表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/74

10話

ソシャゲのコラボイベを走らないと........(訳:明日以降毎日投稿できる可能性が低くなります)

「秋葉先輩ここなのですが.........」


「ここ?ここはこうやって.........こうすればいいよ?」


「ありがとございます!!」


 ふぅ.........月末はやっぱり忙しい。さすがに今日は私も定時で帰ることは出来なさそうね。


 遅くなる前に陽凪ちゃんに連絡しないとね。


 前みたいなことをして陽凪ちゃんを心配させて、悲しくさせちゃった可哀想だからね。


『陽凪ちゃんごめん!今日仕事が忙しくて家に帰るの結構遅くなっちゃうかも!!だから先にご飯食べて、遅すぎたらちゃんと戸締りをして寝るんだよ!!』


 さてさて続きをしなくちゃね。


 ーーーーーー


 んーーっ!肩が凝る!


 ちょっと休憩休憩.........っと陽凪ちゃんから連絡帰ってきてるね。


『はーい!紗耶香さんも夜道に気をつけて帰ってね!』


 猫がファイトって言ってるスタンプと一緒に送られてきた。


 可愛い!コレ見ただけで私はこのめんどくさい仕事を頑張れる!!


 それじゃあラスト頑張ろっか!!!


 ーーーーーー


「終了だーーーーー!!やっと終わった.......」


 終わった.........時間は9時すぎてる。今から急いで帰っても10時は確実に過ぎる..........。


「お疲れ様紗耶香。今から同期でお疲れ様っていうことで飲みに行くけど、紗耶香は........来れないよね?」


「そうだね.........うん。今日も遠慮しようかな?」


「えー!?秋庭さんも行こうよ!!」


「こういう会滅多に秋庭さん来ないから今日こそは行きましょう!!」


 はぁ........舞に便乗してきた同期2人にも言われた。


「いっっっっっつもいなくて結構寂しいんですよ!?せっかくなんだから行こうよ!」


 むむむ......これは嫌な雰囲気。


「せっかくの同期だから仲良くしましょうよ!秋月(あきづき)も賛成だよな!?」


「もちろん!!秋庭さん行きましょうよ!!」


 うわぁ.........断りづらっ。


「ごめんね紗耶香。ここは私に免じて参加してくれない?1、2時間だけでいいからさ!」


 ............仕方ないか。接待だと思えばいいよね?


「しょうがない。11時までには絶対に帰るからね」


「ええー!?もう少しいましょうよ!!」


「それ以上は無理。もしそれ以上私を居させたいなら問答無用で今すぐ帰るから」


「............秋月諦めよ。来てくれるだけでいいだろ?」


「.........今日はそれで許しますけど次はそうはいきませんよ!!」


「それなら私は絶対に参加しないわね」


「なんで!?」


 なんでって決まってるじゃない。陽凪ちゃんのためよ。


 あの子の方が私にとってはあなた達よりも大切だから。私が愛する人の妹。


 今の世界に陽凪ちゃんよりも優先できる人なんていないのよ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ