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14話 焦るβプレイヤー

《お知らせ―――謝罪》

個人的な事情で暫く投稿できません。

できれば、出せるようにします。

誠に申し訳ございません。


 私は本城(ほんじょう)(うみ)


 今日はこのOMOオリジナル・マジック・オンラインにログインしてる。


 このゲームについて少しおさらいしておくと―――


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 VR技術が発展して遂に電脳空間に入ることができるようになって2年。


 このシステムがゲームに使われるのはそう時間がかからなかった。


 このゲームはそのジャンル初のゲームで、最も早くからβテストをしてた。


 今は他のゲームより発売が遅れたが、少しずつプレイヤーが増えている現状だ。


 現在はシューティング、育成、料理など様々な種類のゲームが登場している。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 こんな感じ。私はベータプレイヤーだからこのバーチャル空間に結構慣れているんだけど……


 このシステム―――フルダイブ―――のゲームはまだ本当の意味で完全じゃないからメンテナンスも多いけど。


 ……って話したいことはこっちじゃなくて。


 最近初心者のクラスメイトがOMOをプレイし始めたんだけどもう既にオリジナル装備を手に入れてた。


 私はβテスト時代からの経験で未攻略かつ見つかりにくいダンジョンで装備を手に入れたんだけど。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前 シズ 女 Lv10/100


 職業:魔戦士


 クリティカル率:20%


 ステータスポイント 0


 スキルポイント 0


 生命 450(+100)/450(+100)


 MP 400(+200)/400(+200)


 STR 150(+120)


 VIT 40(+20)


 DEX 35(+30)


 INT 35(+30)


 LUK 0


 AGI 200(+160)


 スキル


 加速Lv2、攻撃強化Lv3、防御強化Lv1

 火魔術Lv1、風魔術Lv1


 装備


 頭:幻影の滅温首輪(STR+30)


 体:幻影の滅臭胸甲(STR+30VIT+10)


 腕:幻影の滅気篭手(STR+30VIT+10)


 足:幻影の滅音靴(STR+30)


 剣:朧霞の直刀《真打》(DEX+30)


 副装備:術媒介の呪術符(INT+30)


 称号


 暗殺者


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ステータスをみると攻撃手段があるからサナにはまだ優位に立てるんだけど、まだ効果が分からないスキルを持ってるし絶対に勝てるとは限らない。


 なんで勝てるかで考えてるか?


 もちろん経験者だし負けたくはないもんね。


 ちなみに私の装備の詳細は―――


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 幻影の減温首輪【破壊不能】【成長】【絶温】


 歴代の伝説の忍一族より伝わる幻の首輪、《熱ノ一ツモ残サヌヨウニ》


 幻影の絶臭胸甲【破壊不能】【成長】【絶臭】


 歴代の伝説の忍一族より伝わる幻の胸甲、《獣ノ鼻モ欺クヨウニ》


 幻影の滅気篭手【破壊不能】【成長】【滅気】


 歴代の伝説の忍一族より伝わる幻の篭手、《存在ヲ気取ラレナイヨウニ》


 幻影の減音靴【破壊不能】【成長】【絶音】


 歴代の伝説の忍一族より伝わる幻の靴、《音ノヒトツモ出サナイヨウニ》


 朧霞の直刀《真打》【破壊不能】【成長】【朧霞】


 姿見えなき致死の牙、全て霧霞の様に消えていく。


 術媒介の呪術符【破壊不能】【成長】【術媒介】


 術に杖がなくとも、己が技量(ワザ)で使えよう。



 【絶温】【絶臭】【滅気】【絶音】


 システムにおける体温、体臭、気配、音を遮断する。※パッシブスキル


 【朧霞】


 装備者の存在をシステム上で曖昧にする。また対象に幻覚を見せる。※パッシブスキル


 【術媒介】


 杖等の魔術使用のさいの媒介無しで魔術の行使が可能となる。※パッシブスキル


 セットボーナス【変装者】


 幻影シリーズ全てを装備した際に発動するボーナススキル。効果:第三者から視認する装備の見た目を偽ることができる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 こんなところ。


 私自身そこそこ使えると思うくらいいい装備だ。


 ちなみに大体のオリジナル装備は2種類に別れててスキルスロットがあるものと無いものがある。


 私は後者のパターンだけど、Lv50になったら各装備に1つずつスロットが付くから問題は無い。


 というかスキルが始めからあるから安定した戦力になるから大概の人はこっちが人気かな。


 前者の方は奇想天外な性能を持つ装備になったりするからこれもこれで結構使える。


 え?未攻略のダンジョンは限りがあるから不公平が多くなるって?


 いやいや、確かにそうかもだけど1度ソロで未攻略のダンジョンを攻略したら次から他のダンジョンではオリジナル装備は貰えなくなるし、戦闘職じゃなくてもできる内容の非戦闘職しか入れないダンジョンも含めて、今500位あるらしいから大丈夫だと思う。


 そもそも、ソロで攻略しようとする人はβプレイヤー位しかいないし。


 まぁこの話は置いといて、今日は面白い情報を見つけたから、試しに行くところ。


 サナには負けたくないもんね。


           ※


 ―――廃れた研究所―――


 ここは初心者の森から少し離れた「死者の森」。


 その中の使われなくなってそのまま放置された様な一昔前の見た目をした研究所に来ている。


 ここはその名前の通り不死性魔物(アンデット)が多い森で、その見た目からこの森に入ろうとするプレイヤーは多くはない。


 この研究所は日毎に場所が変わっているという意味不明な研究所なんだけど、ここで面白いことが起きるってNPCから聞いた。


 「地下室には大きな力が眠る」と。


 でも入るための条件でLUK()以外の数値が30以上であり、暗殺者の称号持ちであること。


 ちなみにオリジナル装備の加算はカウント。


 それ以外はノーカウントらしい。設定上一心同体の装備だからかな。


 私は地下室への扉を開いて中に入っていった。

結城 蓮です。

ここ最近の大雨にウンザリしてますね……。

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また次回合いましょう。

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