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不慣れな出来事  作者: てしる
1/3

1.出会い

出会いの時 緊張した笑いだった

目的地までの案内 全てを任せた

満員電車で微笑ましく 笑ってくれた

まだ、緊張している面持ちだった


電車から降りる際、離れ離れにならないように服の裾を持ってくれたね

お返しに その手を握った

緊張が伝わってきた

こっちまで心が緊張する


沢山の店が立ち並ぶ大きな繁華街

目移りしながら 楽しい会話

終始お互い笑顔のまま


神社でお参り

《あなたが幸せになりますように》

御神籤を引いて 大吉

願いが叶うような気がした


休憩のため近くの喫茶店に入って

甘い洋菓子を食べたね

味は覚えているかな?


ちゃんと目を見て話せていないね

一瞬だけでも目が合うと 逸らしてしまう

まだ、緊張している


楽しい休憩を終えて

別の道を使って、目的地に行く

お互い共通して漫画好き


中古漫画店で2人共色んな作品に目移りしている

少し緊張がほぐれたのか お目当の作品を見つけ

没頭している

楽しさが伝わって こっちも楽しくなる


晩御飯は、居酒屋でお酒を酌み交わし

会話が饒舌になる

突然の告白

「好き」

頬が赤くなっている

お酒なのか、感情を伝えたからなのか


「ありがとうございます。」

この言葉しか伝えられなかった


赤ら顔のまま、言霊が返ってきた

「むかつく!」

とても照れている


店から最寄り駅まで歩く

手を繋ぐか聞いてみた

無言のまま繋がった


最寄駅で

「またね」


読んでいただき、誠にありがとうございました。

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