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終わりのはじまり
僕はこれから、いくつかの物語を君に語ろうかと思う。
作者も翻訳家も、僕には分からない。
もしかするとオリジナルを作った人物・・・
つまり呪いをかけた人物が書いたものなのかもしれない。
僕の表紙の作者欄には、誰の名前があるのかな?
この人物が呪いをかけたひとかもしれないし、解こうとしてくれたのかも・・・
何か関係があるひとなのかもしれない・・・
・・・・・・君は、最後まで読んでくれる?
読んでくれるといいな・・・
何の話がいい?
ハッピーエンド?
アン、ハッピーエンド?
ああ、そうだ・・・あの話がいい。
終わりのない、
続きのない、
もしかしたら永遠に続く物語。
主人公は・・・不明。
サブタイトルは『十二月一日 晴れ 時々曇り』。
さぁ、終わりのはじまり。
はじまり、はじまり。




