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flower  作者: NOA
2/11

*2

そう。

確かそれは、朝のこと。


夏休みにも関わらず、私たち中学生は部活があるので、私はそれの準備をしていた。




ふと。

電話のベルが鳴る。




もしかしたら、そのときに。

そのときに、私は…………


「はい、もしもしー」


私は、疑いもせずに受話器を取った。

電話の相手は、真奈。


真奈は珍しく泣いていて。

声が震えていた。


「もしもし、真奈?どうしたの?」


そう尋ねても、真愛は泣きじゃくるだけ。

鼻をすする音も、しっかりと聞こえる。


それから何分経っただろう。


ようやく、真愛は話す気になったようだ。

声は、まだ少し震えていた。


『夏樹…っ!』


あのね、と嗚咽混じりの声で真愛は告げる。

このとき、私は知らなかったのだ。

真奈がこれから告げることも、どうして、真奈がこんなに泣いているのかも、全部。





『花音がね、部屋でね』


「……うん」



『…………り、したって』


「うん?」


よく聞こえなかった。

何と言ったのだろうか。


そして、真愛は言った。

哀しい、事実を。













『首吊り、したって……っ!』

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