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第3話『魔法少女と忍者』

第3話「魔法少女と忍者」

 わたし達はタヒチ島に上陸する。

 私はタヒチ島の光景に感動する。

「うわ~!綺麗~!」

ライガーは叫ぶ。

「おーい、野郎共!皆で〝スパイス〟を所持品にいれてね!」

 思い出した。

 わたし達は〝スパイス〟を高値で売るんだった。

 タヒチ島の市場を見回してみた。

 中世ヨーロッパの町並み。

 これを見にくるだけでもこのゲームをプレイする価値があった。

 ライガーはさけぶ。

「よーし!野郎共!この辺りで〝スパイス〟を売るよ!」

 わたしと同い年の仲間達は応える。

「おー!」


 私は商売が終わった後、皆とわかれてあてもなくウロウロしていた。

 私はとりあえずアバター屋を見て回ってみた。

 2店目で気に入った服装があった。

「うわ~!この黒マントかっこいい~!」

 黒マントを買う前に値段をみると、おかねが足りなかった。

「高い・・・諦めよう」

 その時、私に声がかかる。

「待ってくれ、足りない分はおれが払う」

 うしろをふりかえると私と同い年くらいのイケメンの忍者がいた。

「本当にいいの?」

「構わない。ついでだ」

 早速黒マントを買ってもらって身に付けた。

「かわいいしかっこいい〜!」

 私はお礼を言う。

「黒マントを買ってくれてありがとう!」

 私はイケメン忍者に問いかける。

「私はラピス。あなたは?」

「おれは〝ハヤテ〟ソロで傭兵プレイをしている」

「ねぇ、ハヤテ。今度お礼をしたいからよかったらフレンド登録して欲しいな」

「いらない。見返りがほしい訳じゃないんだ」

 ラピスはハヤテを呼び止める。

「待ってよ!」

「なに?」

「私、タヒチ島に来るのははじめてなの。案内してくれると嬉しいな」

「・・・・・・構わない。これから先の予定が無いし」


 その後私はハヤテと一緒にタヒチ島のあちこちを観てまわった。

 超高級レストランに行ってたくさん食べた。

 アクセサリー屋を物色した。

 そして私達はタヒチ島の白い砂浜で散歩している。

 まるで私達はドラマで恋人同士が仲良くデートしてるみたいだ。

「今日はすごく楽しかった」

「おれもだ」

「あのさ、また一緒に遊ばない?」

「予定が空いてたらな」

 美少年忍者ハヤテのクールで近寄りがたい顔が明るい太陽に照らされて優しそうに見える。

 ハヤテがかっこよく見える。

 その時、仲間のバイキングが私のうしろに走って来た。

 ハヤテはすばやく身構える。

 わたしはハヤテを止める。

 「待って!ハヤテ!この人は私の仲間!」

 わたしは後ろの仲間に聞く。

 「なにかあったの!?」

 「緊急事態だ!すぐにフォーチュン号に乗れ!」

 「なんなの!?」

 「“フォーチュン号”が敵艦隊の強襲を受けた!」

 「わかった!すぐに戻る!」

 私はハヤテに急いで言う。

「ごめん、ハヤテ!私、急いで船に戻らないと!」

 私はハヤテをおきざりにして走った。

 

 私が〝海賊船ロイヤル・フォーチュン号〟に到着した時にはフォーチュン号はもう東インド貿易会社艦隊20隻に完全包囲され、大砲で先制攻撃を受けていた。

 わたしは質問する。

「ライガー!どうする!?」

「海賊の活きる場所は拳の届く場所にしか無い!ぼくの開戦の一言が開戦の合図となる!―――ヴィウェレ・エスト・プグナーレ!」

 〝海賊船ロイヤル・フォーチュン号〟は砲撃の嵐の中、出航しゅっこうする。

 船の一部のが爆発する。

 仲間の1人は叫ぶ。

「親分!船がダメージを受けた!」

「HPは0じゃないんだろ!構うな!」

 わたしは叫ぶ。

「フォーチュン号にも大砲があるんでしょ!?早く撃ち返してよ!!!」

「おう!!!」

 仲間達は今更気付いて撃ち返す。

 フォーチュン号の真正面から砲撃がくる。

 ライガーは右腕の拳で砲撃をぶっ飛ばす。

「〝マグナムパンチ〟!!!」

 右手からエネルギー弾を撃つ。

「〝ショックウェーブ〟!!!」

 真正面に立ちふさがる戦艦が爆発する。

 ライガーはジャンプして戦艦に飛び乗りと同時に右腕の拳で戦艦を殴る。

「〝マグナムパンチ〟!!!」

 ライガーは戦艦ごと敵のHPをけずる。

 敵の頭を右手でつかんで戦艦の床にたたきつける。

「〝ショックウェーブ〟!!!」

 〝ショックウェーブ〟を戦艦に押し付けるように撃ち込む。

 戦艦が沈む。

 戦艦が1隻沈むと同時にライガーはジャンプしてフォーチュン号に戻ってきた。

 この調子なら本当正面突破出来るかもしれない、そう思った時、仲間は叫ぶ。

「親分!フォーチュン号の修理が間に合わない!」

「フォーチュン号のスピードは!?」

「これ以上上げられないよ!」

 大変だ、なんとかしないと。

 仲間達に私は叫ぶ。

「皆!聞いて!斧を投げて戦艦の狙撃手だけを狙って攻撃出来ないかな!?」

 仲間達は困惑する。

「やった事無い!」

「どっちにしてもフォーチュン号が沈むよ!やるだけやってみようよ!」

 ライガーは賛成する。

「野郎共!ラピスの指示通りに動いてやれ!」

「おう!!!」

 仲間達は敵艦隊の狙撃手達に斧を投げる。

「〝トマホークブーメラン〟!!!」

 敵艦隊からの砲撃が減った。

 したっぱは叫ぶ。

「フォーチュン号の修理が間に合うぞ!」

 その時、突然背後から声がかかる。

「人手不足か?ラピス」

 とっさに背後を振り向くと、そこにはハヤテがいた。

「ハヤテ!そこに隠れていたの!?」

「ラピス。傭兵として雇われても構わないが・・・・・・どうする?」

 仕方無い。

「じゃあ全財産あげるから助けて!」

「わかった」

 ハヤテは大きな手裏剣を3つ投げる。

「〝忍法・風魔手裏剣、三連〟!!!」

 戦艦が爆発する。

 私は驚く。

「すごい。でもそれだけじゃ・・・・・・」

 慌ててバイキング達が叫ぶ。

「ラピス!危ねぇ!」

「あ・・・・・・」

 大砲が私を狙うのが見えた時、仲間達が私をかばう。

 その時、ハヤテがかかと落としを戦艦に放った。

「〝風遁・烈脚空舞〟!!!」

 戦艦が爆発する。

 海軍が叫ぶ。

「かこめ!かこめ!」

 海軍のプレイヤー達がハヤテに集まると、ハヤテが消えた。

 私はつぶやく。

「なんで?」

 仲間達はななめ前の戦艦に振り向いて叫ぶ。

「ラピス!アレ!」

 私は振り向くと、その戦艦にハヤテがいた。

「〝忍法・空蝉の術〟・・・・・・!」

 ハヤテの動きは速い。

 海軍が気付く前に2本の小太刀で斬りかかる。

 海軍の1人を倒したら戦艦に乗っている全員が振り向く。

「〝忍法・分身の術〟・・・・・・!」

 黒い人型のなにかが海軍に突進する。

 海軍が斬りたおされる。

 他の海軍が斬りかかると、また姿が消えた。

「〝空蝉斬り〟!!!」

 海軍の背後に瞬間移動して斬りたおした。

「〝風遁・烈脚空舞〟!!!」

 すごいスピードで海軍を5人倒して空を飛んでフォーチュン号に戻ってきた。

「すまん。遅れた」

 私は驚いて言う。

「・・・・・・速すぎるよ」

 ハヤテは言う。

「速い戦艦を1隻、狙撃手を全滅させてきた。追いついたとしても砲撃不能だろう」

 ボーッと立っている場合じゃなかった。

「他の戦艦は!?」

 仲間達は言う。

「心配するな!フォーチュン号はフランス1のスピードを誇る!もう海軍は追いつけない!」

 私はホッと一息つくとキリンは叫ぶ。

「ボヤボヤするな!東インド貿易会社の旗艦が目の前に立ち塞がっている!」

 爆音がひびくと同時にフォーチュン号の周りの海がたくさん爆発する。

 私は叫ぶ。

「皆!このまままっすぐ最高速度で戦艦に突っ込んで!ライガー!ハヤテ!私達があの戦艦を沈めよう!」

 ハヤテは早速こたえる。

「わかった」

 ライガーは笑ってこたえる。

「ウェニ・ウィディ・ウィキ、食い破れ!」

 〝海賊船ロイヤル・フォーチュン号〟が私達の攻撃の射程距離にはいった。


 私は暗黒の魔神を召喚する。

「〝ダークハンドクラッシャー〟!!!」

 戦艦を暗黒の魔神が殴る。


 ハヤテは空を飛ぶ。

 「〝風遁・烈脚空舞〟!!!」

 戦艦をハヤテの回し蹴りが砕く。


 戦艦をライガーの拳が殴る。

 「ターミナス・エスト!!!」

 ライガーは戦艦の真上まうえからジャンプして飛び越し、フォーチュン号に乗り移る。


 私達3人の一斉攻撃で東インド貿易会社の艦隊旗艦はこなごなに壊された。

実はラピスは暗黒の魔神との戦いで勝った事で大幅にレベルアップしてます

「ターミナス・エスト」はラテン語で「これで終わりだ!」と言う意味です

そして「ウェニ・ウィディ・ウィキ!」はラテン語で「来た、観た、勝った!」と言う意味です

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