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序文
はじめまして。
とうとう手を出すこととなりました、執筆。
まずは肩慣らしに、過去の駄作を大幅改訂しながら頑張っていきます。
どうぞよろしくお願いします。
孤高の星 幾星霜巡りし後
狂気の山々は 宿命の鐘を鳴らすだろう
やがてが蒼き煉獄眠る時
風に朽ち果てし 深淵なる宮の奥
翼の書導きし者により 月の鍵にて暁の門は開かれ
すべての厄災の王が目覚める
地は割れ 空は砕け 海は鼓動を止めるだろう
輪廻の果て 三界の咆哮が響く
血の証よ 白き裁きの縛鎖へと変われ
天の彼方 悠久の扉より 雷神の右腕を呼び覚ませ
しからば永劫の枷となりて 光齎されん
其の輝き 黒の碑に刻まれるだろう
『無名祭祀書』写本より抜粋
まずは扉裏あたりの出だしのみ。
ゆるっとupしていきますので、よろしくです。