23、現実にあるギャグの具体例。
23、
僕は今現在、あの原発問題を抱える某F県に在住しています。
そしてアレ以来、特に地元メディアには“いかにもおかしな連中”が出演することも多くなってきているのも事実です。
これは、僕が数ヶ月前だったかに地元の民間放送局のラジオ番組を聴いていたときの話なのですが、
突然その番組に、どう考えても左寄りの団体と思しき名称の方々が紹介されました。
そして、その人たちの中でリーダーと思しき方がこう仰いました。
「今、福島県には困ってらっしゃる方が大勢います。国が助けてくれないのなら、福島県には二百万人いるのですから、二百万の人からそれぞれ1円ずつでも10円ずつでも徴収すればいいじゃないですか。100円ずつでも集めれば、二億円ですよ。1000円ずつなら二十億ですよ! なぜそれが出来ないんですか?」
みたいなことを。
僕はそれを聴いて、思わずブッと噴出してしまいました。
これぞ本当のギャグだなと思いましたよ。
その人、どうやらどこぞの左寄りのお坊さんらしいのですが……。しかしねぇ。
坊主丸儲けだとか、乞食坊主だとかの悪い言葉がありますけれどねぇ。
どうやら利権を激しく批判する人ほど、新しい利権が大好きなようで……。
自分で痛みを感じずに、世のため人のためを語ることこそが偽善なのだと思うのですが。
あまりにも思考が狂いすぎて、自分で何を言っているのかもう判断できないんでしょうね。
いいですかお客さん?
これが本当のギャグなんですよ。
怒ったら負けです。笑ってあげてください。
これに比べたら、昨今のテレビ向けのお笑いなんかが霞んで見えてしまいますよね。
なにせこういう人たちは芸人よりホンモノですからね。
まあ、上記の言い様がギャグと気付くか気付かぬかの違いがありますがね……。




