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Magicians Useful Tring Online  作者: 桐ヶ谷 雅輝
エピソード零 終わりを迎える冒険
6/27

家庭と雑談

新キャラ大量登場

ちなみに妹は一個下の次から中1だ。

我が家は二階建てで、どこにでもいるような4人家族だ。


ただ一点家族全員が、ゲーム好き(廃人ゲーマー)ということを除いて。


まぁそのお陰で、俺は今流行のこのVRゲーム機、《クライシス》を持っているわけだが。


ちなみに、クライシスの原理は脳が身体を動かそうとする脳波を、ゲーム機に繋げるというものだ。


ログアウトした俺はヘルメット型の脳波受信機を外して、部屋を出た。


二階にある俺の部屋と一階のリビングは ちょうど対角線上にあるから遠い。

なんでも、リビングの音でゲームに集中出来ないのを防ぐためらしい。 さすが我が親分かっている。



リビングにやってくると全員揃っていたので席についた。

『全員揃ったし、頂きましょうか。』

『『『『いただきます!』』』』


ゲーマーの割には母さんは飯が旨い。

なんでも、昔料理物のVRにいたそうだ。


ゲームとリアルを混ぜないで欲しいが

【ゲーマーに限界はない】


が我が家のモットーなので、何とも言えない。

友達にいったら呆れるだろう。


そんな事を思いつつ、俺が料理に舌鼓をうっていたら、妹が何か言いたそうにしていた。

『何か話しでもあるのか?(ほむら)?』

『う、うん…今日はMUTOのβ版は今日で終わりでしょ?』

『それがどうかしたのか?』

『そうだったな。父さんもログインしとくかな。』


『私ね、βの最後に皆でボスに挑んでみないかな~?て思ったの!』

『良いわね!最後だからアイテム失っても大丈夫だし!お母さんも本気出すわよ~。』


『でしょでしょ!だから後で皆第五層のいつもの宿屋で待ち合わせしない?』

『良いぜ。今7時半だから8時半で良いよな?』


『うん』『おう』『わかったわ』


『その前に皆、手を合わせて?』パチン

『『『『御馳走様でした!』』』』


『よし、解散!』

我が家はやっぱりゲーマーばっかだ

(ほむら)

修慈(しゅうじ)

雪見(せつみ)

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