仕事で楽する方法
創作が行き詰ったのでエッセイに避難してきました。
第1話が堅い話!?になってしまい申し訳ないです。【割り切ったほうが楽できるよ】という内容です。世間の皆さんって仕事に対して真摯ですよね。筆者は給料のためのものだと仕事への拘り(プライド)は捨ててます。
ネットのお悩み相談で目についた質問。
【後輩が目立つ仕事ばかりをしたがり、地味な仕事を毛嫌いする。どのように指導すれば良いか?】
わたしが思った感想。
【せっかく後輩がやる気出しているんだから、その仕事をおまかせしちゃえばいいのに】
一見派手な仕事は面倒なことも多いもの。押し付けちゃえば自分は他の仕事に専念できる。後輩も自ら手を挙げた手前、簡単に投げ出せないだろうし。サポート体制だけ整えとけばこちらは楽できるのでは!?
仕事はチーム作業。期限までに間に合えば誰がやってもいいと割り切ってしまえば楽できる。自己実現したければ、さっさと仕事を終わらせ定時帰りしてプライベートを充実したほうが懸命だと思う。個人で副業を始めても良いし。
今の時代は転職を一回もしない人は珍しいだろうし、組織の中で認められるよりは、自分の能力を伸ばしてキャリアに繋げるほうが現実的ではという思考回路。ちなみに仕事に対するプライドは無い!
そんな理由でわたしは手伝うと言ってくれる優しい人には、まず自分が抱えている仕事のリストを見せる。
「どれでも助かります。一番やりやすいの持ってってください!」
空いた時間でマニュアルを作る。もちろん新たな犠牲者にスムーズに仕事を引き継ぐためだ。勤続年数だけは長い契約社員に回ってくる雑用の量は、ときに就任したばかりの管理職の業務量を超える。
数年前、本社から研修にと我が支店に新入社員が配属された。やるべき課題もないのか手持無沙汰そうである。新たな仕事の押し付け先を見つけたわたしは、さっそく声をかけた。
「もし手が空いているようなら、手伝ってもらえるかな?」
愛想笑いのわたしに、帰ってきた若い彼の返事は無常だった。
「それ、あなたの仕事ですよね。どうして僕が手伝わなければいけないんですか?」
派手な仕事に張り切ってくれる後輩!ぜひ譲ってください!!
最期までお読みいただきありがとうございます。
いかに筆者が楽するかに心血を注いでいるか、お分かりいただけたと思います。
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それでは次作でお会いできるのを楽しみにしております。