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日本軍最後の抵抗  作者: 宵月 星華
第一章  に号作戦
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第二話 我宵月、対潜戦闘ヲ開始セリ。

皆さん、少し遅いですがあけましておめでとうございます!

マニラに行くには、アメリカ軍の主力が集結している沖縄を通り抜けなければいけない。




そこで、輸送部隊は台湾よりの方を通って気づかれないようにやり過ごし、




マニラへ行く航路を通っていった。



5月25日午前10時頃



前方を走っていた駆逐艦宵月は、進路に、あるものを観測した。




「我月、進宵路左方向に潜望鏡を視認セリ。対潜戦闘ヲ開始セリ。」


宵月は急速に接近を開始し、爆雷及び魚雷の装填を開始した。


利根や龍鳳、隼鷹、海鷹、大淀など、艦載機を搭載してきた艦艇は、


対潜爆弾を搭載させて、艦載機を潜水艦のいた地点に打ち上げた。




潜水艦は、潜望鏡にて駆逐艦を発見すると、ねずみ輸送中だと判断し、


まずはアメリカ軍に連絡を行った。


その直後、零戦5機、零式水偵8機、零式水上観測機3機が潜水艦を発見し、


対潜爆弾投下を開始した。


潜水艦は急いで急速潜航を開始した。直後、潜水艦のいた海域に爆雷が投下され、


水中で数秒遅れて爆発をし始める。


潜水艦付近で3発が爆発し、潜水艦に水が流れ込む。


潜水艦は必死に浸水を止めようとしながら、駆逐艦のいた方角に艦首を向け、4発の魚雷を放った。


直後、魚雷発射管付近で爆雷が3発爆発した。


隔壁を突き破り、とてつもない量の水が流れ込む。


潜水艦は圧力に耐えきれず、圧壊した。


直後、漂っている残骸の中を、宵月が通っていった。


「我潜水艦を一隻撃沈セリ。」


そして輸送船団旗艦、大淀は全艦にある命令を出した。


「20ノットニテ海域ヲ南下セヨ。輸送船団ノ所在ガ知ラレタ可能性アリ。直チニ戦闘海域ヲ離レヨ。」


全艦は、スピードを15ノットから20ノットにあげ、急いで残骸が残る海域を離れていった。




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