"デス・ライフ・ゲーム。"とは?
頭の中に響いた。
"デス・ライフ・ゲーム"って?
そんな疑問を頭の中に浮かべながら、また
「デス・ライフ・ゲーム。開始します。」
と言われた。
私の聞き間違えではないようね・ ・ ・。
そんな事を思った。・ ・ ・
どこかでこの"デス・ライフ・ゲーム"に期待している“私”がいた。
もし、参加すれば本当に著者に会えるかもしれないから・・・
私の家は、クリスタル・ワールドの中でもかなり位の高い財発に値するのだ。
そのために小さい頃からずーっと帝王学を学ばされてきた。独りだったから。
いや、正確には独りではない。皆有能なために桜杉家を出ていってしまっただけ。
私の幼い妹弟でさえも、桜杉家には居ない。私は、ずっと独りだった。孤独だった。
だから、心もないの。
”心など必要ない。”帝王学の理論だ。
私の心は、何処かへいってしまった。
存在するとするのなら・・・
母も姉も兄も、妹も弟もいたあの時に…
きっとある。
キーーーーーーン
「選ばれし者。眠れ。謎解くその時まで。」
キーーーーーーン
頭にかなりの高音が響いたあと、
私は夢の世界へ意識を飛ばした…。
*
ピコーン
何かのゲームをするときに聞こえる音だ。
[これより選ばれし者の職業選びを始める。職業を選んでください。又、選ぶ際には目を閉じてください]
職業?どういう事だ。とりあえず目を閉じてみる。
[ようこそ。職業選びの世界へ。お好きなのをお選びください。]
なるほど。RPGゲームでなどの最初の選択か…
魔法使い、剣士、弓使い、召喚土、魔物使い
いろいろあるのね。ランダムという項目もあった。
私は、面倒なのでランダムを選んだ。ぱっと見でも100はあったから。
そして、ランダムの説明のところにこう書いてある。
”ランダムでしかないもの、此処に在り”
私はそれが当たって欲しい。
私だけの職業が欲しいから。
ピコーン
ルーレットが回り始めた。
目をとじて[カチッ]止まれと念じた。
「!!」
"封印されし偉大なる賢者"
私は、素直に喜んだ。
だってこれは私だけの、職業だもん。
ザーーーーーーーーー
さっきのかなりの高音でなく、ノイズが流れた。
[職業が決まりましたね。それでは、まず、
"デス・ライフ・ゲーム"に参加するに当たっての説明と"デス・ライフ・ゲームとはなにかを説明します。まず、このゲームに参加する選ばれし者には、参加する代償として、
命・ ・ ・ライフをかけてもらいます。
「!?」
その言葉を聞いた瞬間驚きと焦りの二色に頭が染まった。だが、僅かに冷静さも保っていた。そして、このゲームの大体の意図も理解できた。
「命を賭けるゲーム・ ・ ・って事ね?」
しばしの沈黙。
[察しが宜しいですね。桜杉美優さん。流石は封印されし偉大なる賢者。貴方のいっている事は正しいですよ。ただし、ただ賭けるだけのゲームではつまらないので、ゲームで死んだ場合こちらで預からせてもらっている、現実の世界の貴方も死なささせていただきます。議論は認めません。又、ゲームのクリア時間は、1000日間、24000時間の間でクリアしてもらいます。クリア方法は、簡単。あなた方の住んでいた世界の裏世界で、5つのダンジョンのボスを倒し"クリスタリウム"を集めてもらい、伝説の楽園"薔薇と時の楽園"にいき、虹のクリスタリウムを手に入れればクリアです。また、一つのダンジョンは、100階でできています。あっ別に美優さんがクリアしなくても、他のプレイヤーがクリアしても、美優さんは、クリアという事になります。最も自分でクリアしたいというなら、残っても構いませんよ。時間以内ならですが
「パーティは、組めるの?」
[はい。ギルド機能もありますよ]
「・ ・ ・」
[質問はないですね?では、デス・ライフ・ゲームスタートです。・ ・ ・せいぜい悪あがきしなさい。]
残り時間23999時間