転生しても普通の生活を下さい!!
初めての作品です、至らぬ所も多いと思いますがよろしくお願いします!
目が覚めると俺こと早乙女那羽斗何も無い真っ黒な空間にいた、その空間には俺と椅子に座った20歳ぐらいの女性がいた。
「あ、やっと目が覚めたみたいですね、おはようございます!」
部屋の空間に合わない声で挨拶をされた...
「あ、おはようございます。えっと、ここどこですかね?もしかして俺、誘拐されてます?」
「覚えてませんか?貴方はは電車に跳ねられて死んだのですけど...」
そう言えば、目を覚ます前の記憶って言ったら電車に跳ねられそうな小学生位の女の子を助けて、俺が代わりに...
もともと早乙女那羽斗と言う少年は少し正義感の強いごく普通の中学生だった、その日だっていつも通りの帰路を辿り家に帰りゲームをするつもりだった、だが遠目に、踏切のど真ん中に小学生位の女の子がいた、近くまで電車が来ているのにも関わらずだ、しかも少女は足が引っかかってしまい動けないでいるようだ。
(危ねぇだろ!てか周りの人達は何で誰も助けようとしないんだよ!!)
那羽斗は既に踏切に向かい走り出していたがまだ距離がある間に合うかどうかは微妙なタイミングだ、周りの人々が動けば余裕で間に合う距離なのに誰もうごこうとしない。
結果、那羽斗は何とか少女を助ける事に成功した、だが那羽斗自身は電車に轢かれてきまった。
「あ~、なるほど思い出した、確かに俺死んだんだろうな、んでここはあの世って事?」
「んーと、まぁ厳密に言うと違うんですけど、まぁ同じ様なものですね」
おっと、まさかほんとにあの世だったとは、冗談半分で聞いたのに。
それから色々な説明をされた、あんまり俺は頭のいい方とは言えないので殆ど何を言っているか分からなかったが、取り敢えずなんかいい事したから別の世界に転生させてもらえるらしい。
「それでどんなステータスで転生しますか?」
「ステータス?」
「ええ、転生してからのステータスを自分で決めてください、それとどんな世界に転生したいですか?」
なるほどつまりネットとかでよく聞く転生ものの話しみたいに最強ステータスでファンタジー世界を生き抜くとかそう言う事を選ばせてくれるらしい。
「普通の世界に今まで通りみたいな生活をさせて下さい!!」
だが俺はそんな事を望んでいない、ダダ俺は普通に生きていきたいだけなんだ!!