家庭と雑談
新キャラ大量登場
ちなみに妹は一個下の次から中1だ。
我が家は二階建てで、どこにでもいるような4人家族だ。
ただ一点家族全員が、ゲーム好きということを除いて。
まぁそのお陰で、俺は今流行のこのVRゲーム機、《クライシス》を持っているわけだが。
ちなみに、クライシスの原理は脳が身体を動かそうとする脳波を、ゲーム機に繋げるというものだ。
ログアウトした俺はヘルメット型の脳波受信機を外して、部屋を出た。
二階にある俺の部屋と一階のリビングは ちょうど対角線上にあるから遠い。
なんでも、リビングの音でゲームに集中出来ないのを防ぐためらしい。 さすが我が親分かっている。
リビングにやってくると全員揃っていたので席についた。
『全員揃ったし、頂きましょうか。』
『『『『いただきます!』』』』
ゲーマーの割には母さんは飯が旨い。
なんでも、昔料理物のVRにいたそうだ。
ゲームとリアルを混ぜないで欲しいが
【ゲーマーに限界はない】
が我が家のモットーなので、何とも言えない。
友達にいったら呆れるだろう。
そんな事を思いつつ、俺が料理に舌鼓をうっていたら、妹が何か言いたそうにしていた。
『何か話しでもあるのか?焔?』
『う、うん…今日はMUTOのβ版は今日で終わりでしょ?』
『それがどうかしたのか?』
『そうだったな。父さんもログインしとくかな。』
『私ね、βの最後に皆でボスに挑んでみないかな~?て思ったの!』
『良いわね!最後だからアイテム失っても大丈夫だし!お母さんも本気出すわよ~。』
『でしょでしょ!だから後で皆第五層のいつもの宿屋で待ち合わせしない?』
『良いぜ。今7時半だから8時半で良いよな?』
『うん』『おう』『わかったわ』
『その前に皆、手を合わせて?』パチン
『『『『御馳走様でした!』』』』
『よし、解散!』
我が家はやっぱりゲーマーばっかだ
妹 焔
父 修慈
母 雪見




