3.人とその他に分けよう
仕事が忙しかったこともあり、中々文字を打つことが出来ていなかったです。申し訳ない。
どうやら定期的に読みに来てくれている人もいるみたいで、面白いと思って読んでくれているのであればありがたい限りです。
大きな仕事が1段落しましたが、まだ仕事は忙しいみたいでどうにもペースが安定しません。
また、私の中での生きる理論も習慣になっているのはこのくらいでペースは更に遅くなると思います。
今回も人と人の話になるのだが、相変わらず過激な話になると思われる。
結局のところ人間の悩みの種のほとんどは人間関係だ。周りに気を使い自分をすり減らして生きていくか、自分を環境に適応できるよう改善をせずに攻撃を受けるかがほとんどだと思われる。
これは人と人が集まる環境にいるから当たり前のことだ。
野生動物は外敵から襲われないか、ここの獲物が最近少ない。気温や天候の関係で住めない等のストレスがあるが、人間にはそれが無い。
野生動物の住む環境は森や海などであるが、人間の住む環境は基本的に人が集まる場所になる。
その分お金や将来などの動物にはない悩みが出てくる。人間関係もその一つだ。
一応動物も群れのはぐれ者を作ったり同族殺しをするので一緒の悩みかもしれないが、人間のコミュニケーションの取り方が複雑なので別物と思うことにしてほしい。
人間が生まれた最初から同族殺しはあったが、今は殺しをするのは世間的にはダメなのでその代わりとしていじめや言葉による暴力、環境的な攻撃がある。ここでいう環境的な攻撃とは暴力のような直接的な内容ではなく、ネグレクトや職場移動、芸能界で干されるといった居場所そのものを無くす関節的な攻撃だ。
古来より気にくわない人間は直接的な方法で淘汰されてきたのだと思うが、今は様々な所からそれを行いにくくなった。
学校の教育方針を間違えると体罰になるというのも一つの要因ではあると思う。
あくまで今の体罰を無くしたのが悪いという意味ではなく、成長する上で変えていったほうが良い癖を見つけることが難しくなってきていると思う。
「最近の若者は」と話す上の世代とは学校の環境も働いてきた環境も時代も違うのでそうした話になりやすく、コミュニケーションの取り方も少し違うのでより難しくなってきているのだと思う。
そのため職場や学校等では表面的に良い人になろうと話したが、それでも全ての人間から好かれないことがある。
単純にいい人ぶっていると思われて気にくわない場合もあるだろうし、自分の価値観や見えている視点ではよい事でも相手目線ではよくないと思われている場合もある。
人間関係が悩みの種になるのだからいい人になっても悩みは少なくなっても無くなるわけではない。
そのうえで自分のここが悪かった。こうしていけばいいと思うことが出来るのなら改善する余地があり良いことだが、何をしてもダメな相手。分からない相手がいる。
そういう場合、どうしようもなくダメな場合。ほとんどの人は嫌いだ嫌だとなると思う。
そのうえでこれを記すのはどうかと思うが、私はそういう人達は人間と思わないほうが良いと考えている。
これは中二病や痛い人だと思う人もいると思うが、まず聞いてほしい。
人間と関わるうえである程度その人の癖や理論があると思っている。自分ならこんなことでは怒らない。
こんな話は面白くないなどの感性もそうだ。
そうした癖が人間関係でのトラブルになる要因だと考えると、それを見抜くためには相手をまず観察しないといけない。
虫が光に集まるように、猫が猫じゃらしで遊ぶように、赤ん坊の手に指を置くと握るように動物には条件反射のような習性がある。それだけでなく、一匹一匹に癖が違い個性が出てくる。
その個性が人間関係のトラブルの要因ならそれを分析すると人間関係は少しは楽になる。
一人一人のできるできない、得意不得意、人のために行動するか、自分のために行動するかなどは人を見れば見るほどわかるようになっていく。それを繰り返していくことでその人の好みも何を頼めばやってくれるかも分かってくる。
そして自分にとって苦手な人間の特徴も分かってくる。
仲良くなってくると苦手だと思っていた人も良い人だと思うことは多い。しかし、最初良くても後から関係性が悪くなるパターンやどうやっても仲良くなれないパターンはある。
そうした人間は些細な行動や口癖、話し方、他の人との会話などから気づくことが出来る。
そうした人間と関わっていくとストレスが雪のように少しずつ積もっていく。
なので、人ではあるが人ではなく、そうした行動パターンがあるヒトとして見る。
近所で人をよく噛む犬がいたとして、その犬の前に手を近づけて噛まれたらそれは犬のせいだろうか。
自分のせいだろう。
ならば、そのヒトの近くにいると何かしらの弊害が起きると分かっている相手と仲良くし続けてストレスや問題が起きた場合誰のせいか。
それは気づいたうえで離れなかった私たちのせいなのだ。
しかし、急に離れるとより追いかけてきたり、面倒なことになる可能性もあるだろう。
そのためあくまでヒトであり人としてもある程度は接しておく。
もし噛まれても、まぁそういうヒトだから仕方ないよね~で済ましておくのが良い。
大体そういうヒトたちは周りからもそういう風に見られるようになっていく。