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それは近くて遠い未来。人類は時空間移動という長年夢に見ていた技術を確立させ、過去や未来を自由自在に行き来する事ができるようになった。
しかし、その技術を悪用する者も現れ歴史を変える危険性が高まっていた。
この事態を重く見た各国政府は、『国際時空管理機構I.S.T.M.M』を創設する。日本にも支局が置かれ、時空捜査官と呼ばれる者達が日夜悪意ある歴史改変を防ぐ為、過去や未来を監視し、必要に応じて介入をする。
本作の主人公・宮本琢磨は時空捜査官の新人として国際時空管理機構日本支局へ配属される事になった。彼は歴史に強い関心を持ち、この仕事に就く事をずっと夢見ていた。