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「異世界書斎」シリーズ

『空間と魔法の物理学ー魔法の袋の秘密ー』

作者: まいまいഊ

五次元や六次元は、すべての物質に折りたたまれて存在しているので。

 私たちが紙にたくさんの文字を書くことができるのは面があるからである。

 私たちがその紙をたくさん束ね本を作ることができるのは高さがあるからである。

 私たちが本をたくさん読んだという時を感じるのは時間があるからである。

 私たちが読み終えた本を魔法の袋にたくさんしまうことができるのは魔力があるからである。


 魔法は無から生み出されるのではない。物質ごとに決められた性質を持つ魔力から、一部を魔法として取り出しているに過ぎない。


 魔力はすべての物質に小さく折りたたまれて宿っている。普段私たちには、極小の点にしか感じられないが、それに働きかければ、折りたたまれた物質や現象が魔法として現界する。

 その逆もしかり、この世にある物質を魔力の世界に移動させれば小さな点になるのだ。つまり、たくさんのものが置くことができる。


 つまり、これが魔法の収納袋の原理なのである。



     「空間と魔法の物理学」序章より抜粋。

線が折りたたまれて、二次元の面

面が折りたたまれて、三次元の立体

立体が折りたたまれて、四次元の、

次元が大きくなるたびに、小さくなる世界。

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― 新着の感想 ―
[一言] これは随分と次元の高い話ですね・・・
[一言] 物理学者が魔法の道具を解明するような内容なのだろうか、それとも魔法の道具を研究してたら物理学に行き着いたのだろうかと気になるなぁ。
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