焦燥
『侵入者を撃退しました。経験値を入手、レベルアップ!
レベルが23から26になりました。
◇転移魔法陣が作成可能になりました DP30000を得ました。』
やはり相手を殺すと退散させるより多くの経験値とDPが入る様だ
とは言え経験値に関しては俺のレベルが上がったせいか、前回より入手量が少なく物足りなく感じるが
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ステータス
レベル26
HP1170/1170
DP44415
自動吸収DP1606
称号:「死にかけし者」・「死の淵に立つ者」・「死の先をゆく者」
「絆で結ばれし者」・「大軍を退けし者」.「殺人者」.「魂繋がりし者」
スキル:「コンティニューLV5」.「鑑定LV2」.「ダンジョン内転移LV2」
称号:殺人者
人を殺害した証
効果:人型の敵に対しダンジョン内モンスター攻撃力5パーセント上昇
称号:魂繋がりし者
魂の繋がりを得た者の証
効果:親密度が一定以上の者の成長率が50パーセント上昇
また、魂の繋がった者達は1つになることが出来る
◇転移魔法陣を作成可能になりました
魔法陣の上から指定されたポイントへ一瞬で飛ぶことが出来ます
殺人者とか不名誉な称号が増えたな~
鑑定持ちに見られたくないな~。隠蔽とか出来ないのかね?
魂繋がりし者は前半は分かるけど後半はよく分からんね
あれか? メ〇テンみたく合体でも出来るんか?
謎だが前半だけ見ても今までで一番チートな性能と言えるな
あとは魔法陣。うん、決戦前に欲しかったね魔法陣
そういや他にも色々機能増えたんだっけか
それも確認しなきゃだが疲れて頭が回らん・・・
「ノエル、来てくれてありがとうな」
とりあえずお礼を言っておく
「いえ! いいんですよ! それより、また私の事 幼女とか言ってませんでしたか?」
「いや、それは違うんだって! 最初シルエットしか見えなかったからそれでだな・・・
いててて! ギブギブ! つねるのはやめろ!」
「兄貴~大丈夫か?」
「ノエルさん! マスターは弱ってるから程々にしてあげてね!」
「む~!」
ノエルはちょっぴりむくれているが離してくれた
一方通行の扉はマスターの俺なら逆側からでも開ける事が可能なのでサクッと開けてコアルームまで移動した
やっと落ち着けるな、もうフラフラだ・・・
俺はまず召喚画面を開きツンツン頭にやられた奴らを呼び出そうとしたが・・・
「無理か・・・」
「蘇生はHPが0になってから5分以内に行わなければいけません。残念ですが・・・」
「そうか・・・」
そううまい話は無い様だ。コンティニューも死者にはかけられない・・・
そういえば付与人数増えたんだっけか?
俺はゴブ太とハイピクシーにコンティニューを付与し、復活場所をコアルームに指定した。これで2人は死ぬことは無い
やり直しの際にどうなるかは謎だがな
セーブポイントも増えたんだよな?
今までは詰みが恐くて下手にセーブ出来なかったが、これからは分けられるから安心だな!
とりあえず今の時点でデータ2へセーブしておく。データ1は今まで通りスタート地点だ
能力が増えDPも増した分やることも増えた
また敵が現れた時の為にダンジョンを強化しておかないと・・・
ひどく眠いが、1秒も無駄にはしたくない
その時になって後悔はしたくない、頑張らなくては・・・
っと眠い目をこすっていると横からゴスッ!とチョップを喰らった
「痛っ! お前なにすんだ?」
見るとノエルは少し困った様な顔をしてこう言った
「寝てください」
「え? いや、しかしだな・・・」
「焦る気持ちは分かりますが今は休んでください。大丈夫! わたし、しばらくはここに居ますから!」
ゴブ太とハイピクシーも心配そうに俺を見ている
「兄貴ぃ・・・」
「マスター! 私とゴブ太がちゃんと傍にいるよ! だから安心して休んで!」
「ぐっ、だけど俺は・・・」
「だけど俺は、弱いから・・・」
俺が弱いからこいつらはボロボロにされてしまった。下手すれば死んでいただろう
俺はその時 何も出来なかった
もうあんな思いはごめんだ。だから焦るし、無理もするよ
心配してくれるのはありがたいが・・・
「ありがたいと思うんなら休んでください!」
だから心を読むのはやめろ! 今度は首筋にチョップが飛んできて俺の意識は遠くなっていった・・・
「当て身!」っという声が聞こえたのはきっと気のせいだろう




