終わりかもしれなくて
・・・
・・・・・・
え?『呪い』は?
《最初からかかってなかった》
《女王のしうちが
トラウマに
なっていて
いくつもの体を
移動する間に、記憶が変質して・・・
いつの間にか
そう思い込んで
しまったんじゃない?》
体をいくつか・・・かえたの?
《いくつもね》
《最初の頃、君は本に触れた人間の記憶を読み取ることができた》
今はできないよ?
《そう》
《君は〝答え〟を求めていたけど、それを手に入れたから》
僕は『僕』・・・?
《君が読者の意見を必要とせず、物語を語ったのはこれが初めてだ・・・》
君は・・・
・・・・アリス?
《その子孫さ・・・我々は代々、先代達の責任と遠い血筋の縁により、君を守護してきた》
遠い血筋?
《マスターは『木陰 (モア)』の・・・君の何代も前のお祖父さんの、覚えているかな?気絶したまま起きてこない、って言っていた、あの甥っ子だよ。あのあと目覚めたんだ》
そう言えば、気絶したあとケルビナーとの相性がどうのこうの・・・
《そう、そのこと。そのひとだよ。コードネーム・ネズミ、ね》
十月七日の・・・君は魔法使いなんだよね?
《そう》
マスターも?
《さぁ?彼は異常遺伝子だった、ってだけじゃないの?》
ああ、ポピー・・・
《そう。魔女の血筋ね》
それで・・・僕は・・・
そう。
僕は、父さんと旅に出た。
キムと父さんのヒタを探しにっっ。
《ご名答》
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・?
どうして僕の知らない人達の物語を、僕が語れるの?
《それが、『オリジナル』がいるという誤解の原因だよ》
どういうこと?
《君は最初、他人の心を読むことができた。
読むことで他人を理解し、
〝答え〟を出そうとしていた・・・》
・・・うん
《その手助けをしてくれる精神体達がいたのさ。秘密でね》
え?
《君は物語の登場人物全員に、別次元・・・『あの世』から見守られていたんだ》
・・・・・・
・・・・・・・・・・・
えっ?
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
・・
・
・
・
え?




