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ユドルの父はかつて発足したばかりの王都のギルドマスターの補佐として、将来有望な新人を集め、徐々に王都の中での地位を確立していった。

その昔、まだギルドがなかった頃は冒険者という職業は自己申告制、商人といった他の職業と違い冒険者というだけでは身分の証明ができず、何かしら別の職業の資格を得てから冒険者になるのが一般的であった。


その常識を覆したのがユドルの父と言っても過言ではない。

彼は他の職業の規則に習い、冒険者は冒険者としての身分を保証するカードを作り、広めていった。

これにより冒険者の身分は保証され、正式な職業として認められた。


彼は現在は王都のギルドマスターとして働いている。



「ここらの植物の名前と特徴は覚えたか?」

「う、うーん……頭が回る。」

「まあ俺たちはここで産まれたわけだからそりゃすんなり覚えられるが、異世界から来たってんなら一朝一夕じゃあ覚えらんねえか、まあでも生きるのに必要だ。諦めて頭にぶち込んでくれ。」

「がんばる。」


今俺たちは、森に、薬草と毒草の名前と特徴を覚えに来ている。


この時適正検査を通すのも忘れない。

正しい知識と共に植物や動物なんかを適正検査すると流し見するだけで分かるようになる。しかし、ちゃんと正しい知識を定着させないと何故か分からないので、結局叩き込むしかない。

まあ一度暗記したら忘れないみたいな話だと思えば非常にいいスキルなのだが。

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