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やさしい男に俺はなる!  作者: 石井よろづ
異世界理解編
3/4

第二話 優しい男に僕はなる!

私生活がばたつきずいぶんと間が開いてしまった。

 ―――郡上 登紀子。《俺》郡上やさおの実の母親。

 腰まで伸びた髪をひとくくりにして、地元民しか知らないような定食屋で腕を振るっている名物母ちゃん。常連さんから「とっこちゃん」って呼ばれ店の知ったときは、水を拭きそうになった。

 得意料理は野菜炒めに卵焼き、あとお吸い物。人によっては、なんだそれっておもうかもしれないが、一回食べてほしい。まじで飛ぶから。俺は生まれてこの方、野菜嫌いにならずすくすく育ったのは、間違いなく母さんの料理がうまかったからに他ならない。

 元々は地方にいたらしいが、気付けば上京していたという。そして《俺》が生まれ、二十七年間生きていた。そんな《俺》には父も、祖父母もいなかったけど寂しくなかったし辛くもなかった。母さんが俺を大切に育ててくれたってわかるから。あっでもお年玉が友達より少なかったのは悔しかったかな。それぐらいしか「いい加減起きんかっ!モーニング・アップ!」「ぐぇっ!」


 女性の声が聞こえたと同時に強う衝撃を与えられた。例えるならトップスピードで漕いでる最中のブランコから滑り落ちた時のようなそんな感じ。でも痛みはないし、変な起こされ方だな、ん?起こされた……?


「ようやっとお目覚めかヤサオ。まったく。いくらなんでも寝すぎじゃぞ」

「えっユリーン様っ!?なんで!?」


 眼前には眉間に皺を寄せた女性、ユリーン・スプーンがいた。あまりの近さに思わず後ずさる。先程の女性の声は彼女だったようで、ユリーン様はこちらの挙動不審の様を、さも呆れたといわんばかりにため息を吐く。


「なんでもなにもない。おぬし一度目を覚ましたことは覚えておるか?」


 むむ、と言わんばかりの顔でこちらに話しかける。たしかにその記憶ははっきりとある。


「あ、はい。それは覚えています」

「そうか。…ならば、その後再び意識を失ったのは覚えておるか」

「えっ!」


 嘘だろ!?俺の中にそんな記憶はないぞ。そもそも意識を失うなんてこと《俺》は経験したことない。この体が子供だからか?んなわけねぇか。


 ユリーン様と話をすり合わせてみる。俺が目覚めその無事を確認したのち家を出た。ここまでは合致している。問題はそこからだった。ユリーン様が去った後、俺はぶつぶつと何事かを呟き再びぶっ倒れたという。しかもうわ言のように「トキコ…母さん……」と唸っていたと、父さんからの証言を得ているらしい。

 その父さんは俺がぶっ倒れた直後に、出て行ったユリーン様を呼び戻すために飛び出したのだ。ちなみにその頃にはすでに扉はその役割をなさず、オープンスタイルだったのでえらく風通しが良かったそうだ。

 ユリーン様も心底驚いたという。なんせもう日も落ちほのかな街灯をたよりに帰っていた時、背後から自分の名を呼びながら近づく大男が迫ってきていたのだから。俺だって恐ろしいわ。

 父さんはその勢いを殺さず例の米俵のように再び彼女を担ぎ上げ、元来た道を爆速で戻ったという。辺り一面に自分の情けない悲鳴が響くが、父さんの「ヤサオ――――――!!!!!」という絶叫により掻き消された。


 家に戻ると阿鼻叫喚だったらしい。ひたすら俺の名を呼ぶ母さんと、泣き叫び俺の手をへし折る勢いで握り続ける妹。その中で静かに倒れている俺。流石のユリーン様といえども一瞬呆気にとられたそうだ。またさらに、俺を揺さぶって起こそうとする父さんが追加されたことにより、自分がしっかりせねばヤサオが死ぬ!と悟り、邪魔者たち(家族)を遠ざけ治療をしてくれた。


 そこから今日、俺を強制的にたたき起こすまでに驚くことに三週間が経過していたという。内心(三週間!?)というのに驚きと戸惑いを感じた。申し訳なさ過ぎて感謝と謝罪を口にするも、俺の世話よりも、俺から家族を引き離すほうがよっぽど大変だったと遠い目をして言われてしまった。俺さっきよりも深く、深く頭を下げる。申し訳りませんでした。

 そして今回、なぜ病人(仮)である俺が強制的に起こされたかというと、検査もしっかりしてただ寝ているだけだと診察されたからに他ならない。ぼそっと口にした俺の家族の対応がめんどくさくなったっていうのは、聞かないことにした。

 そう、今回目覚めたここは前回目覚めた場所とは全く違う。天所から吊り下げられているどこかの地図と訳の分からない数字が羅列している紙が数枚、怪しげなビーカーとフラスコの中には、グツグツと自然界ではお目にかかれない色の液体が煮えている。

 前回の場所が安息の地だというのなら、ここはさながらマッドサイエンティストのお手本といわんばかりの部屋だった。よくこの中でぐーすかと三週間も寝ていられたな、と自分の愚鈍さに呆れる。ここはきっと。


「ユリーン様、ここってもしかして」

「ん?おぬしは入ったことなかったか?ふふ、いかにもここは私ユリーン・スプーンの家じゃ!」


「どうじゃー、この置物手を差し出すとかみつくんじゃぞー。可愛いじゃろー」と決してかわいくない悪魔のような見た目の置物を指しクフフと得意気に笑っている。置物が嚙みつくなんて、ともそういうおもちゃがあるのは知っているし、そういうもんなんだろうって納得した。あと単純に見た目的にありえそうって思っちゃったし。それよりも聞きたいことがある。


「あの、一つお聞きしていいですか?」

「ん?なんじゃ?…あ、もしや、私の置物コレクションをもっと見たいのか?んふー、しょうがない欲しがりさんじゃのぉ。しょうがない、特別じゃぞ?今奥から持ってくるから待ってお「あ、いえ、置物コレクションではないんです」えー、なんじゃつまらんのぉ」


 あはは。

 社会人経験積んでてよかったー。愛想笑いなら得意中の得意だぞ。


「さっき、俺を強制的に起こしたって言ってましたけど、どうやって起こしたんですか?揺さぶられてる感じはなかったですし、それに何か言ってたような……」

「ああそのことか。簡単なことじゃ。一種の覚醒魔法を使ったんじゃよ。子供のうちに覚える初歩中の初歩の魔法でな、私も若い頃はよく同郷の者に試したもんじゃ。いやー若かった若かった」

「かくせい、魔法……?」


 んなばかなーって思った。正直。ファンタジーやメルヘンの世界かよって。でも、完全に否定できないことも正直なところである。

 だって俺は死んだはずなんだ。なのに見ず知らずの少女を妹だと認識し、見ず知らずの男女を父さんと母さんと呼んでいる。くわえてこの体だ。死ぬ間際に変な薬を飲まされてなきゃ体は小さくならない。

 これは本格的にあの説が出てきた。


「いかに簡単な魔法といえど幼すぎるうちに使うわけにはいかん。何があるか分からんからの。何事にも対象年齢というのがあるように魔法にもある。もし倒れたのがおぬしの妹(ミニア)であったらこの方法は使わず自然と目覚めるしかなかった。四週間経とうが四年経とうがの。だがヤサオ、十になったおぬしには使用することを許されておるのじゃ」


「眠っている者を強制的に目覚めさせる覚醒魔法=モーニング・アップ」


 とくん、と心臓が鼓動した。なぜだかわからないが、始まりだと直感した。


「とは言うても子供騙しの簡単なものじゃ。この程度で起きるのはペーペーぐらいじゃよ」ユリーン様は続けて言った。つまり俺はこの程度で起きるペーペーってことか。



 俺が目覚めたというのは、ほどなくして家族に伝えられた。魔法界隈ではおなじみの使い魔という存在が伝えたというのだ。見たかった。

 そのままベッドに腰かけていると、突然ユリーン様はハッと表情を険しくさせたかと思うと「しまった!!」と叫んだ。だが一歩遅かった。その言葉とほぼ同時に着の身着のままの三人組が扉を破壊させながらやってきたのだ。

 料理の途中なのか手に鍋つかみをはめたまま現れた一人目、母さん。

 泥だらけでのまま手に数本の花を持って現れた二人目、ミニア。

 そして仕事を中断してかけつけてくれた三人目、父さん。

 母さん、ミニアはわかる。でも父さん。それはまずい。あんた手に手斧持ってんじゃん。流石にまずすぎる。お巡りさん案件待ったなしだよ。よく無事にここまでたどり着けたね。

 余談だが、ミニアは毎日欠かさず花を持ってきてくれたそうだ。三週間毎日なので、この家の花瓶を総動員しても足りんかったと後に聞いた。ちなみに不足した花瓶の変わりは、近くにあったメスシリンダーで対応したという。


 三人は似たような表情で涙をこぼし、口々に俺の名を呼ぶ。


「ヤサオ!」

「ヤサオ」

「お兄ちゃん…」


 この瞬間、俺はすべてを悟った。そして二度も気絶してまで守った脳内キャパシティは限界を突破した。


(ああもう、わかったよ。認めるよ)


 俺はゆっくり両腕を前に差し出す。それを見た三人は目を見開き、と思ったらくしゃっと顔を崩し、雪崩れ込むように我先に俺を抱きしめた。


(認める、なんてすっごい上から言ったけど、薄々気づいてはいたんだ。ここは()()って。《俺》は死んだんだ。でもここは、きっとあの世なんかじゃない。俺は生きてるし、魔法も家族も存在する)


「心配かけてごめんなさい。俺、もう大丈夫だよ。……もうわかったよ」


(母さん、俺はどうやら異世界に転生しちゃったみたいだ。魔法のあるこの世界に)


 非現実的だと、そう思わないでもないけど現実はこうなんだ。

 ここのことも俺のことも分からないけど、嘆いてもしょうがない。俺はここで生きて精一杯あがくよ。そして。


(母さん、俺決めたよ。母さんが名付けてくれた《やさお》の名に恥じない、立派な優しい男になってみせる)


 なんのいたずらか、俺の名もヤサオだ。偶然じゃないはず。

 神様とやらがいるのなら問いただしたいけど、今いない存在に文句言ったってしょうがない。この世界にいるのかも分からないし。いやぁ、案外いるかもしれない。なんせ魔法が存在する異世界だ。なんでもありだろう。





(とはいったものの、優しい男ってなんだ?)


 普通に考えればあれか、困っている人の手助けとか、物腰柔らかいとか、あ!子供の飛ばした風船を取ってあげるとか…!なんか最後のは違う気がする。

 んー、と頭をひねるも答えが出ない。優しいって何なんだ。


 そんな俺は今自室にいる。最初に目覚めたあの家の二階、扉に『ヤサオのへや』っていうプレートがあったから間違っていない。

 あれから、俺を含め家族みんなで大泣きし騒ぎに騒ぎまくったせいで、ユリーン様に追い出されてしまった。ここは宴をする場所ではない!やるなら自分の家でするのじゃ!とのありがたいお言葉つきで。

 その言葉に我に返った俺達は平謝りし、言葉通りに速やかに退散した。無事家に帰宅しどうしようかと思案していた時、あんまり無理しないでねとやんわり部屋に押し込まれ現在に至る。


(優しいって自分から公言するもんじゃないし、客観的に見てあの人優しいよなって言ってもうべきものだよな。損得関係なく、他人のために尽くせる。そんな奴……待てよ、一人いたな)


 ふと一人の男の顔が思い浮かぶ。

 邦枝 永久。俺の高校の時のクラスメイトで、一年から三年まで一緒だった腐れ縁みたいな友達。俺が郡上だから出席番号順で並ぶとき、必ず前にいた。

 そいつは昨今では珍しいほどに品行方正という言葉が似合う男だった。率先して先生のお使いはするし、困っている同級生がいたら手を差し伸べ、後輩の話は真剣に聞き、先輩はしっかり立てる。重いものだって持つし、誰もやりたがらなかった雑巾がけもやってた。そんな奴だから同級生、先輩、後輩問わずみんなから慕われ、先生からの信頼も厚く、何故か父兄からも一目置かれる存在になっていった。ついでに顔面よし、成績優秀者とくれば敵なしのあいつ。友人たる俺も鼻高々だった。俺が勝てるのは身長と足の速さぐらいしかなかったけど。

 お人好しで、間違ったことをしそうになったらうまく諭し、笑みを絶やさない、優しい男。


(決めた)


 俺は邦枝永久(アイツ)みたいな男を目指す。

 よし、と意気込み早速取り掛かる。えーっと俺とアイツとの違いはっと。


(俺は”俺”っていうけど、邦枝は”僕”って言ってたな。んー、確かに”僕”のほうが物腰柔らかく聞こえるか。あとは、言葉遣いを正してっと。ん?言葉?)


「そういや、ここってなんで日本語が通じるんだ?」


 扉に掲げられたプレート、あれもひらがなとカタカナだった。なにも不思議に思わなかったけど、よくよく考えたらおかしくないか。だってここは異世界だってのに。それと俺の言葉(日本語)が通じてるのも変だ。

 疑問は絶えないが、こんなこと誰に聞いていいか分からん。きっと誰も明白な答えをくれないだろうし。

 近くにある本棚から一冊の本を取り出す。ぺらぺらとめくる。


「完全に日本語だ」


 一ページ目、白紙。ぺらり。

 二ページ目、英雄伝説~あの日の勇者~。ぺらり。

 三ページ目、目次。ぺらり。

 四ページ目、イラスト。ぺらり。

 五ページ目、あの日の決戦は誰もが忘れないだろう。勇者が魔王の手に落ちたのだ。そんなこと~。ぺらり。

 六ページ目以降、ひたすら日本語で羅列された文章が並ぶ。


 なぜかわからないが俺にとっては大変ありがたいことに、日本語が通じる異世界のようだ。都合がよすぎて怖いが、深く考えたってしょうがない。

 いったん本を終い、ほか者もぺらりと捲ってみる。この本は食図鑑のようで、イラストと共に名前と少しの説明文が書かれている。えーっと、なになに。


『タチハナ』木毒草の一種であるタチハナには本来であれば花は存在しない。けれどある一定の条件がそろえば、二センチから三センチほどの花が咲く。

『ミツバギョウ』ギョウリ草の一種。ギョウリ草の大半は三つ葉であるが、ミツバギョウは二葉で自生する。

『メゴ・クレール』かつて存在したとされる精霊の名を関した花。クレールと呼ばれる花は数多くあるが、毒性が強く危険性も高い。

『ソレイニア』ソレイニアの花とも呼ばれ一部地域では神聖視されている。


(あ、これはミニアが言ってた花だな。へー結構特別な花なんだな。ミニアの口ぶりからすると、一部地域ってここらへんか?)


 本をもとの場所に戻し、ベッドに大の字で寝転がる。寝てばっかだけど仕方ない。

 ふーっと鼻から二酸化炭素を吐き出し、次いで肺がパンパンになるまで酸素を吸う。そしてまた吐く。

 ああ、生きてる。

 空気に味なんてあるかよって思ってたけど、あるわ。こっちの空気むっちゃうまい。全身が喜んでる気がする。



「ヤサオ」


 とんとん。

 しみじみと寛いでいたところ、扉のノックと共に母さんが俺を呼ぶ。

「はーい」なんて子供らしく声をかけ扉を開ける。


「ゆっくりしてるところごめんね。今ね下にゼファロさんがいらしたの。ヤサオのこと、とても心配してくれていたから、体調さえよかったら会ってくれないかしら?」

「ゼファロさん?うんわかった。会いに行くよ」

「よかった。ちゃんとお礼も言わないといけないしね」

「(お礼?)うん。わかった」


 ゼファロさんとやらが何者かは分からないが、きっと俺の知り合いなんだろう。俺は迷わず会うという選択をした。

 母さんと二人で階段をたんたんと降りる。玄関の前で父さんとミニア、それと知らない男性が何事かを話していた。その雰囲気は和やかそのもので、ゼファロさんはこの家族全員と仲がいいことがうかがい知れた。


「ゼファロさん。ヤサオを連れてきました。ほら、ヤサオ挨拶して」

「うん。ゼファロさん、こんにち……は」

「ああ、ヤサオ元気になってよかった。倒れた時はどうしたもんかと慌てたぞ。病み上がりにすまんな。どうしてもお前の顔を見たくてな」


 瞬間、思い出した。ゼファロ・コルネル。

 この村の農夫の一人でみんなからゼファロさんって慕われている。もういい年だってのにそれを感じるのは一つにくくった白髪とくっきりと刻まれた皺ぐらいで、あとは決して若人にも引けを取らない体力自慢の人。素朴な農夫の中で一等上等な佇まいをしており、若い女性からも好かれているとかいないとか。


「心配をおかけてしてすみません。ゼファロさんがいなかったら、今頃どうなっていたか」

「いやいや、ワシがあの場にいなくとも、賢いミニアなら誰か別の大人に助けを求めていたさ。なぁミニア」

「んーでも、あの時ゼファロさんがいてくれて本当によかった。あたし一人じゃお兄ちゃん運べなかったもん」

「あの、運んだって…?」


 和気あいあいと話し込んでいる中、一つの疑問が生まれた。その問いかけに答えたのは父さんだった。


「倒れたヤサオをここまで運んでくれたのはゼファロさんなんだよ」

「えっ!そうなんですか!」

「いやいや、近くにいたってだけじゃ。でもよかった、何もなくて。流石のワシも目の前で倒れたお前を見て肝を冷やしたぞ」

「す、すみませんでした。心配をおかけして、あとここまで運んでくれてありがとうございました」

「かまわんよ。年寄りはな、子供のことを考えるのが一番の楽しみなんじゃ」


「じゃあの」と手を振り帰ろうとするゼファロさん。それには母は待ったをかけ、よかったらお茶でも飲んでいってくださいと引き留めるも「畑作業の途中でな」と言われてしまい、断念した。

 今度こそ踵を返し家から出ていこうとする。


「あ」


 ふとゼファロさんが何かを思い出したかのように声を発する。


「ヤサオ、今回は残念だったが、また数年後に受験枠がある。それを狙うんじゃ。落ち込まずに次を狙うんだぞ」

「え?」


 それだけ言うと「じゃあのー」と家から出て行った。えっと、どういうこと?


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