27話
どうしてこうなった..............。たしかに夏休みはまだあるって思って宿題をサボってたのは認める。でもさ!さすがに栞里さんが来るなんて思えないでしょ!?あの人に連れまわされた結果!私は夏休み終了1週間前になっても数学と古典が残ってる!!
い、一応残ってるやつも1/3はやってるから!!
...........うん言い訳だよ。何か悪いか!?今年こそは計画的に終わらせられるって思ったのに全部あの人によって計画が崩されたよ!!絶対ゆるさん!!今度駅前にあるクレープ屋さんでなにか奢らさせてもらっても許さんぞ!
「ひー?ここ違うよ?それはその公式使うと変になるから......はいやり直し」
あああぁぁぁぁぁぁ!全部消すな!!あってる所までの途中式くらい残してよ!
「この所業はいじめか!?未空は私の困る顔見て嬉しいのか!?」
「そりゃぁもちろん」
「もちろん?」
「そうに決まってんじゃん♪ひーっていじると面白いんだもん」
「私は!未空の!玩具じゃ!ない!!」
「はいはい口だけ動かすんじゃない、手を動かしなさい。じゃないとまた消すよ?」
「悪魔だ!!やっぱり未空は悪魔だ!!!」
「そう思ってるならもう手伝わないよ?」
「そ、それだけはおやめください未空様!!」
「ふーん。ねぇひー?私喉乾いたんだけどなぁ~?」
「分かりました!ジュース持ってきます!!!」
ちくしょう!未空に負けた!!!
おとなしく冷蔵庫に入ってるアップルジュースをコップに注ぐ。私と未空と美咲の分だけ入れて持ってく。
美咲?美咲ならさっき英語の宿題相手に真っ白になってたから多分今は燃え尽きてるかな?
「これしかないから許せ!文句は受け付けん!!」
「ありがとう、ひー」
燃え尽きてるやつにもあげるか。でもどうやって現世復帰させればいい?
「ねぇ未空?これどうやったら治るかな?」
「放置か口にコップねじ込んでみれば?そしたら復活するんじゃない?」
そんな物騒なことするか!とりあえず肩を揺らす
.................ユラユラ揺れただけ。目に生気はない。
鼻をつまんでみる。
.................口呼吸に変わっただけ。何も変わらない。
ほっぺたを伸ばしてみる。
.................よく伸びて面白い。変顔っぽくなって私が笑う。
髪を引っ張てみる。
.................こっちに倒れてきた。邪魔。
背中をぶったたく。
「痛った!?陽凪何するんだよ!紗耶香さんに陽凪秘蔵コレクション横流しするぞ!!」
「あんたがお空の彼方から帰ってこないからでしょうが!!それに私の秘蔵コレクションって何!?」
「ああぁぁー、うん、ごめん。私が悪かった」
「気にしてないわよ。そんなことよりもコレクションって何!?ヤバいものなの!?」
「別に普通のコレクションだぞ?ただ陽凪のユニフォーム姿とか、水着姿とか、浴衣姿とかそんなもんだよ」
「全然普通じゃない!っていうかなんであんたそんな写真持ってるのよ!?水着とか海にもプールにも行った覚えないんだけど!?」
「それは学校でちょっと、な?」
「何してんのよ!?」
「え?それめっちゃ気になる!!美咲後で私によろしく!!!」
「いいぞ」
「よくない!!」
ほんと良くないよそういうこと!!ただでさえ紗耶香さんだけじゃ手が付けられないのに、そこに栞里さんが絶対転がり込んでくるんだよ!?もう私に死ねと言ってるようなものだよ!!
「...........送信完了っと。未空変なことに使うなよ?」
「当たり前!少しひーを脅す時に使うくらいだよ?」
「それならいいな」
「よくない!!というか送信するの速すぎ!!」
「さてさて続きしますか?美咲はそのまま英語で、ひーは数学よ」
「さっさと終わらせますか」
「いやこの話の流れでなんでいきなり宿題に戻れるの!?まだ話すことあるよね!?主に私の写真について!!」
「「ない!」」
「そういう時だけハモルな!!」
「ほらひー?早くやらないと消すよ?」
「それともコレクションの一部を紗耶香さんに送るのがいいか?」
「どっちも良くない!!分かりました!やればいいんでしょやれば!!」
...............このシャーペンを2人に投げれば少しはスッキリするかな??0.3だから痛いはず!
「ひー?シャーペン投げてきたらもっと酷い事になるよ?」
....................なんで分かる!?超能力者か!?
「ひーは顔に出やすいから簡単」
「たしかになー」
「そんなことない!!ほら今私が何思ってるか分かる!?」
「「数学めんどくさい。でもいじられるのも嫌だ」」
「だからなんで分かるの!?
「「そりゃ友達ですから/だから」」
ちょっとうるって来たじゃない!どうしてくれるんだよ!!宿題に集中できないじゃない!!




