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あん時の傷、
まだ腰のとこに残ってるんだ。
半年じゃ消えないだろうな。
だからお前のことも、死ぬまで忘れないと思う。
俺は『あの世』とか『生まれ変わり』とか信じてねぇけど、もしあるんだったらまたお前に会いたい。
またバカしような。
だからお前の近くに生まれていいか?
今度はヤクとかでぶっ飛んだまま死にたい。
絶好調のまま、笑いながら死にたい。
たぶん今、笑いながら書いてる。
他人から見たら、完全に頭おかしなヤツだと思われるだろうな。
でも、どうでもいいや。
今はもう、どうでもいい。
お前らに会えてよかった。
ありがとう
最初で最後だろうな・・・・・・・・こんな恥ずかしいこと書くの。
この日記をここに・・・
いや、遺書か?
まぁ、どっちでもいいけど・・・これをここに埋めておく。
俺は誰に向けて書いてるんだろう?
お前らが気まぐれでここに来て、これを掘り返す可能性はかなり低いと思う・・・。
俺の知らない誰かが手にしたんだったら、煮るなり焼くなり好きにしてくれ。
黙って出てきたから、朝までに戻らないとマズい。
じゃあな。
きっと、ここに来るのはこれで最後だと思う。
死ぬって分かってても、あんまり悪い気はしてない。
空が澄んでる。
いい夜だ。
これが誰にも見つからないことを願って・・・。
*****(氏名)
【氏名 紙の劣化により判別不能】
―前ページ解読不能―
おわり・・・
どう?
これから、短い話がいくつか出てくる。
君はそれを最後まで読んでくれるのかな・・・?




