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Magicians Useful Tring Online  作者: 桐ヶ谷 雅輝
エピソード零 終わりを迎える冒険
9/27

バカ親とボス戦

やっとボス戦入れた…

ちょっと長文…かな?

『雑魚狩りながら行くかい?それとも父さんの転移魔法(ワープ)で飛ぶかい?』


『転移魔法はMP消費高いくせにカッコつけちゃって父さんったら』

『あ、ばれてた?たまには母さんにも良いところ見せたいじゃないか。』

『父さん子供の前で///そーゆーのはボス戦で見せて下さい♪』

『これは一本とられたね(笑)』


あそこのバカップルはほっといて、二人は先にダッシュで行くことにした。雑魚はガン無視して逃げ切る。

後からあの二人もやってくるだろう。イチャつきながら。


リア充爆ぜろとか言わないで下さい。読者さん!あれでもネットで伝説扱いのゲーマーなんです!


…涙が出そうなのを耐えていたら焔が

『お兄ちゃんどうしたの?顔真っ青だよ?』

心配してくれたのだ。これはシスコンとして頑張らなければ!


みたいなギャグは置いといて、目的地到着。

バカップルは転移魔法で来たよ。腕組みながら。

息子として恥ずかしいよ…MP回復薬飲んでるし(笑)

とにかく、ボス部屋の前まで来たぜ。


ここまで約一時間。今日に限ってMPKモンスタープレイヤーキラーに出会うとか運無いわ…

今は21:45なのであまり時間はない。


ここは小部屋になっていて魔物の来ない安全地帯なのさ。

『皆、準備は良い?』

『『『もちろん』』』


『それじゃ、突撃ぃぃぃぃぃ!』


ボス部屋への扉を開けて、中に入るとどこからともなく赤い人型の光がやってきた。


『これがボス…』

妹がそう呟くと答えるかのようにそいつは炎を放ち始めた。


『ボス戦が始まったぞ!行くぞ!』


いきなりボスが火炎の球体を飛ばしてきて全員その場から散った。


『ずいぶん乱暴な挨拶だな』

俺は《水の球》と《雷の球》を使い、この二つを重ね合わせる。

すると、一段とデカくなった電流の流れた水の球が現れた。


俺の十八番、《電水球》である。

いいネーミング募集中だけどそれは置いといて、とりあえず10個ほど作る。


その間に母さんが皆に魔法威力をあげる魔法を施して、妹が《グリフォン》を呼び出していた。

『お返しだよ!』

叫びながら俺はボスの頭に当てまくる。

しかし、動きが早く4発しか当たらない。


『条件キツいな…』

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