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詩:天使に恋して☆彡
キューピットさま キューピットさま
どうかここへおいでください。
孤独で壊れそうな私の元へ お願い。キューピットさま
私は風花 桜井風花
夕暮れの下校道 独りいつもの暗い路地
帰り急ぐ ふと気がつくと
老婆が露店を開いていた
不思議な目をしたおばあさん。彼女は言いました。
(そのアザはぶつけて出来たものじゃないね)
私、洗いざらい話した。 私いじめられているの
老婆はにこりと笑い 銀色のキューピットの矢を売ってくれた。
わらをもすがる気もちで
キューピットの矢と魔法陣に呪文を唱えたの
まばゆい光の中から現れたのは白い翼の
2人のキューピットだった。
私と同じ年くらいのぶっきらぼうな男の子と
可愛らしい小さな男の子
これからどうなっていくの?
涙とともにハートはゆれ動いた。
短編「天使に恋して☆彡」の詩バージョンでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。