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クリスタル・ワールド  作者: 美希
1/3

ゲームスタート

グロ表現を含む事もあります。

苦手は閲覧しないよう、お願いします。

又、念のためグロ表現を含む場合は、★マークをタイトルの方につけさせてもらいます。

私の住む世界は、クリスタル・ワールド。

クリスタルの世界。

…つい100年前までは、普通に普通の世界

だったらしい、が

"ワールド・プレミアム"

そんな名前の戦争が始まる前の話・・。

私は、部屋の本棚にある、ある歴史書を手に書かれてる事を声に出して読み上げた。



「この世界を"特別”にしたいでしょう?」

小さな月に乗ったへんてこりんな兎は告げたそんな小さな一言でこの平凡な、

普通の毎日に、“ワールド・デイズ“に別れを告げるなんて、思っていなかった。

ゴーン・ ・ ・ゴーン。

-----終焉を告げる鐘がなる。

その時、少女は聞いた。見たのである。

世界が割れる音、六つの世界、消えゆく思い出と記憶、止まる時、何かを告げる少年少女、流れゆく神々の・ ・ ・




ー そこで私の記憶は消えた


これは、有名な歴史書である。ある少女の、この世界になるまでの記憶をたどって作られた歴史書。だがこれは日記であると私は、思っている。実際に、歴史書と思う人と日記であると思う人。意見がくっきり分かれているのである。

…この本に書かれている事は、全て本当だという事。つまり予言書でもある。

実際に、この世界”クリスタル・ワールド“は、六つのクリスタル(世界)

になっており、一番上にあるのは、神界

今でいう天国である。逆に一番下にあるのは、悪神界今でいう地獄である。

その中間にあるのが私達が住んでいるクリスタル・ワールドだ。クリスタル・ワールドの右隣にあるのが、ルナ・クロックワールド。左側にあるのは、サン・レジスタンワールド

そして、どこに存在するのかもわからない"時と薔薇の楽園"があるらしい。私はその“時と薔薇の楽園"とやらにどうしても行きたいのである。そこに行けば、会えるかもしれないのだ、この歴史書(日記)の著者に。そして、私達がいるべき"ワールド・デイズ"に行けるかも・ ・ ・戻れるかも知れない。そんな希望を私はこの本の著者に会う事でもてるかもしれないからだ。

--------ゴーン、ゴーン。----------------------------

時計をいちよう見るが針は、止まっている。

時の止まったこの世界は、ある時間になると

鐘が鳴るのだが、今日はいつもより鳴るのが早い気がする。そんな事思った直後に、

突然目が眩んだ。意識が遠ざかっていく。

目が覚めた時にいた場所は、真っ暗な世界だった。


そして静かに兎は笑う。告げた言葉に耳を疑わせた。

「デス・ライフ・ゲーム。開始します。」

と小さな月に乗ったへんてこりんな兎はいった。



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