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詩全集3

脱却

作者: 那須茄子

深夜0時

歪んだ星が一つ瞬いた

誰も知らない合図を拾い集めて

古く傷んだハンドルを握りしめる

迷い込む先は鏡写しのパラレルワールド

逆さまの街で迷子になった少年を連れ戻そう

そういう設定で乗り走ろうぜ


もう戻れないとわかっていても

このままじゃ終われないと叫んでいる

歪んだメロディをかき鳴らして爆走

夜の帳を切り裂くレーザービーム

誰にも追いつけないスピードだと自負

もう二度と振り返らないと決めたから

終点なんてどこにもない

まだ見ぬ景色へと向かう


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