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12話 ギルド登録!


 「今日も早く帰ってきたから早速始めちゃおう」


 ―――ゲームログイン―――


 「よし、今日はギルド登録だけど……まずはやっぱり商人ギルドかな」


 そうと決まれば直行!……と言いたいけど、まだ迷子になるからしっかりマップ(設置されてるアレね)を見ながらギルドに向かう。


 「あ、沢山の人がいる。そろそろかな?」


 少し大きな建物に着いた。


 多分……いや間違いなくここだよね?


 「よ、よしっ入ろう。」


 私はギルドに入った。


 うわっ深淵シリーズ(この装備)がメッチャ目立ってる!


 視線が多いっ!


 落ち着け……私……いいんだ、強い装備だから……


 …………ふぅーー。


 えーと、ネットとかで調べた限りそれ専用の窓口があるんだよね…………っと、あった。


 「すいません」


 私が声をかけると担当のひとが振り向いて挨拶を返してくれた。


 「こんにちは、ギルド登録ですね?」


 「あ、はいそうです」


 「かしこまりました。……………………確認しました。登録を始めます」


 あ、この人NPCだ。でも凄い人間っぽい。


 なんて思っていると登録は終わったらしい。


 「登録が完了しました。登録によりプレイヤーへのアイテムの販売、買取、他ギルドメンバーとの通商が開放されました。一定の成果を上げれば階級(ランク)があがります。また月間、年間での取引回数及び最高金額は“ゲームニュース”に記載されます」


 なんか沢山できることが増えた……まあ、頑張ろうっと。


           ※


 次は冒険者ギルドにやってきた。


 流石殆どの職業(ジョブ)が戦闘系のこのゲーム、商人ギルドよりも視線が多いっ!怖いっ!


 と、登録するんだ……しないと……。


 「すすす……すいましぇんっ!ととっ登録おねがいしますっ!」


 噛んだ。メッチャ噛んだ。分かりやすいくらい笑うくらい噛んだ。穴があったら入りたいぃぃぃ!!


 「かしこまりました。……………………確認しました。登録により"クエスト”の注受、素材の売却、その他の機能が開放されました」


 なんとか登録を終わらせられたけど、その他って何!?その他って!


 まぁ追々わかるかな?


 商品も無いし、せっかく登録したんだからね。


 なにかクエストやってみようかな。


 えーと掲示板掲示板……あった。


 へー、色々あるんだなぁ……私にできそうなのは……


 「すいません、これ受注し(うけ)ます」


 難易度☆:【初心者の森で薬草採取】50(ゴールド)


 「かしこまりました。契約金は所持金から引き落としておきますね」


 えっ?契約金とかあるんだ……。



 ……クリアしたらそれ以上貰えるよね?


           ※


 ―――初心者の森中央部―――


 とりあえず初心者の森の真ん中くらいに移動してきたんだけど……


 薬草が無い!ふざけてるくらい無い!


 見つかるのは上質な天然薬草とかバイキノコとかジメジメシメジって言う謎の声しめじだったり……


 おかしくない?森の真ん中くらいにはあってもいいんじゃないの?


 うーん、少し移動しようかな。


 ―――初心者の森最深部―――


 ここならありそうかな?


 「鑑定」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 行き倒れ死した旅人


 種族:徘徊する死体(リビングデッド)


 状態:失血死、怨念


 スキル


 結果:《妨害》


 装備:アイテムポーチ、旅人の短剣


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 あれ?なんか別のやつ見つけてない?


 モンスターがほしいんじゃ無いのに〜〜!



結城 蓮です。

第12話です。

いつも沢山の評価、ブックマーク登録ありがとうございます。

面白いと思ったらブックマーク登録や評価をよろしくおねがいします。

また次回合いましょう。

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