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勉強は友達。

中学時代は、勉強だけが友達だった野定久未は、「城紫舞学院」に行くことになった。

だが、その学院には恐ろしい方針があった。

成績下位者は学校から「追放」します。

このことを初めて知ったのは今日だった。

私は「野定久未」中学の頃から友達がいなかった。だから、勉強だけが唯一の私の友達だった。

勉強が友達だった私は自分で言うのもあれだけど、成績が良かった。そこで、先生に「城紫舞学院」に行くことを勧められた。

城紫舞学院は、もっとも成績が良い人が受かる学校だと言われていた。

私は勉強以外取り柄がない。だから挑戦してみたかった。

そこから私の猛勉強が始まり、すぐ入試がやってきた。

正直、入試の問題は基本的な問題が多く簡単だった。

結果は簡単と言っていたくらいだから、もちろん合格だった。

だが、この学校の方針は恐ろしいものだった。