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Magicians Useful Tring Online  作者: 桐ヶ谷 雅輝
エピソード壱 新たな冒険と仲間
19/27

ファーストレッスン

二人でハンバーガーをかじりつきながら、お互いを知るため改めて自己紹介する事にした。

『そーえばアカネは何でなにも知らないこのゲームやり始めたの?』モグモグ

『えっと…お姉ちゃんがやるとか言ってたから僕も…こっそり』ハムハム

『お姉さんとは冒険はしないの?』ズー

『元から僕はFPSが好きだから』ゴクゴク

『へぇ~意外だな。そんな可愛いのに』

『はわっ?!い、いきなり何言ってんの?!』

『え?嫌だった?褒めたつもりだったんだけど』


何が嫌だったのだろう。女子なんて妹位しか話さないから知らない間に地雷踏んだか?


『あんた…普段もそんな事言ってるの?』

『ごめんそんな事ってどんな事?』

『はぁ…もういいわ。そうえばあなた何歳?いちお敬語とかあるから』


ヤバい怖いよ…何がダメだったんだ俺のコミュ力あげたいな。


『リアルの事聞くかよ普通…中二なりたてだけど』

『え、同い年だったの?!』

『それは驚きだわw』

『まぁいいけど…あ、もしかしてここが宿?』

『そうだよ。外見はあれだけど中はしっかりしてるぜ』


そこにあるのは木造30年はありそうな建物だった。

『とりあえず話しの続きは後でな。宿の登録済ませないと』

『先行頼むわ』

『んじゃちょっとやってるから見てろよな』


その1、カウンターでNPCに話しかけ、一泊いくらか聞く。

『すいません。ここ一泊いくらですか?』

『20Gです』

その2、現実での1日はこっちでの1日半なので時間を計算する。

『じゃ三日で』

『それでは40Gです。ここにサインして下さい』

その3、出される紙にプレイヤーネームと好きな部屋番を書いて、お金と一緒に提出する。


『それでは鍵をどうぞ』


一通り終わったので、アカネの所に戻る。

『今の見てたか?』

『えぇ。でもあなた何でわざわざGをコインにして渡したの?』

『あぁそれならいちいち窓開くの面倒だからだけど?』


お金は窓以外にコインにして渡す事が出来る。

『アナタらしいね…』

『早くやって来いよ。とりあえず2日はとれよ』

『分かったよ』

ベンチで座って待っているのもあれなので、新しい魔法の候補を探していたら戻ってきたので、中断する事にした。


『上手くとれたか?』

『えぇ。それよりあなた本当に中二なの?』

『嘘つく利点があるのかよ』

『いや、小学生かと思ってたから…』

『なめてんの?ねぇなめてるの?!』

ちょくちょくからかってくる奴だ。ツッコミが疲れる。


『冗談よ。それより一つ気になっていたんだけど良いかな?』

『俺に答えられることならどうぞ』

『あなたは…何でこのゲームやってるの?』

『あ~お前友達誘ってなかったんだよな。俺は友達や家族に誘われてβからずっと、な』

『じゃ…ギルドとか入ってるの?』

『ギルド作るのに金がいるから今はないけどいずれ作るさ』

『なら…入れて貰えないかな?』

『それは俺たちのギルド…まぁ今はサークルなんだけど、それに入るってことか?』

『うん…僕私立だからあまり参加出来ないけど』


なんか運良いな今日。誘いたかったからちょうど良いぜ。


『参加云々は置いといて、俺たちはゲーマーの集まり。てことになってるけど問題ない?』

ゲーマー部だからそれなりにね…

『それなら大丈夫。他のゲームで二つ名貰っちゃってるから…』

『それはスゴいね…』

『まぁとにかく!僕花園の勉強あるからあまり出来ないよ?』

『え、花園って…花園学園の事か!?』

『あ…まぁいいか。それがどうかしたの?』

『いや、俺目の前の荒野学院だよ』 


意外や意外。学校がお隣さんでしたとさ。

神のイタズラですかね(笑)


『そんなこともあるのね…神様はよく分からないわ』

『俺もだよ…』

『まぁとにかく我がサークル。《ゲーマー部》へようこそ!』

『なるほど…ゲーマーの集まりってそーゆー事ね…』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ゲーマー部人数 5人

DarkKnightの現状

Lv4

HP315 (+15)

MP107 (+7)

STR1 (±0)

INT1 (±0)

VIT1  (±0)

DEX1 (±0)

AGI1 (±0)


SPあまり2

魔力の才能Lv2、水魔法Lv1→氷魔法Lv1

雷魔法Lv1、状態異常強化Lv1


MLPあまり1

βにはなかったSP(ステータスポイント)の導入にまだ気づいていない十六夜。



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