第1話 始まり
「なんだこの腕時計。」
腕を見ると奇抜な形の腕時計がついていた。
不思議に思っていると突然腕時計から人のようなものが出てきた。
「俺はこの世界を統べる王だ。
今から、知的生命体のいる各星で10人になるまで戦ってもらう。その為に、お前らに特殊能力を与える。とりあえず頑張れ。」
「すごい適当だな。」
「そうだな…嫌、突っ込みどころが多すぎる。百歩譲って、この世界を統べる王ってところまでは納得できる。したくはないがするしかない。」
「仕方ねぇだろこの腕時計や、町の状況から察するに全部本当っぽいしな。」
「速井…この状況でよく冷静で入れるな。」
とりあえず俺たちは、腕時計をチェックしてみることにした。
すると、俺たちのステータスが見れた。
奇怪 平
能力 無限…能力値やいろいろなものを無限にできるが、能力値を無限にした場合自分のキャパ
を超えた能力値になると極端に弱くなる。そして、一回使ったら10分間は能力が使
えなくなる
身体能力上昇 中…名前の通り能力値が上がる。
速井 功
能力 神速…どの世界のだれよりも早くなる。
身体能力上昇 超…能力値がゲームでいうカンストを超えた状態になる。
・・・
「なんか能力がやばそうだな俺たち。」
「そうだな、この能力があれば勝てるんじゃね。俺ら。」
そんな感じに浮かれていれるのも今のうちだけだとこの時の俺たちは知る余地もなかった。