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ポリッシャー!  作者: 昼熊
最終章

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最終話

 なんて、爽やかに終わりたかったんだけどね。

 魔法学園の片隅に建てられた塔の屋上で、俺は一人ある人を待っていた。夜も更け、学生たちの多くは床についているはずだ。

 ここから見下ろす夜の街は、多くの明かりが灯され街が眠りにつくには、まだ少し早い。大人の時間はこれからといったところか。


「待たせたな」


 誰かが左隣に歩み寄り、腰を下ろした。俺は視線を夜の街明かりから逸らさずに、口を開いた。


「夜遅くに悪かったね。ゼフルー」


 今更姿を確認するまでも無い。声だけで分かる。


「この時間に寮抜け出すと怒られるんだぞ。まあ、あんたの誘いだから別にいいけどさ」


 横目で確認したゼフルーの頬が、防壁の明かりに照らされ赤く染まる。


「ごめん。どうしても、話がしたくね。ゼフルーと――いや、マースリンとね」


 彼女の体が小さく揺れたのを見逃さなかった。

 夜の風が吹き抜け、ゼフルーの髪を大きくそよがせる。それ以上は何も口にせず、ただ彼女の言葉を待った。

 静寂に包まれた夜が静かに時を刻んでいく。音を立てるのは、時折吹きつける夜風のみ。そんな空間を破壊したのは、小さなため息だった。


「いつから知っていたのですか」


 いつもの幼いながらも強気な口調ではなく、落ち着いた大人の声がその口から漏れる。


「変だなと思ったのは、キミが捕まって牢屋に入れられた頃かな」


「そんなに早くからですか」


 疑問と呼べるほどでもない、ほんの些細な違和感。


「規則的に夜現れる魔物。目撃はされるが人を襲うことがない。マースリンが使役しているのなら、それはマースリンの指示でそうしている。そこが初めの引っかかり。まだ、ゼフルーとの関連性には思い当ってなかったよ」


 何を考えているのだろうか、彼女の横顔は驚くほど穏やかな表情をしている。沈黙を肯定と受け取り、話を続ける。


「ゼフルーが牢屋に入れられ、魔物たちの動きに変化が現れた。夜しか姿を見せなかった魔物が、昼夜問わず現れ人々を襲い始めた。当初は作戦の変更なのかなと疑ったが、統率が全く取れてなく、本能のままに暴れているようにしか見えなかったしね」


 一度そこで話を区切り、両腕を夜空に向かい大きく伸ばした。緊張して体が強張っていたようだ。体の節々が伸びる感覚が心地いい。

 隣で座っている、ゼフルーも真似て体を逸らしている。


「ゼフルー……キミはゼフルーと呼ぶべきなのか、それともマースリンと呼んだ方がいいのかな」


「今の私はマースリンですよ」


 今の――か。


「じゃあ、マースリン。話を戻すよ。魔物たちに変化が起きた理由は、操っているマースリンが何らかの理由で、その力を使えなくなったのではないか。と思ったんだよ。じゃあ、その理由とは? 魔法を封じられた? 圧倒的な魔力を持つ魔族をどうやって? そこで一つだけその条件を満たす場所があることを思い出した」


 推理でも何でもないただの消去法。この世界に詳しくないからこそ、深く考えずに実体験のみで可能性を追い求めた結果。選択肢が少なかったからこそ、この結論へとたどり着けた。


「この塔の地下牢なら、魔力を遮断することも可能だと」


 初めてゼフルーと戦い、ゼフルーが閉じ込められていた場所。それがこの塔。始まりがここなら終わりもここで迎えるのが相応しい。


「我ながら馬鹿げた考えだと、笑いたかったけど……そう考えると辻褄が合ったからね。その後は物事を順番に当てはめていっただけ」


 ゼフルーが捕まってから、マースリンが姿を見せなくなったと、ゼリオロスが言っていたこと。

 牢屋から出され、処刑台に上がってから再び魔物たちの統率がとれ、集団で行動を開始したこと。魔力を封じる青いひも状の結界で抑え込んではいたが、ゼフルーは以前、ルイスたちとの戦いで、その結界を容易く破壊している。実際にあの結界が効いていたか、疑わしい。

 それと、屋敷で死んでいたマースリンらしき女性の顔を確認できる者が何処にもいないこと。


「でも、結局は何も分かっていない。何故、キミが魔物を操っていたのか。魔族として人々を滅ぼしたいのなら、こんな回りくどいことをする必要はなかったはずだ。まるで」


「ゼリオロスを殺すためよ」


 俺の言葉を遮ったのは、感情のこもっていないマースリンの一言だった。


「全て、ゼリオロスを倒す為だけに企てたものよ」


 姿形は紛れもなくゼフルーなのだが、夜風に踊らされている髪を抑える仕草は、大人の女性にしか見えない。

 マースリンの答えは予想していた。あの尋常ではないゼリオロスに対しての憎悪を知っていれば、推察もできる。

 だが、そうなると最後に魔物たちを暴れさせた理由が分からない。ゼリオロスが俺に倒されたのなら目的は達せられたはずだ。


「ゼリオロスはね。ゼフルーの仇なのよ」


 自分のことだというのに、まるで他人事のような口ぶりでマースリンが言った。


「彼女が孤児になったのも、ゼリオロスに両親を殺されたため。ゼリオロスはそれ承知の上で、彼女を屋敷へ住まわせ、彼女の苦しむ姿を楽しんでいたのよ」


 クズなんて生易しいものじゃないな。外道という言葉がこれ程似合う輩もいないだろう。


「彼女か。まるで、自分とゼフルーは別人みたいな言い方をするね」


「本人でもあり別人でもあるのよ。私はゼフルーの別人格だから」


 多重人格か。どうりで口調も仕草も全くの別人に思えるわけだ。


「あまり、驚かないのね。別人格ってどうやったらできるか知ってる?」


「確か……幼児期に虐待やトラウマになる経験をした子供が、現実から逃避するために、別の人格を作って、自分の代わりをさせるとかだったかな」


 少し驚いた表情をしてこっちを見ている。


「意外だわ。勇者ってそういう知識も持っているのね」


 勇者だからというわけではなく、高校に入った頃、妄想小説から抜け出し次に進んだ道が……心の探求になっただけ。我ながら迷走しているな。

 当時、毎日のように考えていたことは、『人って何だろう』『人は生まれ持って悪なのだろうか』『心ってなに』

 ――イタイ、イタイ。人生における二番目の黒歴史。

 深層心理を知ろうとする俺カッコいい。なんて、自分に酔って馬鹿みたいに読み漁っていたなー。心理学や多重人格関係の書籍が大好物でした。


「そこまで知っているなら話は早そうね。ゼフルーは幼いころから常に虐げられて生きていてね。その辛い現実から逃れる為に、虐待を代わりに受け持つ人格を産み出した。その内の一人が、この私。優しく、包容力のある姉のような存在が欲しかったのね。自分で言うと、ちょっと恥ずかしいわ」


 照れて微笑むその顔は確かに、慈愛に満ちた表情をしていた。


「ゼフルーはキミたちの存在を知っているのかい?」


 マースリンは瞳を閉じ、否定の意味で、ゆっくりと頭を振った。


「あの子は何も知らないわ。私のことも、もう一人の人格のことも。たまに記憶が飛んで別の場所にいることに疑問は持っているみたいだけどね」


 やはり、彼女以外の人格も存在するのか。急に性格が豹変する人を指して、あいつ二重人格じゃないかなんて比喩する場合があるが、実際に二重人格で済む患者は少ない。殆どが多重人格――正式名は隔離性同一性障害。一度人格の分裂を始めると一人では済まないらしい。


「一度分裂した心は次々と別の人格産み出していった。名前どころか、心も存在せず、指示されたことを繰り返すだけの人格もいたわね。ハッキリとした意識があり、彼女を救う意思があった人格は、私と、もう一人――リムだけだった」


 マースリンは立ち上がると夜空を見上げた。住んでいた都会の夜とは違い、天には無数の星が瞬いている。久しぶりに、夜空を綺麗だと思えた。

 夜空へと伸ばした手を、マースリンはぎゅっと握りしめた。


「あの子へ危害を与えようとしている人格や意志のない人格を取りまとめ、統合し最終的に残ったのは私とリムとあの子――ゼフルーだけだったわ。なんて、ここはどうでもいい話だったわね。ごめんなさい。本題に戻るわね。私やリムはあの子の望みをかなえてあげたかった。最大の願望である、ゼリオロスの抹殺をね」


 黒幕はゼフルーではなく、マースリンとリムという別人格だったわけか。


「もちろん、ゼフルー自身もヤツを殺す為に努力はしていたのよ。自尊心を捨て、アイツにすり寄り屋敷へ入り込んだ。でも、皮肉なことに距離が縮まったことにより、アイツとの実力差を肌身で知ることになった。どうあがいても届かない力の開きを知ってしまったのよ」


 両方と戦った自分だからこそ、断言できるが、ゼリオロスはゼフルーがまともに戦って勝てる相手ではない。悔しかっただろうな……ゼフルー。


「そこで私たちは、搦め手で責めることにしたの。アイツの好みを探りだし、その虚像になりきろうと。幸運なことに私たちには、それぞれの力があった。私たち三人、体は共有していても心は全て別人。この想いが力となる世界において、三人格はすべて異なる力を持っていた。魔力の量だけではなく魔族としての特殊能力もね」


 そのまま流してしまいそうになったが、今、聞き逃すことのできない言葉があったぞ。


「想いが力となる。何故、そのことを知っている」


 魔力の源である想いの力。その真実にたどり着いた者が学園長以外にいたのか。だが、待てよ。その真実を知った者は――


「ほら、清掃員戦隊に負けて牢屋に放り込まれたでしょ。あの時、学園長がやってきて、魔力の仕組みを全部ばらしてくれたのよ。曲者よね、あのオジサン。魔族が知ることにより、本当に魔力が消えるのか調べる為にやったんですって。あ、そうそう。もちろん、そのことを知った私は魔法を使えないわよ」


 学園長はそんなことまでやっていたのか。処刑する相手なら、知られたところで問題が無いと判断したのだろうか。

 マースリンは軽く口にしたが、魔力を失うことは魔族にとって致命的だろ。


「でも、よかったわ。ゼフルーじゃなくて私が表に出ていて。あの子がこの真実を知って魔法が使えなくなっていたら、絶望してどうなっていたことか。考えただけでもぞっとする」


 自分の両肩を抱くようにして、体を小さくしている。


「ということは、魔物を制御していたのは貴方ではなく、もう一人の人格リムがやっていた?」


 魔力を失ったのなら、統率者がいなくなった魔物は暴走し、群れを成して学園を目指すなんて不可能だったはず。


「ご名答。私は戦闘能力皆無だから、魔物の使役は全てリムの役割だったの。私の持っている唯一の力は変身。私も最近たどり着いたばかりの答えなんだけど、魔族特有の特殊能力ってどうやったら手に入るか分かる?」


 無邪気な笑顔で問いを投げかけてくるマースリン。


「分からないな。想像もつかないよ」


「それはね、一番強い願望の力。学園長から想いの力が魔力に与える影響を知って、ピンと来たのよ。周囲の魔族や、自分に当てはめて、そうだったんだって納得しちゃった。――私の見解だと、本人が心から望んだ強い想いが、魔族の特殊能力となるの。特殊能力の内容が使えないものが多いというのはね、魔族連中は現状に満足しているから、強い願望なんて殆どないのよ。だから、どうでもいいような能力しか発動しない」


 となると、ゼリオロスの能力が優れていたのは、やつには魔族らしからぬ強い願望があったのか。ただの外道ナルシストだと思っていたが、ヤツの心には何かしらの葛藤があったのかも知れないな。


「私はあの子の理想として産まれた。そして能力は変身。あの子の現状への不満。身も心も変わりたいという、変身願望が私の力。リムの魔物を操る力は、虐げられ従う事しかできなかったあの子が、誰かを従えさせたい。その想いから産まれたのでしょうね」


 能力は魔族の願望によって決まる。役に立つかは不明だが、これからの戦いを考えるにあたって覚えておいて損は無いだろう。


「戦いは苦手だけど、変身の能力って結構凄いのよ。どんな姿にでもなれるのだから。絶世の美女から動物や魔物なんでもあり。性別の壁も問題なし。一度、見せたかったわ、勇者さんに。マースリンとしての姿を」


 その場で無邪気にくるりと回る姿が一瞬だけ別人のように見えた――その幻は、線の細い体に白銀の長髪。優雅な舞を踊っているかのような絶世の美女だった。


「能力で理想の相手に化けた私は、性格も相手に合わせて可憐に振る舞った。元々、ゼリオロスはあの性格だから、女は屈服させる相手としか見ずに、まともに付き合った事すらなかったのでしょうね。理想を演じるだけでいとも簡単に籠絡したのよ。そうなったらこっちのもの、先に惚れた弱みってやつね。どれだけ冷たくしようが、無視しようがどんな我儘でも聞くようになって、これから精神的にも肉体的にも追い込もうと考えていたら、アイツ、ゼフルーを魔法学院へ侵入するように命令して、計画が台無しになったのよ」


 マースリンは両掌を夜空に向け、お手上げ状態を表現しているようだ。


「ゼフルーは何も知らないから、その命令を快く受けちゃって……これからだというのに、側に居られない事態に焦ったけど、どうにか対応したのよ。体が弱い設定を生かして、昼間は太陽がきつくて魔族として体力を消耗するから、夜にしか会いたくないと強引に納得させたり。それを実行するために、毎日夜になったら寮から抜け出して、屋敷に戻ったりとほんと大忙しの毎日だった」


 苦労した過去を思い出しているはずなのに、その横顔は少し楽しそうに見える。


「それで、俺と出会い。その後捕まってしまい、計画が完全に破たんしたのか」


「そう。でも、そこで考え直したの。あのまま側にいたところで、私たちでゼリオロスを倒すことは不可能。なら、力のある勇者をぶつければいいってね。一度負けた後、勇者の物語を読み漁り、力を調べるためにも少し強めの魔物と戦わせてみたり、色々と小細工もしていたのよ」


 最近強い魔物が現れ出したと兵士が言っていたのは、そういう理由があったからか。学園長だけではなく、マースリンの掌でも転がされていたのか。よく転がる駒だな、俺は。


「大量の魔物を使役していたのも、いつか隙を見て一斉にゼリオロスに襲い掛からせる為だったのだけどね。それを誤魔化す為に、わざと兵士に見つけさせて戦闘をさせていたりもしたわ。ゼリオロスが憎いのであって、別に人間が嫌いなわけじゃなかったから。むしろ、人間よりも魔族の方を、あの子は嫌っていたわ。魔物を勇者と戦うように仕向けたのも、ついでみたいなものよ」


 悪びれることもなく言い切られると、なんか清々しい気分になるよ。今更、どうこう言う気もないから別にかまわないけど。


「だったら、前の質問に戻るけど、何でゼリオロスを倒した後、魔物たちに学園を襲うように指示を出した?」


「あーそれね。あれは、リムの独断。あの話しかけてきた魔物の声もリムがしゃべっていたのよ」


 マースリンは、ばつが悪そうに頬を人差し指で掻いている。


「独断か。何でリムはそんなことを」


「どうやら、リムは――ゼリオロスに惚れていたみたい」


 えっ……マジですか。これは、予想外過ぎる。というか、正気か!


「これは私にも責任があって。惚れさせた後、媚びてくるアイツが気持ち悪くて対応を殆どリムに任せていたのよ。そもそも、ゼフルーはアイツを憎んでいたけど、リムにはその感情は無かった。もちろん、ゼフルーの仇だとは知っていた。けれど、純粋な愛情を向けてくる、ゼリオロスに心が揺らいでいたのでしょうね。本人も気づかない恋心――いや、気づきながらも押し殺していたのかもしれない。今になっては憶測にすぎないけど」


「本人に、リムに直接問いただしてみたら」


「それができたら、そうしているわ。でも、リムはもういないから。アイツがやられて、貴方たちに進軍を伝えたその後、魔物たちの強化と命令に全魔力を注ぎ込み消滅したわ。心だけの存在である私たちが、魔力の源である心の力を使い切ると消えてしまう。以前、別人格の一人が同じことをやって消滅したのを承知の上で、リムはそれを行った」


 リムという別人格がどのような想いで、力を使い果たしたのか。その恋心はどれほどのものだったのか。俺が知る由もない。誰よりも側にいた、マースリンですら知り得なかったことなのだから。


「長話になっちゃったわね。私の話はこれでおしまい。それで、勇者として、この話を聞いてどうするのですか。危険な存在と判断してここで滅ぼしますか」


 マースリンが腰の高さまである屋上の淵に乗って、こちらを見下ろしている。星空を背に悲しげに微笑む彼女はとても幻想的で、儚げに見えた。


「別にどうもしないよ。真相が知りたかっただけだから。屋敷の死体も別人なんだよね」


「え、ええ。以前、事故死した使用人を保存していたものよ。魔族も人間も見た目は変わらないので利用させてもらったの。あれは魔族にその身を売り、屋敷で働いていた元使用人。美形以外を認めず、屋敷にいる人間は全て美人だったのが好都合だったしね」


 マースリンは驚きのあまり目を見開いていたが、はっとした表情になり慌てて説明した姿に、和んでしまう。


「なら、何も問題はないよ。今日は夜分遅くに悪かったね。また明日」


 返事も聞かず背を向け、階下へと繋がる階段へ向かい歩み去る俺の背後から、


「ありがとう、勇者様!」


 王道の物語を締めくくるに相応しい感謝の言葉が届けられた。





 今日も変わらず清掃を続ける毎日。

 真っ黒な床が輝きを取り戻す喜びは、この仕事をしている者の特権だな。そして、生まれ変わった床を見て依頼人に喜んでもらえたら、それだけで疲れも吹き飛ぶ。つくづく清掃が好きなのだと実感する。


「ワックス終わりましたー」


「了解。じゃあ、あとは掃除道具片付けてワックスが乾いたら清掃終了だよ」


「はーい」


 さて、今日も頑張ってくれたポリッシャーやバキュームを綺麗に洗って、倉庫に片付けたら、


「勇者の仕事も頑張るか!」


 天高く空は晴れ渡り、心地よい風が清掃現場を吹き抜ける。

 この世界の闇を洗い尽くせるのは、いつになるかわからないけど、やれるだけやってみるさ。だって俺は――洗浄勇者なのだから。

これで最後となります。

どうだったでしょうか?

文章力はまだまだですが、好きなようにかけて本人としては満足しています。

小説一冊分に収まる程度の文章量のはずですので、暇なときにまた見返してもらえると嬉しいです。



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― 新着の感想 ―
だ…騙された(笑) 勝手に全話で終わりだと思い込んでました(笑) こう言う話し好きです。 執筆活動を頑張られてください。
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