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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

高校生の魔法のドライブスルー

作者: プッチンプリン

頭のおかしい小説はここだよ!

2518年、地球は既に日本を残して、大陸は海に沈み、日本の人口は60億を超えていた。

この予兆が見えていたのは499年前の、全てが始まった2019年の2月19日である。

その日、人類の1割がある特殊な能力に目覚めた。

特殊な能力、それは【魔法】である。

【魔法】は空想の産物、そのはずであった。

だが、それはその日、現実のものとなったのだ。

【魔法】に目覚めた人類は増長した。その力を使い億万長者になるもの、4年に1度のオリンピックを荒らすもの、正義の味方を気どる偽善者、悪の象徴と呼ばれた犯罪者、はたまたいじめっ子をいじめるいじめられっ子、【魔法】に目覚めた人類は例外なく豹変したのだ。

そして、【魔法】に目覚めるものは皆、日本人であったのだ。

日本人は【魔法】を駆使し、それまでの環境問題や金銭問題、はたまた国境問題までも解決していった。

だがそのしわ寄せは全て他国へと及び、だんだんと目に見えない毒が他国を蝕んでいった。


そして現在。

日本以外に残っている国は無く、温暖化による問題も【魔法】により生き延びた日本に移住する他、他国の国民は生きながらえる術はなかったのだ。

現在でも【魔法】に目覚めるものはいるが、やはり日本人ばかり。それも純粋な日本人。

【魔法】を手に入れようと日本人と交わったものもいたが、もれなく【魔法】に目覚めた子供はいなかった。

そんな世の中になっても、残っているものは残っていて、進んでいくものは進んでいく。

既に9割9分の日本人が【魔法】に目覚めている中、この俺も幼少期に【魔法】に目覚めていた。

俺の【魔法】は『ドライブスルー』、どんなものでも持ち帰りをすることが出来る【魔法】だ。


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