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悪役皇女は二度目だけど溺愛ENDに突入中  作者: 人参栽培農園
皇女やり直し編
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16話・ギルドへようこそ②

 


「鎮まれぇぇええええ!」


 砂煙が消えて現れたのはボンキュッボンのナイスバディな二十歳後半くらいの女性だった。

 女性の言葉通りシーンと静まり返るその場で、身動きも取れず、頭上に?を浮かべた。

 突拍子のないことはいつも経験しているので慣れているけれど、これはさすがにハードルが高すぎる。

 騒ぎで犠牲になっていった机や椅子だけではなく、天井まで破壊され、このギルドは今まで良くエリート集団の名を保っていられたものだと思った。


「ゴホッゴホッ。マスター、あそこにいるチビたちがさっき話してた嬢ちゃんたちです」

「なにっ!?ふっふっふっ、よく来てくれたな未来の天才たち!会えて嬉しいぞ!!」

「それとマスター、後で床と天井の修繕費頼みますよ」

「……わかっている。チッ、こういう所は目ざといやつだ」


 階段から咳ごんで降りてきたルークと女性の会話をに、この人がグランセシルのギルドマスターなのは間違いない。

 ……そりゃあ、こんな人がマスターだったらギルドメンバーもあんなになるわ。

 チラリとカイデンの方を向くとバッチリ目が合った。そしてすかさずウィンクでアピールしてくるあたり、さすがカイデンと思わされる。

 しかしそれを見逃さないのがあの三人。

 見事な蹴りや罵倒で相手の心を徹底的に潰すという、幼い少年少女とは思えない非道さである。

 こんな状況でよくやるな、と呆れてため息をついた時、ヒールの軽快な足音が近づいてきたのを感じた。

 顔を再び前へ向けるとタイミングを合わせるように黒く薄い手袋をしたマスターと呼ばれる女性の手が差し出される。


「初めまして、ラヴィニア。あたしはグランセシルのマスター。アウロラ・イグデシア。気軽にアウロラと呼んでくれ」

「は、はあ」


 曖昧な返事を返し、差し出された手を握る。

 その時、ふと思った。

 初めて会うはずなのに、この人からは何故か懐かしさを感じる。

 遥か彼方、記憶の最も深い所にある母の記憶。生まれたばかりにもかかわらず、抱かれた時の感覚というのは覚えている。

 アウロラは目が会った瞬間ニコッと微笑む。


「さあ、ここではホコリも舞うし、うるさい奴らも多いからね。執務室(あたしの部屋)へ行こうか。そこで盛り上がっている君たちもだよ」


 その手に引かれて階段を上る。

 後ろにノアたち三人が続き、さらにその後にはカイデン達もついている。

 曲がった直ぐの所に位置する一室の扉を開け紳士に私を先に部屋へ入れてくれる。

 そこで気がついた。

 アウロラは自室の床を破壊してそのまま下の階へ落ちてきたのだと。

 歪な円形に空いた穴からは下のメンバー達が覗いて見える。


「あのー、床……」

「ああ先程壊してしまったからな。今直そう」


 床へかざした手から淡い金の光が溢れ魔法陣が現れる。すると時が戻るように床が元の形へと戻っていった。


(この人も無詠唱魔法が使えるのか。さすがギルドマスター)


 感心してただ呆然と突っ立っている間に床の修繕は終わってしまった。


「早い上に正確な魔法、しかも無詠唱って」

「この程度赤子にも出来るだろう」

「マスターの常識で物事を考えないでくださいよー。ラヴィニアちゃんは普通の女の子なんですから」


 後ろから抱きついてくるカイデンは私の頭の上に顎を乗せて「これだからマスターは」と呆れた声を出す。

 私はそれよりもカイデンのこの距離の近さが気になった。カイデンの顔に手を押し当てて話そうとするけど一向に離れる様子はない。

 諦めかけたその時、頭上でカイデンが「いだっ…!」と短い叫び声をあげた。

 体からカイデンが離れた隙に距離をとり後ろを振り返ると、何やら足の脛を抑えて悶絶している。


『僕のラヴィニアに近づくからこんな羽目になるんだよ』

「オリジン!」

「なんでお前出てきたんだ。ラヴィニアから指示出されてないだろうが」

『この変態ナルシストがラヴィニアにちょっかい出そうとするから、お仕置きしてやっただけだろ』


『ふんっ』と駄々をこねる子供のようにそっぽ向いて怒り出す上位精霊。


「ほお、精霊契約か。それも始まりの精霊オリジンとは。珍しいペットを連れているじゃないか」

『うっわ。気配がすると思ったけど、最悪』

「久しぶりだなオリジン」

『すごく会いたくなかったよ、このババ──』

「黙れ」


 有無を言わさぬ勢いでオリジンの言葉に被せて発するその一言。

 視線だけで誰か殺せるのでは、というくらい殺気立った目をしていた。

 今まであのカイデンにすらここまで拒絶反応を示していなかったのに。

 二人の過去に何があったんだろうか。

 バチバチと火花が散りアウロラとオリジン、それぞれから赤と青の炎が燃え盛る幻覚が見える。妙にリアリティがあり過ぎて幻覚かどうかも疑わしい。

 このまま放っておけば恐らく今日一日この状態だろうな。


「オリジン。精霊界へ戻って」

『えええ!そんなっ!でも──』

「戻って」

『~~っ、ラヴィニアのバカ!でも好きっ!』


 変な捨て台詞(セリフ)を吐きながら、精霊界と人間界とを繋ぐ魔法陣を潜って消え去っていった。


「チッ、今度姿を現したら石化して粉々にしてやる。……ルーク!塩持ってきな、塩っ!!」

「はいはい」


 言われるがままに行動するルーク。

 こうなることを予想していたのかいないのか、すぐそこに大量の塩が用意されていた。

 アウロラは塩を乱暴に一掴みしてオリジンが消え去った辺りに投げつけた。

 満足したのか、撒き終えたあと「ふう」といい笑顔をして額の汗を拭った。


「それにしても、上位精霊使いの皇族に天才魔道士、未来の皇族騎士、更に女神の遣いとは、なんとも豪勢な組み合わせだな。見ているだけでお腹いっぱいだって………でも、そこの桃色の髪のお嬢さんはだいぶ厄介な──」


 そこまで言ってアウロラは口を閉ざした。

 その視線はいつの間にか隣に立っているシェリーの方へ向けられていた。


「シェリー?」

「なんでもありませんよ。ラヴィニア様が気にするような事ではありません」


 いつも通りの笑顔のはずなのに、ほんの一瞬、何故か私は恐怖した。

 これ以上何かを聞こうにも口が上手く動かず金縛りのような状態に陥った。


「ふっ、まあ良い。今後を決めるのはあたしではなく、お前の父、エルヴィス皇帝だからな」


 そう言って視線だけを私に向ける。

 今後ってなんの事だろ。お父様が決めるって何を?

 様々な疑問が行き交う私の脳内。


(まあ考えたところで、結局はなるようになるのだから、大丈夫よ私!)


 悩んだ末、考えることを放棄した私の脳よ。


「まあ立ち話もなんだ。そこの椅子に座るといい。ラヴィニアの邸からだとお嬢さん方からしたら長旅だっただろう」

「あ、いえ、ノアが<転移魔法>で運んでくれたので、私たちは全然元気です。でも、ノアがみんな同時に運んでくれて多分疲れていると思うので、ノアを座らせてあげて貰えますか」

「椅子は大量にあるから、別に疲れていなくても座るがいい。しかし<転移魔法>か。しかも七人同時とは、その年で大したものだ。魔力量もうちのメンバー軽く何十人分はあるだろうな」

「うげぇ、ノア君元から変だとは思ってたけど、そこまでいくともう化け物だね」

「ああ?消し炭にするぞ」

「ノア君が言うと冗談に聞こえないよ。助けてラヴィニアちゃん!」

「私には何も見えない、聞こえないー」


 徹底無視を貫かせて頂きます。

 今のは私の家族を化け物呼ばわりしたカイデンが悪い。

 右手に小さい炎をだしカイデンへ滲みよるノア。

 後ろから、「ノア君、取り敢えず落ち着こう。落ち着……ちょ、待っ、助けてーっ!」という悲鳴は私には聞こえません。全く聞こえません。

 全員無視して空いた席にそれぞれ座る。それに合わせてルークが四人分のジュースと一人分のワイングラスを用意した。


「あれ、ルーク。俺たちの分は……」

「悪いが自分で取ってきてくれ、ドミニク。俺はマスターから、そこのチビたちとマスターの分しか頼まれていないからな」

「俺たち友達だよなっ!?」

「ドミニク、無駄よ。ルークはマスターの従順な犬なのよ」


 自分の酒がやってこなかった事がショックなのか、友に見捨てられたことがショックなのか、肩を落として暗いオーラを放つドミニク。その背中をさすって諭すメグミ。

 ルークの持ってきたワイングラスの中身を一気に飲み干すアウロラ。こんな昼間からお酒とは、ギルドのメンバーは皆、彼女に似たのか。


「君たちを急ぎでこのギルドに呼んだ理由、なんだと思う?」


 唐突にそんなことを言われた。

 もちろん思い当たる節はない。ユーリもなんの事か首をかたむけている。

 けれどシェリーだけピクッと反応した。

 アウロラとシェリーは私の知る限りでは初対面のはず。それにしては仲が悪いというか、シェリーが一方的に警戒している。


「あんたシェリー、だっけ? 別にあんたの事をどうこう言うつもりはあたしには無いから安心しな。あんた達、特にラヴィニアには直接会って話しておきたいことがあってね」

「私、ですか?」

「ざっくり言うと二つ。一つはお前たち四人の今後について。もう一つはラヴィニア、お前についての事だ。カイデンから聞いてはいたけど、お前たちはまだ幼いながらにそれぞれ突出した能力がある。上手くコントロールしなければいつかその身を滅ぼすぞ」


 アウロラの冷たい眼差しにゾクリと全身に悪寒が走る。

 両隣に座る二人も息を飲み緊張が高まる。


(いつか身を滅ぼすって、私の場合処刑しか思いつかないんですけど!?もしかして精霊を使って国家反逆罪で処刑されちゃうの!?……嫌、嫌よ、せっかくここまで順調に人生をやり直せていると思ったのにっ)


 下を向いて恐怖に耐えるために唇を噛み、スカートの裾をギュッと握りしめる。

 ポンと頭に軽く置かれた手に反応して顔を上げると、アウロラを真っ直ぐ見据えたノアが立っていた。

 そこでカイデンの悲鳴が聞こえなくなったことに気づき背後へ視線を送ると泡を吹いたカイデンが失神していた。あまりにも無惨な姿だったから「ご愁傷さまです」と心の中で両手を合わせて合掌。


「あんたがそれを脅しで言ってんのか、それとも本気で言ってんのか知らねーけど、あんまりうちの姫さん脅かさないで貰えるか」

「ふむ。脅しているつもりは無いんだが。先程の話、君にも当てはまるものがあると思う」

「俺はどんな未来だろうと、この姫さんについて行くつもりだし、いざって時は城で稼いだ金でこいつら全員連れて逃げるつもりでいる」

「それってもしかして、ユーリやシェリーも連れていってくれる前提で話してる?」

「そうじゃなきゃお前また文句言うだろ。どっちにしろ人手不足は今後に響く。あくまでついでだ、ついで」

「私、今初めてノアさんに尊敬の念を抱きました。……そうですね、ノアさんの言う通りです」

「私たちの今後がどうなろうと、ラヴィニア様について行くという事に変わりはない」


 椅子から立ち上がり私の背後へ回る。

 この三人の決意はアウロラだけではなく、私の心にも影響を与えた。


 処刑は怖い。

 死ぬのはすごく怖い。

 でも、それよりも、家族を失うのはもっと怖い。


 覚悟を決め、机に手を叩き付ける反動で立ち上がる。

 私の勢いに圧倒されたのか、アウロラの瞳が一瞬揺らいだように見えたけど、直ぐに真剣な顔へ戻り私たちを見据え、答えを待つかのように黙る。


「誰だって、自分の身が滅ぶのは怖い。でも私は、皆が居なくなる事がなによりも怖い。誰もいないならいっそ死んだ方がマシだと、今は思えるの。だからその未来を覆す為の力が欲しい」


 少しの間が空いた後、真剣な表情を笑顔に変え、「よく言った」と両手で頭をくしゃくしゃにされた。


 アウロラは座っていた席の引き出しから何か書類を探し出し、「おっ、あったあった」と四人分の書類を差し出す。

 形状はパンフレットで中にもぎっしり文字が敷き詰められている。

 タイトルは、


「王立ギルド学院……ん?ここの学院長アウロラって、まさか、アウロラ!?」

「……実は、マスター兼、学院長やってまーす☆」


 ピースを目に当て可愛くテヘペロポーズをキメてきた。

 だけど私たちはそれどころでない。

 圧倒的に驚きが勝り、雷に打たれたように誰一人その場から動けなくなった。

 ()()が学院長……学院長の未来が心配になった。


「詳しい話をすると、この学院はグランセシルに所属している現役の冒険者や城で働く魔導士たちに直接指導してもらい、将来より有望な若者を育てようって仕組みだ。あたしとエルヴィス、そしてアゼリアの三人で考えていた計画を実現し、今に至る」

「お母様もこの学院の創立に関わっている……」

「学院についてなら俺は知ってたぞ。城で噂くらいは聞いたことがある。そこの居候も恐らく知っているだろう」

「ええ、父上から話だけは。学院出身の騎士も多くいると言っていましたからね」


 ノアの問いかけに素直に頷く。

 ユーリの家は有名な騎士の家系で部下も多くいるらしい。その中に学院出身の人もいるってことか。

 知る人ぞ知る名門校──()()()()()()()

 しかし学院長がアレだとな……。

 アウロラと目が合ったから反射で逸らしてしまった。


「そこで、君たちにはこの学院へ入ってもらう」

「……はい?」

「欲しいのだろう。未来を覆す力」

「……。」


 イラッとくるニヤケ顔で「ほーれほーれ」と指先でパンフレットを左右に揺らし始めた。

 言ってしまったものは仕方ない。

 皆を守れる力が手に入るならどんな手を使ってでもそれを手に入れる。

 パンフレットを握る手にほんの少し力を込める。


「あの、私平民なんですけど、この学院へ入る事って出来るんですか」


 恐る恐るといった様子で片手をあげるシェリー。

 学院と言うだけあって学費は勿論、制服や教科書代もかかるだろう。平民という身分では到底払える額ではない事は見なくてもわかる。

 アウロラはきょとんと小首を傾げ、直ぐに学費について言っているのだと気がつく。


「その事についてなら問題ない。そのための()()と言っても過言ではないからね。今どきの貴族や金のある連中だけが上へ行ける世界なんてつまらないだろう。たまには呑気に茶を飲んでるヤツらに下剋上を果たそうじゃないか」


 両手を広げ不敵な笑みで演説をするように語り出した。


 シェリーの不安も消えた事だし、ほか二人は基本フリーダムだから多分入学させてもらえるだろう。

 問題は、私だ。


(そもそも皇女が冒険者を育てるためのギルドへ入学って前代未聞じゃないのか?あの父が本当に許可すると思う?けど最近の父は何かと質問もしてくるけれど最後には許可を出してくれているし……)


 自問自答を繰り返したものの、結局答えには辿り着けず。

 考えた限りではかなり残念な結果へと導かれてしまった。


「ラヴィニアはきちんとエルヴィスと話し合う必要がある。親族がいない場合は本人との契約で入学試験への案内は済む。しかし、大抵の入学希望者には親がいる訳で、当然全員から承諾書にサインを貰わなくてはいけないからな」

「わかりまし………え、入学試験?試験行うんですか?」

「当たり前だろう。金はどうにでもなるが、素質が無い、見込みの無い者を易々と受け入れたところでどうしようも無いからな」


 確かに、どこの学校だって試験がある。

 それこそよっぽど人数不足の学校以外はその学校の名誉を守るため、そして素質ある人間を探すために試験を行うのが常識だ。

 大抵の学校はその学校に見合った試験が実施される。

 だったらこの学院の試験は、冒険者を育てるだけあって、モンスター退治とか?

 薬草採集の際モンスターに襲われた出来事が思い出されサーと血の気が引いていく。

 もう二度と、あんな思いはごめんよ……っ!

 首を左右に振って、モンスターに襲われた時の記憶をかき消す。

 試験については後々パンフレットを頼るとしても、保護者のサインはどうしたものか。

 先行き不安な未来を案じて重いため息がもれた。


「……はあ」

「エルヴィスにはあたしから予め話をつけておこう。どう転んでも、いずれ直接面を合わせて話会う時が来るだろうが、その時の手助けとなれるように手を尽くそう」


 予め話をつけてくれるのは非常に有難い申し出だ。

 私から説明しても「ダメだ」って即答されそうだし、不敬罪で処刑される未来も見えなくはない。

 父と分かり合える日が来るとは思えないけど、話し合うだけなら行ってみてもいいと思う。

 背後でパンフレットに目を通す三人を、シェリーから順に流し目で見て行く。

 今の私の家族はこの三人だけではない。リディやロゼット、邸のメイドや庭師にシェフだって私の味方をしてくれる。

 皆がいれば怖い物なんてない。


「学院についての話は以上だ。あとの細かい事はパンフレットに記入してあるから、それを読むといい。君たちが無事に入学できることを祈っているよ。試験については手加減しないけどな」

「ふっ、ラヴィニア。帰ったら試験に向けてみっちり特訓しような。もう既に俺の脳内でスケジュールは組んであるから安心しろ」

「ちなみにスケジュールの内容は……?」

「朝七時までに支度を終え、その後昼までウォーミングアップ。休憩を三十分挟んだら、夜の七時まで徹底的に魔力コントロールと魔法の練習。夜は──」

「ラヴィニア様がどんどん燃え尽きたボクサーのように白い屍に……」

「姫様?姫様、姫様っ!戻ってきてくださーいっ!姫様あーーーーっ!!」


 そのまま屍と化し空には灰となったラヴィニアが舞散ったという。

 ノアの組んだスケジュールだから私の体調管理も気にしているはずだけど、これは鬼畜すぎるスケジュール……

 三途の川が見えた。




次回は15日です

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