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3話説明回

今回は現時点で重要な説明の大半を書いてあります。

「う~ん」


俺はベッドの上で目覚める。今日もいい天気だなぁ。この世界に来てからちょうど2ヵ月かー。



2ヶ月前の今日おれはこの世界にきたんだよなぁ。しかし、言葉の習得には手間取ったなぁ。


「言葉なんて1ヵ月で余裕だと思ったんだけどなぁ。見通しがあまかったか。」


そう、俺は言葉なんて1ヵ月あれば充分だと思っていた。しかし、現実は甘くなかった。

基本的に文字は、ひらがな、漢字をこの世界の文字におきかえただけなので、桃太郎効果もあり数週間で覚えられたのだが、喋れるようになるのに苦労した。

発音が違うので発声練習に非常に手間取ったのである。そのため、読み書き出来るようになったのはつい半月前である。メイドや執事達は天才だって褒めてくれたけど、見通しが甘かったとしかいえない。

さて、言葉を覚えて半月俺は色々学んだ。そしてわかったことが何個かある。まずここはシュタール王国のシールド伯爵領領主館であること、そして俺は王国に仕えるシールド伯爵家次男であることである。この国で伯爵はそれなりに権力を持ってるみたいだ。まぁ領主館がこんなに豪華なのに権力持ってないわけないはずだから予想通りである。次男なので兄もいるのだが執事によると王都の貴族学院にはいっているそうだ。この貴族学院とは10才から18才までの貴族の令息を育成する機関で学校のようなものらしい。8才年上の兄は去年から入学しているみたいだ。ここは強制的に貴族の令息は入学させらるみたいなので俺もいかされるはめになりそうだ。嫌だなぁ。

あと、父は王都で大臣をやっているらしい。なんか悪徳貴族じゃなくてまともらしいので一安心である。いわゆる、悪徳貴族で血族まとめて処刑とかにはならなそうである。だがまだ会ったことがないからほんとにまともかはわからないけどね。念のため何人かの執事とメイドに確認したけど評判はどれも良かったので心配はないと思うけどね。

母はどうやら俺を産んでからすぐ死んだらしい。最近わかったのだがこの世界は医療が発達していない、治癒の魔法に依存している。


ちなみに、この世界はひとつしか大陸が発見されてないみたいで、名前はないみたいだ。てかこの大陸は西半分しか地図がない。理由は魔王なるやつが魔物の大国を築いていて、魔物と人間はこの世界でも対立しているからである。

俺はこれがわかった時嬉しさで叫びたくなるほど歓喜に満ちた。だってさファンタジーを満喫出来るんだぜ?喜ばないわけないやん。

まぁ、馬鹿なことに人間は魔物という共通の敵がいるにもかかわらず国同士で対立しているらしい。まぁ大陸の中心、魔物の領域との境界線に大きな山脈があるらしいので魔物対策よりも国同士が利権等をめぐって争っているらしい。本に書いてあったので相当昔から争っているっぽい、あとこちらの領域にも魔力溜まりからは魔物が生まれるようである。


ちなみに、この世界の魔法とは、

火、水、風、土、光、闇

の属性かぎあり、それぞれに下級、中級、上級、超級がある。

ちなみに下級、中級、上級、超級をまとめると


下級:全体的には簡単で弱い、消費魔力も少ない


中級:全体的には少し難しくなかなかの威力もでる。消費魔力もなかなかである。一般的な魔法使いならこのくらいはできる。


上級:全体的にかなり難しくなり威力も高い。消費魔力もかなり高い。


超級:この魔法のみ魔法書がない。魔法に造形の深い者のみが使えるがオリジナル魔法ともよばれていて使い手の数だけ種類がある。総じて、難易度が馬鹿高く、威力も馬鹿みたいにあるらしい。


それから無属性魔法がありこれは生活魔法とも呼ばれているらしい。『ステータス』なども含まれる。


魔法は貴族も庶民も上級までは魔法書といって魔法の辞書みたいな者が各属性ごとにうっているのでそれをかってそこに書いてある魔法理論をイメージしながら練習することによって覚えられる。


魔法は適性のある属性のみ覚えられる。平均は2属性らしい。し、か、し、俺は4属性水、土、闇、光である。チートはないけど努力しだいでは強くなれそうで良かった。なによりも闇の適性は嬉しかった。


ここまでわかったの昨日なんだよなぁ、うん改めて思い返せばよく半月でここまでわかったなぁ。



「さぁて今日も頑張って魔法研究するぞぉー!!」


俺は自室のドアを開けるのだった。

次回からは会話シーンがはいる予定です。

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