10話
ソシャゲのコラボイベを走らないと........(訳:明日以降毎日投稿できる可能性が低くなります)
「秋葉先輩ここなのですが.........」
「ここ?ここはこうやって.........こうすればいいよ?」
「ありがとございます!!」
ふぅ.........月末はやっぱり忙しい。さすがに今日は私も定時で帰ることは出来なさそうね。
遅くなる前に陽凪ちゃんに連絡しないとね。
前みたいなことをして陽凪ちゃんを心配させて、悲しくさせちゃった可哀想だからね。
『陽凪ちゃんごめん!今日仕事が忙しくて家に帰るの結構遅くなっちゃうかも!!だから先にご飯食べて、遅すぎたらちゃんと戸締りをして寝るんだよ!!』
さてさて続きをしなくちゃね。
ーーーーーー
んーーっ!肩が凝る!
ちょっと休憩休憩.........っと陽凪ちゃんから連絡帰ってきてるね。
『はーい!紗耶香さんも夜道に気をつけて帰ってね!』
猫がファイトって言ってるスタンプと一緒に送られてきた。
可愛い!コレ見ただけで私はこのめんどくさい仕事を頑張れる!!
それじゃあラスト頑張ろっか!!!
ーーーーーー
「終了だーーーーー!!やっと終わった.......」
終わった.........時間は9時すぎてる。今から急いで帰っても10時は確実に過ぎる..........。
「お疲れ様紗耶香。今から同期でお疲れ様っていうことで飲みに行くけど、紗耶香は........来れないよね?」
「そうだね.........うん。今日も遠慮しようかな?」
「えー!?秋庭さんも行こうよ!!」
「こういう会滅多に秋庭さん来ないから今日こそは行きましょう!!」
はぁ........舞に便乗してきた同期2人にも言われた。
「いっっっっっつもいなくて結構寂しいんですよ!?せっかくなんだから行こうよ!」
むむむ......これは嫌な雰囲気。
「せっかくの同期だから仲良くしましょうよ!秋月も賛成だよな!?」
「もちろん!!秋庭さん行きましょうよ!!」
うわぁ.........断りづらっ。
「ごめんね紗耶香。ここは私に免じて参加してくれない?1、2時間だけでいいからさ!」
............仕方ないか。接待だと思えばいいよね?
「しょうがない。11時までには絶対に帰るからね」
「ええー!?もう少しいましょうよ!!」
「それ以上は無理。もしそれ以上私を居させたいなら問答無用で今すぐ帰るから」
「............秋月諦めよ。来てくれるだけでいいだろ?」
「.........今日はそれで許しますけど次はそうはいきませんよ!!」
「それなら私は絶対に参加しないわね」
「なんで!?」
なんでって決まってるじゃない。陽凪ちゃんのためよ。
あの子の方が私にとってはあなた達よりも大切だから。私が愛する人の妹。
今の世界に陽凪ちゃんよりも優先できる人なんていないのよ。




