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51話

(・-・)_・)ソォーッ............(っ'ヮ')╮ -

 そろそろ美咲と決着つかなくちゃね。


 私は私の人生歩むから美咲までついてこなくていいんだよって言わないと。私に構わずに自由に生きてって言わないとね。


 美咲のことは好きだし美咲になら私のすべてを任せられる。そう、全部の意味でね。


 でもね私がそうでも美咲はそうじゃないかもしれないでしょ。このまえ言ってくれたのだってお世辞かもしれない。なんの覚悟もなくその場の勢いで言ったのかもしれない。


 だから真に受けない。これだけは信じない。きっと美咲にとっては私は重い荷物にしかならないから。一度背負ってしまったら二度と下せなくて一生付き纏ってしまう重い重い荷物だから。


 こんなこと言ったら紗耶香さんに失礼だと思うけど多分紗耶香さんも同じことを思ってるはず。


 言葉は悪くなるけど多分私達は過去に負った傷を舐め合って生きるのが一番なんだと思う。


 だって私達が負った傷は大小あるけど同じ種類だから。最愛の人を亡くしたんだから。


 私は姉としての沙那ねぇ。紗耶香さんは恋人としての沙那ねぇ。


 家族として、恋人としては違うけど紗耶香さんに負けないくらい私も沙那ねぇのことが好き。


 だから同じ痛みを知っている者同士、過去の痛みを背負いながら、お互いに慰め合いながら生きていくのが良いと思う。


 そこに美咲は巻き込めない。巻き込んじゃダメ。巻き込んでしまうと美咲まで傷つけることになってしまう。


 それだけは嫌だ。飾らない私のことを知っても前と変わらない.....ううん、前よりも深く関わってくれようとしてくれている大切で大好きな友達なんだから。


 でも、もし私が美咲を普通の世界に戻そうとして美咲がそれを拒否したらどうしよう。


 ..................その時は一緒に泥沼にはまるしかないのかな?


 私が美咲を言い負かすことなんて経験上絶対にできない。いつの間にか会話の主導権を握られてあれよあれよのうちに丸め込まれるのがいつもの私。だから仕方のないことなのかな?


 .............................ううん。今からそんなこと考えちゃダメ。今は美咲をどうにかして普通の世界に送るんだから。私がいる世界に降りてこないようにしなくちゃいけないように頑張らないといけない。


 でも、どこかで、私は、美咲が、ずっと、いつまでも、一緒に、い、てくれ、ること、を、きたい、している、私が、いて、し、ま、う。


 こんなことしちゃいけないのに、美咲に依存しちゃいけないのにそう思ってしまう私がいる。


 これっていけないこと?それとも悪い事?思って良い事?思ってしまったら悪い事?


 もう分からない。


 だから私はこの思いを見なかったことにして、思い出さなかったこととして胸の中にしまい込む。


 どんなことがあっても、二度と表に出てこないように厳重にロックをかけて開かないようにする。


 そして私は自分の心に少しだけの嘘をついて美咲に伝える。


 私は美咲のことは好き。大好き。ずっと一緒にいたいってって思う。でも、だからこそこっちには来てほしくないの。大好きな美咲を私と同じ世界に立たせたくないの。


 だからお願い。


 どうか私の言うことを聞いて?


 黙って聞けなんて言わない。私の思いを全部ぶちまけるから。どの選択肢を選んでも私は自分を許せなくなる。でも、だから、どうかお願いします。


 私のことを思うなら、ね?


 .............................................................................タスケテ。




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