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聖夜祭

作者: すみ いちろ

イブは誰かと一緒なんてそんなこと


経験したことない事実


クリスマスの夜は一人に


雪の空を仰ぎ見る人に


同じように生きてる時間


アダムのいない夜は寂しいイルミネーション


早く過ぎ去ればいいのに


って


そんなの今に限ったことじゃないし


あたたかさ温もり寄り添う時間


ほしくて


自分であたためた


裸のまま


誰かいてくれないかな


なんて


普段の私とは違って


まだ見せていない部分


見せてあげるから──


ほしいままに


あげるから


あなたの中にあるもののすべてで


みたしてほしい……


どこまでもひとつに重ねられなくて


離れ離れになるの


怖くて


どうしても求めたくなるの


摂取したくなるの


過剰反応示して


どうにもならないくらい


呼吸が止まるほど


抱きしめて──


創造するなら


アダムとイヴになって


愛に口づけ


祝福の天使が舞い降りるわ


空から赤や黄や青にも光らせ


命の輝くイルミネーション


大地に降り注ぐシャワー


星降る夜空に


白い粉雪


今すぐ会いに来て


神様──


あなたの指先で


私をもう一度、創造してほしい


翼がほしい


いつか夜の精霊になって


歌声を響かせ


この聖なる夜を飛び交いたい


あなたとともに



















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― 新着の感想 ―
[良い点] ひとりって、全員なんだよね♡ 分かるでしょ? ひとりもいいし、 ふたりもいい♡ どっちでも豊かになれるんだ♪
2022/12/23 10:43 退会済み
管理
[良い点] 綺麗な詩ですね。 お疲れさま。
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