思い出した
初めての連載です。わかりにくい描写に誤字脱字、設定が違ってくるなどあるかもしれませんが楽しんで読んでもらえるように頑張って書いていきます。よろしくお願いします。
皆さま初めましてこんばんは。
私は森戸七海と申します。
鳳珠高校2年放送部所属の平々凡々な女子高生です。
今私は某屋敷2階クローゼットの中に身を潜めている最中です。
なぜ隠れているかって?
答え=追われているからです。
何に?誰に?
答え=この世の者じゃない化け物です。
8人で肝試しをしてたら本物が出てきちゃいました。
只今の時刻午前2時を過ぎたところです。
ここは、山の中の廃屋。
本日は大型連休真っ只中で放送部の親睦合宿中です。ネタになるならと部員の仲間と心霊スポットで有名な廃屋にやって来ました。
鍵が掛かってなかったので中に入ったのがいけなかった。
ちなみに、前世でプレイしたゲームの世界っぽいです。
さっき、化け物を見たショックで思い出しました。
タイトルは思い出せないけどクソゲーと言われたホラーテイストの乙女ゲー。
その中のモブが私みたいです。
どうせなら砂糖吐くぐらいの甘いあまーいファンタジー乙女ゲーでヒロインを見守るモブになりたかった。
このゲームは死亡エンドが多かった事は覚えている。
主人公だけが生き残るエンドに全滅エンド。
攻略対象者と二人だけ助かるエンド。
エンドの全てで私は序盤で死亡する運命だったはず。
サポートキャラでもないし、最初の犠牲者っていうヤツです。
唯一生き残れるのは、ノーマル友情エンドのみ。
8人全員が生きてココから脱出する。
私には、選択肢がない。
生きて帰るために頑張って友情エンド目指してヒロインをフォローしつつ自分の死亡フラグへし折るために頑張ります。
…なんでもっと早く思い出さなかったんだよ私…
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森戸七海
服装:ジャケット Tシャツ デニム スニーカー
持ち物:メモ張 ペン ハンカチ ティッシュ ペンライト
読んで頂きありがとうございました!