第0話 異変
誰しも心のすみで、非日常が起こって欲しいと願っている。
少なくとも俺はそうだった。
しかし、本当に非日常が起こってしまうということはある意味自分の大切なものが消えるということでもあると今では思う。
いつからこんなことになったのかいまの俺じゃあもう分からない
・・・
「今日も変わらず学校かぁ」
中学生3年生の俺「奇怪 平」は、いつも何か変化が欲しいと思っていた。何故ならいまの暮らしがこのままずっと続いていきそのまま死ぬというのが嫌だからだ。頭の中ではそんなことをずっと考えてきた。
家から出て15分くらいで学校につき、友達と喋る。そして、授業を受け、給食を食べ、そしてまた授業を受け帰る。こんな生活になんの意味があるのか僕には分からなかった。
「よ、平。今日もしけた顔してんな」
俺の友人、「速井 功」だ。これまでの人生で一番仲のよい友達だが俺とは正反対で、何でもできる器用なやつだった。
「なんだよ、功。俺は、いま考え事してんだよ邪魔すんじゃねぇよ。」
「どうせまた中二っぽいことでも考えてただけだろ。」
「ちげーよ。今日の授業なにするか気になっただけだよ。こんな歳にもなってそんなこと考えると思ってんのかよ。」
「こんな歳って、俺たちまだ14歳だぜ。何いってんだよ。」
そんなことを言いながら俺たちは毎日登校していた。来年には受験かと考えるととても嫌になる。俺はそんなことを考えながら、功と話していた。
「そういや、知ってるかあの都市伝説。」
「都市伝説?なんだそれ」
「その都市伝説はな、現実味はないけど証拠がたくさんあって割りと最近話題になっててその内容は、
来る2029年後、7つの世界がつながり新しい世界の幕開けになるだろう。そして、そこが新しい人類史の誕生の日だ。
て言う内容で証拠としては急にこの世にないものが急に出てきたりしてる動画がたくさんあがってて、そのせいでこの予言が話題になってるていうわけだ。」
「へー」
「お前みたいなやつがこんな話題に食いつかないなんて驚きだわ。」
「いやぁ、あんまりこういう系の話信じられなくて…」
「まじか」
嘘である。正直こういう系の話は大好物だ。しかし、あんまり都市伝説が好きとは言えない。
功は、そういう話題を聞くとなんか、飛んでくる。比喩表現出なく飛んで来たときもあった流石にヒヤッとしたなんせ壁貫通してくるもんだから。
「システム起動」
急に機械質の声が聞こえた。急になんだと思った瞬間に俺たちの手元によく分からない時計がついていた。