再会
落下の衝撃で、体に衝撃が走る。
電流みたいだった。
でも、思っていたほど痛くはなかった。
恐怖で固く閉じた目を僕はゆっくりと開ける。
そこには、ただただ吸い込まれるように美しい青い瞳が僕を見つめていた。
「えっ?」
よく意味がかわらなかった。
「僕、死んだのかな?」
彼女は静かに僕を見る。
「生きてるわよ。だって私が助けたもの」
深呼吸して僕は、一度空を見上げた。
柔らかそうな雲がゆっくりと流れていた。
ああ、あの屋上から僕は落ちたんだよな?
そして、再び視線を下に戻す。
そこには神崎さんがいた。
本物のようだ。
「僕、屋上から落ちたよね?」
「そうね。落ちたわね」
「でも、なんで僕どこも痛く……」
言いかけて僕は黙り込む。
状況を理解したからだ。
どうやら僕は、神崎さんにお姫様抱っこをされているようだ。
「う、受け止めてくれたの?」
「ええ。私が、あと少し遅かったら危なかったわね」
「神崎さんは、骨とか折れてない?へ、へいき?」
「ええ、私はあなた達より体が頑丈なのよ」
堂々とした態度で力強く、神崎さんは答えた。
僕は内心ヤバイ。
と思った。
今頃、心臓がバクバク跳ね上がる。
こんなの絶対惚れてしまうじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!




