに・・・どうやらここからもう魔物が出るエリアみたいだぜ?」

カライがそう告げると目の前から昆虫の姿をした複数の魔物が向かってきていた

「どれもこれも雑魚だが・・・数が多いな」

そこまで強い魔物はいないのだが明らかに数が多く面倒な感じではあった

するとヒョウカが馬車の前に出て何かを吹きかけると虫の魔物が倒れていく

「えっ?なんかすごい勢いで倒れていくんだけど・・・どういう事?」

シンは何が起こっているのか全く分からずヒョウカにどうなっているのかを尋ねる

「単純に虫が嫌いな液体をかけただけよ?まぁ・・・想像以上の効果だったけど」

ヒョウカの吹きかけた液体は何故か掛かってもいない虫の魔物すらも気絶させており

もはやこれは一種の災害なのではないかと思うほどの威力だった

こうしてどうにか虫の魔物を退けたシン達だったが次々と魔物がやってきた

次にシン達に襲い掛かってきたのは森の中にいる猿のような魔物だった

先ほどのように数は多くないのだが木々を使って素早く巧みに色んな物を投げて攻撃してきた

「まぁ・・・さっき以上に簡単なんだよな・・・物を投げられるだけなら」

しかしシン達はそれを全て弾いたり返したりして攻撃を受け流しており

とてもではないが猿の魔物達に勝機はなく楽々と森を抜けていった

そして最後にシン達を待っていたのは凄まじい勢いで転がってくる丸い何かだった

そのスピードは凄まじくとても避けれるようなものではなく

しかも大きさが人型くらいあったので先ほどのように打ち返すのも無理だった

「流石に!これは!予想外!なんだけど!」

シン達はどうにかしてその丸い魔物を弾いてはいるのだが腕が痺れてきていた

「こうなったらこいつの出番を見せる時が来たぜ!」

そう言ってテンテコ達が取り出したのは何故か大きなタダの布だった

正直こんなものでこの状況を変えられるわけがないと思っていたのだが



「・・・嘘だろ?」

なんと先ほど転がってきた丸い魔物は布の弾力に負けて跳ね返り

そのまま同じく転がってきた仲間にぶつかって玉砕するという結果になった

全員が止まると先ほどの丸い魔物の正体は体を丸めていたアルマジロだった

「こんなもんまで魔物として存在しているのか・・・流石に予想外だったな」

どうやらこの魔物はクロトも見た事ないほどの魔物だったようで驚いている様子だった

「ああ・・・だがこれでようやくゴールが見えたぞ」

そう・・・倒した魔物の後ろにはシン達が目指していたミエンで一番高い鉱山が見えていた

それを目撃したシン達はすぐさま鉱山まで向かいその入り口の前にやってくる

「よし・・・とりあえずここで腹ごしらえをしながら中に入ってからの行動方針を伝える」

ララ達がみんなの料理を作り始めてその間にシン達は洞窟の中に入った後の方針を話し合う

「まず大前提は鉱山の中にあると言われている鉱石を取る事が最優先だ

 魔物に関しても見つかっていない限りは戦う必要はないし刺激する事もない」

確かに自ら危険を犯す必要はないので本来の目的である鉱石だけを狙う事にした

「だが・・・もしも見つかってしまった場合はまず相手の実力を測れ

 そしてもしも簡単に勝てる相手ではないと判断したら・・・逃げる事を優先しろ」

ここで危険を冒して魔物を倒したとしてもその戦いで起こす衝撃で落盤を引き起こす可能性もある

ナオマサはそれを一番危険視しておりそれが起きるくらいならば逃げるようにしろと注意する

「まぁ必要なのは鉱石だし実力を見なくても逃げるのは確定かな」

その話を聞いてカライは出会ったとしてもすぐに逃げれば良い話だと考えていたが

「いや・・・もしかしたら魔物が派手に暴れて勝手に落盤を引き起こす危険性だってあり得る

 倒せる相手ならば倒しておくに越したことはないだろう・・・まぁ出会わないのが一番だがな」

クロトの言う通り相手が実力がなかったとしても大人しくしてくれるとは限らない

もしも派手に暴れて落盤などを引き起こされてしまったら巻き添えを食う羽目になる

「とにかく自分の身を最優先に鉱石だけを探してくれ・・・以上だ」

今回は戦うのではなく鉱石を探すだけなのだがそれがシン達にとって最も苦労する理由になった



一方その頃、ミエンの首都であるダモンではとある男が作業をしていた

「でっ出来たんだな!ぼっ僕の力作・・・!ぼっ僕だけの巨人が・・・!」

そう言って喜んでいる男の目の前には普通の巨人を遥かに超える大きさの巨人が立っていた

「あっ後はこっこいつがどれほどの実力なのかテッテストしないといけないんだな」

その男は誰かでこの巨人を試してみたいと思っておりどうしようかと考えていると

何かを思い出したかのように笑みを浮かべ始めた

「そっそうなんだな・・・!たっ確かあっあそこに口うるさいジッジジィがいたんだな

 こっこいつのテッテストをするにはもっ勿体無いけどくっ口を塞ぐにはいっ良い機会なんだな」

どうやらその男には憎んでもいる相手がいるようで目の前にいる巨人は

その相手の前でしてその息の根を止めようとも考えているようだ

「みっ見てるんだな・・・!こっこの岩壁のロシェのじっ実力を見せて

 ぼっ僕をばっ馬鹿にした事をこっ後悔させてやるんだな・・・!」

いよいよ鉱山の中へと入っていくシン達

果たしてそこに待っている魔物の正体は?!

そして迫り来る教団の魔の手はどこへ?!

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