2話 森で見つけたレアなものいっぱい!
【スキル『幸運』を獲得しました。】
そんなアナウンスが聞こえた。
いや待ってよ!ただステータス割り振っただけだよね?バグかな?でも……まあいっか。
あと、スキルを1つ2つもらえるとかなんとか言ってたよね妹ちゃんが。
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スキルポイント 残り100P
獲得可能スキル
合成錬金:ありとあらゆるものを合成するスキル 必要P50
鑑定:対象に記録された情報を閲覧できるスキル 必要P50
暗視:暗い場所でも昼間の様に見渡せる 必要P50
透視:あらゆる物を透過して物質を見ることができるスキル 必要P50
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正直悩む。いいスキルばっかり、でも必要と分かるのはこの2つしかない。
【スキル『鑑定』及び『合成錬金』を獲得しました。】
なぜかって?理由は簡単。まず私は素材を自分で集めてアイテムを作る予定だったから。
そして素材探しには鑑定がないと万が一危険物が混じっていたら、信用を一気に無くす。
それは商人に取って死を意味するから。
だからこの2つしかないのだ。と言う訳で、早速街から繰り出そう!
※
こうして金本美波ことサナが初心者の森に旅立った。
だが彼女は気付いていない。そのスキルたちが凶悪に化けることを―――
※
「さーて、始めよう。森の奥には良いものがあるって聞いたし」
私ははそう呟きながら森に入っていく。当然迷うなんてことはしない。道を覚えながら『鑑定』を常時発動し、使えるものを探しながら。
「あっ!あった!」
早速見つけた!運がいいな。どれどれ……鑑定結果は……?
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名称 上質な天然薬草。
解説:野生に自生している薬草の中でも上質な品質を持つ。初心者が発見するのは難しい。調合すれば【上質なライフローポーション】になる。
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おおぅ……ラッキー!幸先いいな〜。中々手に入らなそうだし、きっと売れるよね!
そう調子に乗った私は森の奥深くに進んでいって宝箱を見つけた。
その中身は―――
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名称 ???
分類 スキルメモリー
解説:読めばスキルを獲得できる。条件等を満たしていないとスキルを獲得できない。
条件:①副業に魔術師を持つ商人。
②スキル『幸運』を獲得しているかつ、LUK30以上。
③生産系スキルを獲得している。
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宝箱を見つけたまでは良い、でもこの条件は限定しすぎじゃないだろうか?
怪しいけどスキルはほしい。だから開けることにした。
因みに素材は沢山溜まったよ。
【スキル『???』を獲得しました。『???』の効果で、生産系スキルである『合成錬金』が進化します…………成功。新たにスキル『錬金王』及び『物質変質』を獲得しました。スキル『錬金王』を獲得及び魔術師の職業の効果により称号【魔女】を獲得。ステータスに恩恵が受けられます。スキルの進化により『???』は消失しました。】
…………へ?ナニコレ?魔改造入った?え?えぇ?
…………落ち着こう…………よしとりあえずステータスを再確認しよう。後で素材からアイテムを作らないと。
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名称 サナ 女 Lv1/100
生命500(+400)/500(+400)
MP250(+200)/250(+200)
STR 0→10(+10)
VIT 0→10(+10)
DEX 10→40(+30)
INT 10→40(+30)
LUK 30→90(+60)
AGI 0→10(+10)
スキル
鑑定Lv1、幸運、物質変質、錬金王
称号
魔女
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うわぁ……!すごい……!なんかもういいや、どうでもいいや。周り気にせずにやろう。
「じゃ、早速……『錬金王』」
錬金王を使ってみる。アイテム作成はこれしかできなさそうだし。
でもなぜか謎空間が展開された。まるで実験施設みたいな。
すると声が聞こえた。
《ようこそおかえりなさいませ。マスター。錬金王スキルのアシスタントAIシステムです。アイテムを作成しますか?》
まさかのシステムアシスト付き。このスキル便利すぎない?
試しに作ると念じる。すると、壺が目の前に現れた。
よくわからないから……入れちゃえ!
ドポッドポッっと音を立てながら放り込まれる素材たち。
因みに今のレシピは
上質な天然薬草✕3
そこらへんにあったキノコ(バイキノコというらしい)✕2、
蜂蜜✕1
結果は―――
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ハイポーション【高品質】
効果:生命を5000回復させる。
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良いのができたっぽい?よし、売りに行こう!
そう考えて私は街に帰っていくのだった。
結城 蓮です。
妹に戦闘ゲームを勧められて始めたけど商売が楽しかったので商人として活動を始めました。
2話です!
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また次回会いましょう。