バカ親とボス戦
やっとボス戦入れた…
ちょっと長文…かな?
『雑魚狩りながら行くかい?それとも父さんの転移魔法で飛ぶかい?』
『転移魔法はMP消費高いくせにカッコつけちゃって父さんったら』
『あ、ばれてた?たまには母さんにも良いところ見せたいじゃないか。』
『父さん子供の前で///そーゆーのはボス戦で見せて下さい♪』
『これは一本とられたね(笑)』
あそこのバカップルはほっといて、二人は先にダッシュで行くことにした。雑魚はガン無視して逃げ切る。
後からあの二人もやってくるだろう。イチャつきながら。
リア充爆ぜろとか言わないで下さい。読者さん!あれでもネットで伝説扱いのゲーマーなんです!
…涙が出そうなのを耐えていたら焔が
『お兄ちゃんどうしたの?顔真っ青だよ?』
心配してくれたのだ。これはシスコンとして頑張らなければ!
みたいなギャグは置いといて、目的地到着。
バカップルは転移魔法で来たよ。腕組みながら。
息子として恥ずかしいよ…MP回復薬飲んでるし(笑)
とにかく、ボス部屋の前まで来たぜ。
ここまで約一時間。今日に限ってMPKに出会うとか運無いわ…
今は21:45なのであまり時間はない。
ここは小部屋になっていて魔物の来ない安全地帯なのさ。
『皆、準備は良い?』
『『『もちろん』』』
『それじゃ、突撃ぃぃぃぃぃ!』
ボス部屋への扉を開けて、中に入るとどこからともなく赤い人型の光がやってきた。
『これがボス…』
妹がそう呟くと答えるかのようにそいつは炎を放ち始めた。
『ボス戦が始まったぞ!行くぞ!』
いきなりボスが火炎の球体を飛ばしてきて全員その場から散った。
『ずいぶん乱暴な挨拶だな』
俺は《水の球》と《雷の球》を使い、この二つを重ね合わせる。
すると、一段とデカくなった電流の流れた水の球が現れた。
俺の十八番、《電水球》である。
いいネーミング募集中だけどそれは置いといて、とりあえず10個ほど作る。
その間に母さんが皆に魔法威力をあげる魔法を施して、妹が《グリフォン》を呼び出していた。
『お返しだよ!』
叫びながら俺はボスの頭に当てまくる。
しかし、動きが早く4発しか当たらない。
『条件キツいな…』




