初めに
なろうで作品を投稿していて、
「なろうの読者の「好き!」ポイントがわからん」
「なんで感想が来ないんだ……」
「ランキングで跳ねる話数ばらばらなのはどうして?」
「なんで更新したタイミングでブクマが剥がれるんだろう?」
上記のような疑問を感じたことはありませんか?
ツイッターの友人に質問されて答えたら、「なろう作品をほとんど読んでないなろう作者としてはとても貴重な情報です」とおだてられたので、そういったことを文章でまとめることにしました。
説明するにあたって他の前提知識がないと上手く説明できないので、
ちょっと広めに「平均的な読み専あがり(だと思っている)なろう作家が紹介する、そこそこ跳ねる(1万ptくらい)作品を書く方法の一つ」としてお話することにします。
つまり、この創作論は、筆者である不屈の匙が、
なろうで17,000pt獲得した「ギャンブル・クリエイター」(VRゲームジャンルで当時日間1位はとったような……、日間総合も10位以内には食いこんだような気がする……)を執筆したときに無意識に気をつけたことをあとから整理し、
意識してある程度同じの作り方をしたところ、現在ムーンライトで1年近く連載している作品が13,000ptを獲得した(HNは変えてあり、作者読みの読者さんは少ない環境だと思います)ので、
筆者の中では再現性を見いだせたと思っている、そこそこなろう作品が好きなそこそこ読める文章を書ける人が書いたならそこそこ跳ねるだろう作品の作り方を紹介するもの、になります。
それをお話する途中で、最初に羅列したような質問のお答えをするということになります。
いちおう理系の学生だった身としてはお恥ずかしい限りですが、
今回紹介する手法は「数値的な根拠はまったくない私の体感での読者意識と作者意識を交えた理解」であり、
「サンプル数も少なく証拠として弱い」と言わざるをえない、
それゆえに「たまたま上手くいった一例」にすぎない可能性が高いこと、
以上三点を重々ご承知おきの上、お読みいただけたらと思います。
構成として、
1 どんな要素が読者受けするのか?
2 読者が気持ちいい話つくり
3 なろう読者が感想できる環境作り
という感じでお話します。実例を交えて説明していきたいと思います。
2までは公募や他のサイトでも応用できる話題になっていると自負しています。
最低でも戦いたい戦場の環境の掴み方としてそこそこ役に立つのではないかな。たぶん。きっとね。めいびー。ちょっと自信失くなってきた……。
おまけは、読者からすると「この辺はマジやってくれ」あるいは「やらないでくれ」という行いです。「気に入った作品でもイラッとするんや」な項目をまとめたものです。すぐ使えます。完全に箇条書き。
今回の場合、読者代表が私しかいないのですが、読者の生の声の一つとして絶対に参考になると思っています。
理由も添えてありますので、なるほどな、と思ったら試してみてください。
どうしても論文っぽくなっちゃって読みにくいところが多いので、適当なところで改行をたくさんいれることになるかと思います。
文章作法としてはイマイチなところですが、ビジネスメールを書く時もよく改行するでしょう、可読性を優先した結果だと、どうかお目こぼしをお願いしますね。