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短編集

防御力の高いドジ執事の話

掲載日:2025/12/13

防御力の高いドジ執事の話


俺はコルケ=カイハ去年から葛城幸恋(かつらぎこうこ)様にお仕えしている"優秀な"執事だ。決してドジではない

ドジとはエリーシア先輩のことを指しているからだ!!

昨日はこけた勢いでぶつかりこの世で最硬の盾を破壊してしまったがエリーシア先輩よりはドジってない……ドジじゃない!!

こほん、取り乱しましたね。

俺の活躍を…………

「ちょっとコルケ君!?」

ドンッ

「コルケ君が今壊したのはね、世界最強と呼ばれる武器なの……ねえ、わざと?」

「いえわざとではありません。こけた際に手が触れたので壊れました」

「そっかコルケ君の能力的に……」

俺はエリーシア先輩のドジにも擦り傷で耐える防御力があり、その防御力に比例して攻撃力が上昇する。

「だとしても……ドジだけはやめて、ドジが二人もいるのは私たちの心身が保たないから。本当に気をつけてね!!」

「はい、気をつけてます。……あっ」

「さっそくドジらないで〜!!」

ゴガガガガ

「申し訳ありません屋敷が壊れてしまいました」

「明日からコルケ君の教育係はエリーシアね」

「なぜですか?」

「私の身体が保たない、死んじゃう!! ごめんねコルケ君、君がいい子だってことは知ってるんだけど……もうドジは嫌」

「マルコ先輩……辞めないですよね。マルコ先輩に会えないのは嫌なんです」

「ありがとね、そう言ってもらえて嬉しいよ。でも私辞めないからまだ会えるよ安心して」

俺はエリーシア先輩に教えてもらいつつマルコ先輩とはプライベートでも会っている。

なぜかプライベートでマルコ先輩と会う時は…………ドジが少ない。

マルコ先輩の真摯に教えてくれる姿勢も愛らしい容姿も……何もかもが愛おしくてたまらない

だけどこの気持ちは隠しておかないと……今は。


おしまい

見つけて読んでいただきありがとうございます!!

今日こけてテレビを壊してしまった時に思いつきました。


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