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Magicians Useful Tring Online  作者: 桐ヶ谷 雅輝
エピソード壱 新たな冒険と仲間
15/27

久しぶりの出陣

ボア平原に入ってすぐ魔法を取り忘れていたのを思い出した。


『俺まだ魔法選んでなかったからちょっと待って貰っていい?』

『仕方ないわね』 『早くしちまえ相棒』

二人にせかされつつ待って貰って、魔法取得メニューを開いた。

最初は【魔力の才能】というMPが手に入るしか出来ない魔法しかない。しかしMPがこれと一部の装備、後は高位の魔法でしか上げれないから大変だ。

始めた時は魔法を覚えるためのMLPというものが5あって、一つの魔法を覚えるのに1~5使う。覚えたあとは使い込んでLvアップしていくと効果が上がるのだ。


β時代と同じ水と雷。後は状態異常強化か、こんなのあったかな?面白そうだから取っておこ。状態異常強化が2必要だったから後1か。何選ぼうかな~後回しにするか。

『ありがと、もういいよ』


そして俺たち三人は奥の方に向かった。

十数匹の青猪や紅鳥を倒してLvが上がった頃、俺は今まで疑問だった事を聞いてみた。


『そーえば渚さんは何で俺だと分かったの?』

『私記憶力良いから』 

『え、どうゆうこと?』

『あなたの顔を覚えたって事よ。まるっきり一緒だったからすぐ分かったわ』

『それ君が言えるのかい?』

『私は私、あなたはあなたよ』


苦笑しながら言い返したらなんだが機嫌をそこねたっぽい。女子は苦手だ。


『おい相棒、ちょっといいか?』

数歩離れた場所で研二が呼んでいる。なんだろういったい。


研二の元に行くといきなり肩を組んできて、隣にしか聞こえない声量で話しかけてきた。


(お前いったいあの時何話したんだよ?)

(大したことは話してないよ。ゲームの話しか)

(じゃあなんでお前の顔を覚えてるんだよ)

(そこは問題なのか?!)


『二人とも、私そろそろ用事あるから帰っても良いかしら?』

『あ、うん大丈夫だよ』

『それじゃまた今度…その前にフレンド登録とサークル招待してちょうだい。』

『あ、そうだった。了解了解』


僕はフレンド登録のメッセージを如月さんとついでに研二に送った後にメアドを貰い、【ゲーマー部】の招待メッセージを送った。研二もフレンド登録してるようだ。


『にしても…ゲーマー部ってあなた達らしいわね』

『あはは、そりゃどうま』

『俺らはゲームが楽しければいいのさ』

『ふーん。あっそ。それじゃあね』


その言葉を最後に如月さんのアバターは消え去った。

『それじゃ今日は解散するか』

『そうだな。またな研二』

『相棒もまたな』



こうしてゲーマー部は一度別行動になった。





その後、ゲーマー部勧誘のために攻略wakiを開いたらログアウトは宿屋でしか出来ないのを知り、如月さんがどうして消えたのか気になったがwakiに答えがあり、最初から、最後に寄った街に帰る【帰還魔法】(リターン)という魔法を全員覚えてることを知り、納得した。


とりあえずサークルとかギルド募集の欄に書き込んでおいた。まだ1時半だしレベリングしますかね。

そうして俺はまたMUTOの世界に行くことにした。

次回十六夜のソロプレイをとくとみよ!

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