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Proving Ground  ~喪失と融合の世界~  作者: 時雨 彰弘
序章:開拓地(フロンティア)と呼ばれる世界で
7/9

第7話「仮初めの日常」

色々と前話の宣言が狂ったので、詳しくは後書き参照でお願いします。

 "なるほど、異母姉妹というわけか"

 それが俺は部屋に入って来た人物を見て思ったことだ。

 ミルの妹らしい少女はミルほど肌が白いわけではないが、どちらかと言えば健康的な色だといえる。動きやすさを考えたらしい髪型はショートカット、背はミルほど高くないが、低いと言うほどでもない。端正な顔立ちが、それを際立たせる衣装によってさらに明確にさせられている。

 ただ、男として唯一残念といえば、あまり胸がないところである。俺個人はそこまで気にしない主義なのでどうこう言わないが、ミルが体目当てとか言っていたのはこの辺りなのかもしれない。それでも十分に可愛いとは思うけども。

「貴方が来客の方ですか? 私はリアレス・レムクランといいます」

 彼女がこちらに気付き、挨拶をしてきたのでこちらも挨拶をするために立ち上がる。

「初めまして、セラ・ヴレイヴスと申します。どうやら自己紹介してくださるだけ、御当主よりもしっかりなさっているようですね」

 気付いていることだが、この当主、未だに俺に挨拶の一つもしていないのである。入って来ていきなり酷い扱いだったので俺もろくなことをしていない点については棚に上げておく。

 その意味に気付いた当主はこちらにきつい視線を向けてくるが、例の通り、無視に徹して再び席に着く。

「お姉ちゃん、この人が?」

 リアレスがミルの隣に座りつつ尋ねていた。

「ええ、そうよ。もっとも今説得中なのだけれど」

 いい加減諦めないのか、ミル。俺は折れるつもりは一切無いぞ……っと、ちょっと待て。

「既に俺を説得する理由はないだろう?」

 よくよく考えれば説得の大義名分は先程無くなっている。にも関わらず俺を説得しようとは、どんな思考回路だ。

「せっかくだから、私に惚れさせてみようかなと。そしてポイッと捨てるとか」

「ボロ雑巾のようにして捨てるなよ!? そもそも、そんな理由で説得される人間などいるわけがないだろう!?」

 予想以上のとんでも無く酷い思考回路だった。これ、本当にお嬢様の発想なのだろうか。人格を疑いたい。

「それならいっそのこと私と婚約してみませんか? 私はお姉ちゃんと違って捨てませんよ?」

「半笑いで言われても全く信用できないので結構です」

 なんなんだ、この姉妹。人をからかい慣れてるとしか思えない。

「リア、セラは私が最初に目を付けたのだから私の物よ」

「別にお姉ちゃんじゃなくても良いと思いますよ?」

「……婚約ってのはな、自分の好みで"この人と!"と思った人にするものだ。間違えても遊びでするものじゃないぞ」

 この姉妹を放っておくとろくなことになりそうにないので釘を刺しておく。

「なんか、その言い方、まるで誰かと婚約したことがある言い方ね」

 ミルがこちらを睨みつつ言ってくる。なんともまぁ、鋭いことで。

「気のせいだ。それより、俺は一体いつまでここにいれば良いんだ?」

 詳しく聞かれても困るのでごまかしておく。当の本人は納得いかないようだが、俺としてはそんなことよりいつまで待たされるのかというのが問題だ。

「リアも来たんだし、そろそろ食事は来ると思うわ。セレス、そうよね?」

 ミルはリアに付き添っていた、同年代と思わしきポニーテールのメイドに話掛ける。こう言うと俺は極度の女好きに勘違いされるかもしれないが、実際にこのメイドもレムクラン姉妹に負けず劣らずの容姿であると言える。メイド服の似合う少女、と言えばいいのだろうか。

 ふと思ったが、ここまで会った女性、片っ端から美少女揃いときた。資産家関係者の血筋には女性の美貌に関しての何かでもあるというのか。俺の思考がおかしいと言うより、ここまで揃っていると疑うと思うぞ、普通は。

「はい、もうそろそろ食事が出来上がるはずです。……あ、お待たせいたしました。すぐに運びますね」

 返答した直後に扉が開いて料理が届く。これ、毒とか入ってるんじゃなかろうか、俺のだけ。主に当主の嫌がらせで。だとしたら笑い話になるな。

 いや、待て。冗談じゃなくて、これは……

「どうぞ」

 俺はセレスと呼ばれたメイドから渡された料理を目の前にしてある種の疑問が湧く。対象が俺でなくとも、何かの料理に毒が入ってるのではないだろうか、と。

 それは勘だったが、こういうときの勘は信用すべきだと俺は考えている。そのため、俺はさりげなく、気付かれないようにある解毒系の魔法を全ての料理に無詠唱で掛ける。もし、解毒されれば反応がある魔法なのだが、俺に渡された食事のみごく僅かな量の反応があった。

 対毒防止のためにこの魔法は使い慣れているので、術式は毒の種類、量までわかるように改変してある。結果的には、麻薬のような物ではなく、ただの睡眠薬のようなものらしかった。

 さて、どこで仕込まれたのかを調べるか。俺のだけ、というところで大方予想は付くけどな。

 解毒をしっかりとした食事を何もなかったように食べながら、俺はどうするかを考え始めた。



===============================<ミルside>



 食事はセラが居ることを除きいつも通りの静かな食事だった。特にこれと言ったことはなかった、セラ以外は何も。

「セラ、何かあったの?」

 ただ、私は食事が出てきてから一瞬だけ目を細めたのをたまたま目を細めていたのを見てしまったのだ。聞いてしまうのは仕方ないと思い込む。

「いや、なにも。それにしても、急に眠気が出て来た。何でこんなに眠いんだろう、な……」

 そこまで言うとセラは机に突っ伏してしまう。

「ちょっと、セラ!?」

 私は慌てて、立ち上がる。だが、それは意味のないことだったとすぐにわかった。

「使い物にならんな。この程度の仕掛けに気付かないとは。安心しなさい、ミル、彼は寝てるだけだ」

 お父様が淡々と言う。それより、なんで寝てるってわかって……まさか!?

「食事に睡眠薬を盛ったのですか!?」

 なんということだろう。普通の人がそんなことをされたら対応できるはずがない。まして、食事が終わってから睡魔が起こる遅効性かつ少量の型のものは私だって気付きにくい。

「ああ。彼がそのあたりに使い物にならないことが分かったのだ、それだけで私は気分が良い。セルレイめ、何故こんな奴を持ち上げたのだ?」

「ハーベルト様、彼はどのように?」

 アートンがどこからか現れ、指示を仰いでいた。

「敷地外にでも捨ててこい。こんな役立たず、屋敷に置いておかずとも良かろう」

「お父様!! 彼は私が連れてきただけの存在ではないですか! それを捨てるなんて、酷すぎます!!」

 さすがに、ここで何もしないとなれば彼に顔を向けて話すことなど二度となくなる。それは、とてもじゃないが耐えられそうになかった。

「先程の話も撤回した方がよいかもな。これではレムクランの恥になりかねない」

「お父様、残念ですけれど、たぶん恥なのはお父様のようですよ?」

 リアがじっとセラの方を見つめてお父様に言う。

「何を言っている? 何が恥だというのだ?」

 お父様は何も分かっていないようだった。私も全く訳が分からない。

「ねぇ、セレス。貴方はどう思う?」

 リアはかまわず続ける。

「はい、もしも彼が起きておられたら、恥どころではないと思います」

 セレスが丁寧に返す。この二人は私よりこういうことには向いてるかもしれない。

「何を言っておる? こ奴は寝ておるのだろう? アートン、運び出せ!!」

「お父様!!」

 反射的に私は叫んでいた。

 アートンが渋々ながらもセラに触れる。いや、触れようとした瞬間だったと思う。

「……娘の忠告ぐらい、ちゃんと聞いておけば良かったな」

 触れたと思った瞬間だった。セラはお父様の席の後ろまで行き、刀を抜いて首筋に当てていた。そんな、お父様の背後を取るなんて!?

「ば、馬鹿な。私ですら見えなかったぞ」

「舐めないでください。暗殺まがいのことをやるなら、笑って済ませられる程度の終わらせ方をすべきです。こんなのじゃ、ナーズダムさんを超えることなんて出来ませんよ?」

 小馬鹿にするように笑いながら、セラは刀を鞘に収める。

「次はないですよ。こういう世界において、失敗は死と同義で、誰にも例外なんてないんですから」

 セラの言葉には重みがあった。それは、とても私と同い年で出せるものではなくて。

「貴様、何物だ?」

「セラ・ヴレイヴス、そう言ったはずです。推定年齢十五歳の特級学園に通うようになった、世界の理を知ってる人間、ってとこですか。」

 セラの口調はなんだか、自虐的な雰囲気を持っていた。なんでだろう?

「世界の理、か。では、セルレイの話は本当なのだな?」

「はい。そのためにここに来ました。俺は俺の役目を果たします」

「私の負けだな。知りたいのはここ最近のことなのだろう? 分かっている限りの資料を渡そう」

「では、ありがたく頂戴します」

 セラは一礼して、部屋を出ていこうとする。

「今からどうするのだね?」

 お父様はそんなセラに声を掛ける。

「用件が済んだみたいなので、宿屋に戻ろうかと。ついでに言えばこれのせいで住む場所が宿屋になりそうなので、そのために先立つものを稼ぐ必要があるんですよ。資料は宿屋に持ってきて頂ければありがたいです」

「その住む場所の件についてはこちらに責任があるのだったな……ふむ、いっそのことここに住むか? 正確には敷地内のある場所で、となるが」

「どういった心境変化なんですか? ……っと、まさかと思いますが、ブレグラルに住まわせるおつもりで?」

 ブレグラルと言うのはこの家の敷地の端に位置する家であって、人が一人住むには丁度良いどころか広すぎるくらいだ。けれど、ある理由で取り壊しもせず、かつ誰も住んでいない。

「ああ。そこまで知っているなら君も既知だと思うが、有事の際を除き、あそこの地下にある訓練場は我々で使う必要がほとんどない。だが、君には必要だと思うが?」

「まぁ、確かに。あの訓練場は広すぎますしね。大抵は裏庭にある表向き・・・の訓練場で十分でしょう。」

 そう、ブレグラルは考えられないくらいの大きな地下訓練場がある。そのための入り口が家の中にあって、かつ、家の中は所々罠があるためにうかつに使用人達に任せることも出来ない。一応、訓練場までの道は確保してはいるが、他はどうなっているのか見当も付かないのだ。しかも、壊そうにも、家そのものが何かで守られているようで壊せないという有様だったりする。

「そうだ。だが、外部に黙っているブレグラルのことを知っているあたり、本当に何者なのか気になるところだ。それで、どうする?」

「確かに、ブレグラルを使わせてもらうというのはありがたいですね。ここ最近ではろくな鍛錬が出来ていなかったから、願ったり叶ったりです。けれど、代価はやはり、あれですか?」

 ブレグラルのことを知っているのは使用人の中でも信用できる者達ばかりだし、そもそも知っていても何も出来ない。あそこへ入るためには専用の鍵が必要だからだ。セラほどの実力者ならばあそこでしかまともに全力を出せないだろうことは私でも分かった。

「そうだ、受けてくれるか?」

「さて、どうしましょうかね。確かに条件は良いんですけど、でもなぁ……」

 お父様とセラは交換条件の話に入っていた。けれど、セラは迷っているようだった。ちょっと、なんで私を見て悩むのよ!?

「どうだ? そんなに難しいことではないだろう?」

「条件が良すぎますからね、断りにくいですよ。とはいえ、背に腹を変えられないし、仕方ない、か。護衛の件、受けましょう。」

 セラが渋々条件を口に出す。あれ?でも……

「護衛の件、って何?」

「おい、ここに来るまで散々わめいていたの誰だよ? あ、すいません、この条件の他に何かないですか?」

 セラが馬鹿を見る目でこちらに言った後、お父様に条件変更を要求している。

「そうか、ミルフィリアが嫌だというならば仕方ないな。では、他の条件にするとしよう。」

 お父様も残念そうに条件変更をしようとする。

「ちょっと待って!? セラが護衛してくれるなんて条件なら断るわけないじゃない!!」

「そうか、ならば最初からそう言いなさい。では、頼んだぞ。」

「……ちっ」

 お父様の発言の後にセラのわざとらしい舌打ちが聞こえた。そしてお父様はアートンに何かを言うとさっさと出て行ってしまった。

「セラ、そんなに嫌なの?」

「面倒そうだからな。まぁいい、ちなみに俺は表向きには最低ラインを突っ走るからそのことで一々突っかからないならば問題ないだろうさ」

「あ、やっぱりさっきの実力は隠してるんですね〜」

 リアが割って入ってきた。そう、隠さないなら実技重視型で入ってくるだろう。

「まあ、そうなりますかね?」

「お姉ちゃんに敬語使わないなら、私にもいいですよ、ヴレイヴスさん」

「……そうか。これでいいのか?」

 セラが小さく笑う。

「はい」

 対するリアは満面の笑みを浮かべていた。

「とはいえ、さっきのによく気付いたな?」

「それは簡単です。倒れ方がお姉ちゃん以外の角度だと不自然に見えるようでしたから。試していたのでしょう?」

「ああ、あちらがな。あの当主、わざと憎まれ役買うとは、役者だな」

「ちょっと、どういうことよ?」

 私は意味が分からない。セレスも分かってるのに、なんか悔しい。

「三文芝居に付き合っただけだ。あの当主、始めからきっかけ次第でこうすると考えていたんだろう。さっきの強引な手で俺も気付いた。所々甘いが、さすがだ」

「ええ、私は元より聞いていたので驚きませんでしたが。でも、思った以上の凄腕ですね」

「……そうでもない」

「またまた、謙遜しちゃって」

 リアが楽しそうに喋っている。セラはと言うと、空気のように接している。私の時は嫌そうな顔するのに。こうなるとお父様のやったことなんてどうでもいい気がしてきた。

「なんか、私の時より微笑ましいのだけど?」

 なんか、いらいらする。何故か分からないけど、これは見てて気分が悪い。

「そうか?」

「そうよ、なんで私の話は聞いてくれないのに、リアにはすんなり聞くのよ!?」

「そんなつもりはないんだが。それより、俺は今日ぐらい、帰って良いんだよな?」

「何言ってるの? 護衛が護衛対象放って良い訳ないじゃない」

「はっきり言うぞ、ブレグラルの掃除は今からやりたくない。すぐ終わらせるなら人手もいるし。それに、俺はまだ宿に荷物を置きっぱなしなんだ」

「なら、宿の荷物持ってきてここに泊まればいいじゃない♪」

「うわ、すごい良いこと言ったみたいな顔してるな、ミルは。……わかった、今から行ってすぐ戻る。大した量もないからすぐだろ」

「そうしてくれる? なんならついて行こうか?」

「護衛対象が嬉々として危険に足を踏み入れようとするとき、俺はどうしたら良いんだろうな?」

 頭が痛そうな表情をするセラ。あれ、私そこまで危機感ないかな?

「うーん、セラが居るから安心だと思ったんだけどな」

「すぐに戻るからここにいろ。ったく、外野は面白そうにこっち見てくるし、なんだよ、これ。俺の扱いは毎度こんなものなのか?」

 セラがわざとらしい独り言をいいながら、扉から出て行く。アートンは見送るためか、それについて行く。

 それを見つめた後、不意に独り言が出てきた。

「はぁ、なんだかなぁ……」

「お姉ちゃん、あの人に惚れたの?」

 黙っていたリアが突然私に話を振ってきた。

「何言ってるの? 私がセラに惚れる? そんなはずが……」

 確かに、考えてみれば、女の子の憧れ『白馬の王子様』のようなことをやってのけたセラに対して私がそういう気持ちを抱く可能性はある。けど、まだそこまで決定打になっていないはずなのに。

「ふふーん、赤くなってるね。姉さん、図星かな〜?」

「そ、そんなわけないじゃない!!」

 リアに指摘されて気付いたけれど、無意識に赤くなってしまったのだろうか? おかしい。そこまでセラの事を意識しているはずがないのに。

「ミルさん、自分に正直になった方がお得ですよ?」

 セレスまでも私に問い詰めてくる。もう、なんなのよ!?

「私はずっと正直よ!?」

「はいはい。それで、ヴレイヴスさんとの馴れ初めはなんなの?」

「ちょっと、リア!?」

「ミルさん、どんな出会いをしたら一日で恋に落ちるか私も知りたいのですけど?」

 セレスまでもが目を輝かせて聞いてくる。この子達も年相応に乙女、ということなのだろうか。

「って、ちょっと! 私はセラにそんな気持ちは……」

「大丈夫!! 私は応援するから!!」

「私も、そうですね。」

「話を聞いて―!!」

 こうして、私はセラが帰って来るまで妹とその侍女に攻められる羽目になったのだった。

 

 ……あれ? 私、セラがここにいて当然、って思ってしまってる? 気のせいよね、うん。

なんというか、やってしまいました。


話が延びるほど、その前後のあたりで矛盾が出てくる出てくる、そんな状態になってしまいました。要は、設定をしっかり考えておけという典型的な例になってしまいましたとさ。

それで、何が起きたかと言えば、連続投稿で一気に片付ける作戦はしばらく先になりそう、ということです。実は現時点で11話まで誤字脱字のチェックしたらすぐに掲載できる状態とも言えるのですが、話を長くすることで起こる矛盾を無くすためにはもう少し時間がかかりそうです。

終わり次第、投稿しますが、連続投稿が出来なくとも、ゆったりペースで連載していくことになると思います。

楽しみにされていた方、ごめんなさい。


そんなわけで、タグに"不定期更新"を追加しておこうかな、とか思った時雨です。

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