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いざ、新しい人生を!!

自分でも言葉がおかしいのは分かっているのに...小説書くのって難しいな

「えっと、ほんとにそれでいいんですか?どんな世界にも出来ますし、最強ステータスにして俺TUEEEEも出来ますよ?」


(よく俺TUEEEEなんてしってんな神様、神様も意外と暇なのか?)


「いいのいいの、俺は普通の生活をして行きたいだけだら、魔法とか使って戦いたいわけじゃないからさ」


「まぁ、あなたがいいと言うならそれでいいですけれど...本当にいいんですね?」


神様が再度確認を取ってくる、恐らくは今までにこんな転生を望んだものはいないのだろう、確かに普通はここでファンタジーの世界とか行って最強主人公を演じるのだろうが。


(まぁわざわざ命を危険に晒してまで世界を救おうなんて思わないしな、そうしなきゃいけないなら別だけど...そう言うのはゲームだけで充分だ)


「ごく普通の生活をして行けるならなんでもいいぞ」


「分かりました、ではこれより転生を開始します、少し目をつぶっていて下さい」


言われた通りに目を閉じる、すると体が少しづつ分解されている様な感覚がある、けれど痛いとかはない、寧ろ暖かいものに包まれていて心地よい


「次に目を覚ます時には転生が完了しています。ではあなたの新しい人生に幸福があらんことを」


神様のその声と共に意識が途切れた。


次に目が覚めたら那羽斗は赤ん坊になっていた、それからは普通の男子としての生活を送っていた、それも10数年がたった。


「ほら那羽斗起きなさいよ!学校遅れるでしょ!!」


幼馴染である凜がいつも通りに起こしに来てくれている、幼馴染みなんてなんだかラブコメの様な感じだがこればっかりは神様からのサービスだろう、かく言う那羽斗も結構満更でもない。


『ふぁぁぁ、おはようございます那羽斗さん、今日もいい天気ですね~』


問題はこいつだ、那羽斗を転生させてくれた神様、厳密には違うらしいがそんなことはこの際どうだっていい、何故彼女が那羽斗に普通に話し掛けているかと言うと、簡単な話し暇だったそうだ。と言うか彼女達神様達は全体的に暇な仕事らしい、その仕事と言うのも転生させた者達のサポートとかそんな仕事なのだそうだ、だが俺の場合はサポートする事がない為に暇なのだろう。因みに彼女の声は頭の中に直接流れてくる。


(...普通の男子中学生は神様から頭の中に話し掛けられたりしないと思うんだけどな~)


「早く起きなさいってばー!私も遅れちゃうでしょうが!!!」


いつまでも布団から出ない那羽斗に凜は体を揺すってくる。


『あ~、また凜さんに起こさせて、少しは自分で起きる努力もしてみたらどうですか?』


『ん~、うるさいな善処はするよ』


『善処って...それ絶対しないやつですよね?ダメですよ1人でしっかりとした生活をおくっていかないと』


『よく言うよ、自分だって凜が起こしに来た声で起きてるくせに』


「早く起きなさいって言ってるでしょ!!!」


「おごぉぉ!」


無視していた凜が流石にいつまでも経っても起きない那羽斗にキレたのか拳を那羽斗の腹にめり込ませる、確に無視してて起きなかった自分も悪いとは思うが普通寝ている幼馴染みに全力で攻撃をするだろうか?女の子と言っても中学生の力だ不意打ち鳩尾に攻撃されたら痛いに決まっている。


「下で待ってるから早く起きなさいよ!」


そこからは準備して下で待っていた両親と凜と朝ごはんを食べて学校に向かった。


(まぁ普通の男子中学生の生活とは程遠いけどこれはこれで楽しい日常だな)


こうして普通の日常を望んだ少年は、少し普通じゃない日常に満足しながらその日常をすごしている。

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