表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/268

ツンツン頭

『ダンジョンに侵入者が現れました』


 メニューのカメラ機能で大部屋の様子を見る。音声も拾える様だ

 見るとそこにはツンツン頭、某RPG3の勇者の様な男が居た


 昨日来た少女は武器の様なものは持っていなかったが この男は手に刀の様な物を持っている。

 刀以外には何も持っていないようだが、俺を討伐に来たのだろうか?



 大部屋にモンスターを集めた理由としては入っていきなりモンスターハウスになってたら戦意喪失して出て行ってもらえるかなという浅い考えがあった。


 倒さなくても出て行ってもらうだけで経験値とDPは入るからな

 問答無用で殺す! というやり方はしたくない


「しかしこいつ、出て行かないな・・・」


 モンスターはみんなノンアクティブで襲ってこないとは言え、70体近いモンスターを見ても平然としている

 怯えるでもなく一体一体を品定めしている様だ。『鑑定』スキル持ちか?

 こっちも鑑定してみる。カメラ越しでも使える様だ


ステータス

名前:トシックス

種族:人間

ランク4 レベル13


 人間にもランクあんのか? ってかつえーな

 ランクやレベルが強さにどの程度影響するのか分からないけどあの落着き様、これはやばいかもしれん・・・


 俺はツンツン頭を警戒し奴から目を離したつもりはなかった

 だが俺の目には奴が消えた様に見えた。そして次の瞬間


「おらあっ!」

「ぎゃっ!」

「ギィッ!」

「ガアァッ!」


 勝機があると見たのかツンツン頭はモンスターに斬りかかった!一振りで3~4体ものモンスターが絶命する。

 モンスター達は応戦するも全く歯が立たず次々とやられていく!

 まじか! ランク差というのはここまで力に差が出るものなのか!


・・・あっという間に大部屋のモンスターは全滅した・・・



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ